謎の「神々の門」 2019年5月19日(日) 527日目(プーノ→フリ)

  • 2019.05.19 Sunday
  • 23:56

日付:2019年5月19日(日) 天気:晴れ

移動距離:68km 総移動距離:23,847km

本日の移動:プーノ→フリ

 

プーノにて十分に休息をとったので
今日は走り出す。
他の人が使っているのを見たことがない
宿のキッチンでパンとコーヒーで朝食。
8時には走り出した。

 

プーノの町を抜けだした辺りで
湖と反対側には岩山が近くに見えている。

浸食されているようで丸みを帯びている。

その崖に沿って家が続いていた。

 

朝の静かな湖には小さなボートを浮かべる人がいる。
魚を獲っているのだろうか。

 

 

葦を編んでいるおじちゃんも見かけた。

 

しばらく進むと、見えていた岩山の規模がいよいよ大きくなってきた。


アメリカのユタ州で見ていた風景を思い出す。
アンデスでもこんなのが見られるとは思わなかった。

 

プーノからは途切れることなく家が続いている。
続くと言っても隣り合わせで続いているわけではなく、
遠くに家が確認できているというレベル。

 

Ilave(イラベ)という町は比較的大きく、
レストランも何軒か並んでいた。
今日も安上がりな昼食。
3.50ペソ(約120円)でスープとメイン。

 

 

町を抜けると湖を挟んで遠くの方には
雪を被った山々が見えてきた。
アンデスの中をしばらく走ってきているけど、
まだまだこの山並みは続いているどころか
さらに高さを増しているということみたいだ。

 

そんなアンデスの中の平坦な道を進んでいく。

 

湖側には家々が散らばっている。
これだけ一定の間隔を空けて家があるのも珍しい。

 

湖と反対側はより一層奇岩が目につくようになってきた。

 

その奇岩地帯の途中に遺跡があった。
そういえばプーノのルアーデスクみたいなところで
そんなのがあると話していたような・・・。
せっかくなのでそちらへと向かった。

Amaru Muroという場所で
日本語では「神々の門」とも呼ばれている。
ガイドも案内板も全くなかったので
どういったものなのかはよくわからない。
インカの遺跡であるらしいのだが。

確かに門のようになってはいる。

  

大きさを示すために自分も入ってみた。

 

多くの奇岩といい、巨大なゲートといい、
ここが「パワースポット」というものだろうということは
なんとなく感じることができた。
周辺を散策できたので
岩によじ登って奥へと進んでいく。

 

 

 

 

 

けっこう見応えのある場所なのに人は誰もいなかった。

 

そこから走ること約1時間でJuli(フリ)という町が見えてきた。
チチカカ湖の近くにあるものの
町の中心は坂道を上っていった先のようだ。

 

坂道を上り、町のセントロ近くの宿を何軒か尋ねて
安い宿にチェックインした。 
町からはチチカカ湖を見下ろせた。

 

夕食は近くの安いレストランで済ませた。
ここもスープがついて100円ちょっと。

 

明日がペルーのラストランになりそうだ。

ボリビアのご飯も安くてうまければいいんだけど。
 

 

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プーノの休日 2019年5月18日(土) 526日目(プーノ)

  • 2019.05.18 Saturday
  • 23:52

日付:2019年5月18日(土) 天気:晴れ

移動距離:なし 総移動距離:23,779km

本日の移動:プーノ

  
ここプーノでは安くご飯も食べられるし、
泊まっている宿は
安くてきれいでキッチンも使えて
ドミトリーなのに部屋にはぼく一人で
シャワーもしっかりお湯が出て
wifiもあるのに客が少なくて静かという
この上ない場所。
ペルーのお金もここでもう1泊すると
ちょうどいい感じになくなっていきそうなので
もう1泊することにした。

 

寒気がすると思っていたが
どうやら寒気というより、
ぼくが使っている部屋が本当に寒いみたい。
最高の宿だけど日当たりはいまいち。
日が当たらないと標高4,000m近いので
けっこう冷え込んでしまう。

どのくらい着込んでおくのがちょうどいいのか
やっとわかってきた。

 

午前中は宿でゆっくりして午後から外出。
すると宿の目の前から露店がずらりと並んでいた。

土曜日だからだろう。

 

店を覗きながら歩いていく。
割と主要な道路のはずだが道一杯に露店が続いていた。


さながらお祭りである。
なかなかの人出でにぎわっている。

 

露店が続いているので
昨日は足を運ばなかった方へ進んでいく。
大きなメルカドもあった。
湖沿いの町なので魚も豊富。
この一列は全部魚を売っていた。

チチカカ湖では養殖も行われているらしいが
こいつらは養殖のマスなのだろうか。
かなりでかい。

 

魚コーナーの隣には肉コーナー。
頭や足もそのままゴロンと並べられていた。


どっかで食べたスープの中に
やたらと食べにくい肉が入っており、
かたちを確かめると頭の一部だったことがあったが、
これがそのまま煮込まれていたということか。
 
昼食は久々にチチャロン。


下にはトウモロコシが埋まっている。
ペルーのトウモロコシは一粒一粒が大きい。
甘さはそんなにないけど、
なんだか食感がくせになる。
ちなみに黒くて丸いやつはジャガイモ。

 

しばらくふらついて宿へ。
wifiも安定しているので

写真のバックアップなどに精を出す。

 

陽が落ちてから再び外へ。
相変わらず人が多い。

道に並べている品物は
いつ、どうやって片付けるんだろうか。

 
食事を出す屋台が出現していたので
そこで夕食にする。


カルドデガイーナ。

見た目はほとんどラーメン。

ペルーでは好んで食べてきたが
ボリビアに行くと無くなってしまうのだろうか・・・。

 

その後、再び露店を眺めながらふらつく。
ロープの専門店や袋の専門店なんかもあって面白い。

 

 

暗くなっても商いをするおばあちゃんたちの姿に
なんだか郷愁を覚える夜になった。

 

 

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ボリビアに向けて心の準備 2019年5月17日(金) 525日目(プーノ)

  • 2019.05.17 Friday
  • 23:48

日付:2019年5月17日(金) 天気:晴れ

移動距離:なし 総移動距離:23,779km

本日の移動:プーノ

 

昨日の夜はうまく寝付けなかった。
変な寒気がして鼻水も出てきていた。
国境を越える前後で体調を崩しやすいのは
自分でも重々承知している。
これは明らかに気持ちの問題なのである。

 
自転車で海外を旅しているが
心配性は相変わらず。
ペルーからボリビアの変化なんて
大した変化じゃないと思っているものの
やはり体は正直みたいだ。

 

もともと今日は移動しないと決めていたが、
なんだかんだで6時前には目が覚めてしまい
コーヒーを淹れて日記を書くことにする。
また、この先のボリビアに入ってからのルートが
うまく見えてこないので下調べもする。
もちろん、あまり知りすぎてしまうと
旅そのものがつまらなくなってしまうので
その辺の兼ね合いはなかなか難しい。

 

お昼に近づいてきたところで町歩き。
3ペソ(約100円)で昼食を済ませる。

ここプーノはある程度の観光地ではあるが
クスコとは比べものにならない。
ちょっと歩けばローカルな食堂は簡単に見つけられる。

 

 

その後はメルカドをふらついて果物を購入。

 

立派な教会をチラッと見る。

 

宿に戻って再びのんびりして
暗くなってから夕食を求めて歩き出した。

宿の近くでおばちゃんたちが露店を出していた。
もちろん格安だ。


ペルーの料理は安くてうまくて種類も豊富。
プーノを最後に大きめの町はないので
贅沢にも2軒をはしご。
それでも300円にもならない。

 

もうすぐでボリビア入り。
ペルーの料理をしっかり堪能しておこう。

 

 

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チチカカ湖畔の町「プーノ」へ 2019年5月16日(木) 524日目(プカラ→プーノ)

  • 2019.05.16 Thursday
  • 23:06

日付:2019年5月16日(木) 天気:晴れ

移動距離:112km 総移動距離:23,779km

本日の移動:プカラ→プーノ

 

今日も5時には目を覚まして準備し
8時前に走り出した。
ここのところ早寝早起きがさらに極端になってきている。
実はそれには理由があって、
朝は6時頃から明るいのの対して、
夕方は5時半には薄暗くなってきているのだ。
暗くなってから走るのは嫌なので
必然的に朝型の行動になっていく。
まぁ、昔から朝は得意な方なので全く苦にならない。

 

大きな岩山を横目に町を抜けていく。

ここにも小さな遺跡があるようだ。

 

道ばたには昨日に引き続き牛のオブジェ。

屋根にものっかっている。


プカラの町で売っているのをよく見かけたから
ひょっとしたらこの辺りはこいつ(焼き物?)の
生産が盛んなのかもしれない。

 

今日もほぼ平坦な道を進んでいく。
ここが標高4,000mだってことを忘れてしまいそうな道。
でも、あまりに気持ちよくて歌でも口ずさもうものなら
すぐに息が上がってしまう。

ここではしっかりと呼吸をすることが大切だ。

 

 

 

川も上流とは思えないほど穏やかに悠々と流れている。

 

道ばたにあった池には空の青さがしっかりと映し出されていた。

 

 

前方から音がすると思ったら列車が近づいてきた。
クスコからほぼ線路に沿って走ってきたけど、
しっかりと見られたのはこれが初めて。
どれくらいの頻度で走っているのだろうか。
貨物列車かと思ったが一般の列車だった。

しかも、最後尾には大きな窓があって
観光列車のよう。
クスコ⇔プーノを結んでいるのだろか。
確かにここは絶景が続くので
列車が好きな人には堪らないだろう。

 
もちろん自転車の方が堪能できるわけだが。

 

大きな川を渡っていく。人々が洗濯中。

その先にはフリアカという大きな町があった。
クスコを出てからでは最大。
とにかく車が多い。
町の中心は完全に渋滞になっていた。


それを避けようと遠回りするも、
ドライバーたちも考えることは一緒で
どこに行っても車が列をなしている。

散々クラクションを鳴らされながらすり抜けていき
なんとか町の反対側へとやってくることができた。

 
ホッとしたところで昼食休憩。

もうお決まりだが必ずスープが出てくる。

ここは具沢山なのがありがたい。

メインの方もお肉とジャガイモがたっぷりでうまかった。

 

フリアカから今日の目的地のプーノまで約40km。
真っすぐに続く道を進んでいく。
地図を見ると左手には
チチカカ湖が広がっているはず。

 

チチカカ湖は世界で20ヵ所ほどしかない古代湖のひとつ。
標高が3810mに位置して、
汽船が航行する世界最高所の湖といわれている。
その大きさは琵琶湖の約12倍。
60%がペルー領、40%がボリビア領だ。
インカ時代以前から先住民が暮らしていた地であり、
現在もチチカカ湖やその周辺にはケチュア族や
アイマラ族といった先住民族が住んでいる。
そして、「トトラ」と呼ばれる葦で作った浮島に暮らす人々が
未だにそこで生活しているということで有名。

まだ少し距離があるので水面は確認できない。

 

残り約10kmというところで上り坂に入った。
プーノという町はチチカカ湖畔にある。
ここまで平らな土地が続いたから
そのままやや下りながら町に入っていけると思ったのだが
それは大きな間違いだった。

ただ、坂を上ったことで湖を見下ろすことができた。

 

地図ではすぐそこまで水色になっているが
このあたりはあまり水はないようだ。
季節によってはここまで水がくるのかもしれない。

 

もう少し先へと進んでいく。
上り坂に加えて道も狭く車が多いので走りにくい。
見晴らしが良さそうな場所で湖側へ行き
どんなもんか眺めてみる。
よく見たら湖上に住居らしきものがある。

あれもトトラで作った浮島だろうか。

 

 

思ったよりも長く続く上りを越えて
プーノの町を見下ろせるところまでやってきた。

 

坂道を下っていき、中心地近くの安宿にチェックイン。
その後、湖周辺を散策。

島に行けるツアーがあるようで
いくつもツアーデスクが並んでいた。

試しに話を聞いてみたが
クスコでけっこうお金を使っているので今回はパス。

 

たくさんのボートが並んでいる。

これでツアーに行くのだろう。

 

空には月が浮かんでいた。

もうすぐで満月だ。

 

 
プーノには2泊して、
ちょっとの休憩とボリビア入りの準備をしよう。
 

 

 

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絶景!アンデスの高原ロード 2019年5月15日(水) 523日目(アグアスカリエンテス→プカラ)

  • 2019.05.15 Wednesday
  • 23:09

日付:2019年5月15日(水) 天気:晴れ

移動距離:117km 総移動距離:23,667km

本日の移動:アグアスカリエンテス→プカラ

 

5時過ぎに目を覚ました。
まだ外は真っ暗。そしてかなり寒い。
それでも迷うことなく温泉へ向かった。
なんたって歩いて30秒でお湯に浸かれるわけだから。
朝になってやや水温が下がっていたが
それでもしばらく入っていたら体全体が温まった。
空にはこれでもかってほど星が輝いた。
貸切露天風呂で南半球の星空観察である。 
少しずつ東の方から明るくなってきたところで
部屋に戻りごはんを食べ、8時に出発をした。

 

線路を越えて道路へと戻っていく。

もちろん踏み切りなんてものはない。

使われていないと思っていたが
昨日の夜に列車が通り過ぎたので驚いた。

 

朝早いうえに近くに大きめの町がないから
車がほとんど通らない。
お風呂上がりでなんとも清々しい1日の始まりだ。

寒いのは苦手だが朝の空気は嫌いじゃない。

 

アルパカが行進しているのを横目に
しばらく坂道を上っていく。

道ばたではこいつらがぼくのことを
不思議そうに眺めてきていた。

 

車も少ないので自分を入れて撮影。

 

緑に覆われた稜線が柔らかくて
深呼吸してたくさんの空気を吸い込みたくなる。
それは単に空気が薄いからなのかもしれないが。

 

 

奥の方には雪を被った山も見られた。

 

この道の最高地点のようで珍しく標識があった。

 

道ばたには土産物を並べている。

こんなところで買う人はいるのだろうか・・・。

ひょっとしたら観光バスがここで休憩でもするのかもしれない。

 

ここからは緩やかに下っていく。

風もどちらかと言えば追い風でとっても走りやすい。
景色を楽しみながら進んでいく。

標高4,000mを越える場所に
こんな高原が広がっているなんて思いもしなかった。

 
富士山よりも高いところに
どこまでも真っすぐな道が続いている。

 

 

 

 

ちょうどいいタイミングで町がなかったので
昼食は草原に腰を下ろして
パンにはちみつをつけて食べた。
気温も太陽があたっていれば
暑すぎず寒すぎずちょうどいい。
まさにピクニック気分。

 

14時を過ぎてちょっと嫌な雲が広がってきた。


ポツポツと雨が落ちてきて、
風が向かい風へと変わってしまった。

 
幸い本降りにはならずに
雲はぼくから逃げていくようにして遠ざかってくれた。

 

 

 

あまりに走りやすかったので
予定していた町を通り過ぎて100km以上走り
プカラという小さな町にたどり着いた。

 
町の近くに大きな岩山がある。

小さな町にしては大きすぎる安宿に入り、
その後町を探索。

 
裏手に行くとほとんど人の気配はない。

 

この教会も小さな町にしてはとても立派。

 

陽が傾いてきた。
ちょっと離れたところにもうひとつ町が見える。

あちらの方が大きな町みたいだが
ぼくが走っている道から外れるので
わざわざ行くことはしなかった。

 

近くの食堂で夕食をとり宿へ。
日記を書いて読書してそのまま眠りに落ちていった。
そういえば昨日はやや足が疲れていたけど
今日はかなり快調だった。
これも全ては温泉のおかげだろう。

 

 

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標高4,000mの露天風呂 2019年5月14日(火) 522日目(チェカクペ→アグアスカリエンテス)

  • 2019.05.14 Tuesday
  • 23:22

日付:2019年5月14日(火) 天気:晴れ

移動距離:70km 総移動距離:23,550km

本日の移動:チェカクペ→アグアスカリエンテス

 

午前4時。雨の音で目が覚めた。
雨は嫌だな・・・と思いながらも
再び眠りに落ち、気がついたら5時半になっていた。
幸い雨は上がってくれていた。
ラーメンで簡単に朝食を済ませて
(もちろん食後にコーヒーは淹れる)
8時前には走り出した。

その頃にはきれいな青空が広がっていた。

 

昨日から川沿いの道を走っている。
車は通れないような小さな橋が架かっていて
子どもたちが学校に向かうために
橋を渡ってきていた。
ここからバスに乗って大きめの町まで行くみたいだ。

昨日の午後からじわじわと標高を上げているので
植生も少しずつ変化してきた。
大きな木は減り背丈の低い草が増えてきている。

 

 

辺りには牧場や畑が目立つ。

 

牛を連れて歩くおばちゃん。

羊やアルパカなんかもそうだけど、
こうして家畜を連れているのは女性の方が多い。

とってものどかな印象を受ける。

 
今日はストライキの影響は全くなさそうだ。

それにしても空の青さが際立っている。
標高も高く、空気も澄んでいるからだろう。
山の緑、雲の白と合わさって
素晴らしい風景を作り出している。

 

 

 

道沿いに線路が続いているけど
昨日から列車が走っているのは見ていない。

 

 

犬を連れたおばあちゃんが牧場を歩いている。

 

呼吸が少し苦しいと思って標高を確認すると
いつの間にか4,000mを越えていた。

昨日、久しぶりの走行で100km走ったこともあり
今日は足がやや重たい。
空気の薄さもあって休憩をはさみながら
ゆっくり進んでいった。

 

 

 

70km走って15時前にアグアスカリエンテスにたどり着いた。
マチュピチュ村と同じ名前で「温かい水」という意味。
つまりここでは温泉が湧き出ているということ。
宿泊可能な温泉施設があると聞いていたので
ぼくは迷わずそこに投宿した。


 
山間にあり想像よりもはるかに広い。
さっそく部屋で水着に着替えて温泉へ。
海外からの観光客向けというより
地元の人々の憩いの場のようだ。
イメージとしては日本のスーパー銭湯に近いか。
あっちこっちから温泉が湧き出していて
水路を作ってそれを各所へ流している。

 

 

 

 

 

色んな大きさと水温の温泉があり、
こっちの人々にとってはプール感覚。
多くの人は日本人からしたらぬるめのお湯を好んでいた。 
子どもたちもそっちでわちゃわちゃ楽しんでいる。

ぼくは人の少ない(というか誰もいない)
42℃という表示のある方へ入ることにした。

 

ちょっと熱すぎるかと思ったが、
実際には40℃前後だろう。
それくらいがちょうど良かった。

 
いや〜極楽である。
標高4,000m以上の地で青い空と山々を眺めながら
ゆっくりと温泉に浸かる。
この上ない贅沢だ。
ぬるい方はやや騒がしいのに対して
こっちには人が来ても「熱い!」と言って
すぐにいなくなってしまう人がほとんど。
中にはしばらく入っている人もいたけど
誰もが静かに日本の温泉の雰囲気と同じように
まったりとしていた。
そのへんの感覚は全世界共通なのかもしれない。

 

風呂上がりにビールを飲み、
施設内のレストランで夕食。

標高4,000mで風呂上がりのビールは
さすがに酔いがまわった。
寝る前にもう一回入ろうかと思ったが
外の気温は一気に下がっており
酔っている体ではやや危ないかもしれない。

温泉には24時間入れるとのことなので
朝起きたら入れるな〜と思いながら
おとなしく眠りについた。

 

 

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村人たちのストライキ 2019年5月13日(月) 521日目(クスコ→チェカクペ)

  • 2019.05.13 Monday
  • 23:07

日付:2019年5月13日(月) 天気:晴れのち雨

移動距離:101km 総移動距離:23,480km

本日の移動:クスコ→チェカクペ

 

今日は走り出すことを決意している。
空を見上げると昨日同様に雲が目立つが
そんなことでぼくの決意は揺るがない。
固い決意をしているぼくに
今度は同じ部屋のカブレラがひとこと。

 

「今日は近くの村人たちが
ストライキをやっているらしい。」

 

ストライキ・・・?はて、どういうことだろうか。
ぼくが持っている「ストライキ」のイメージは、
鉄道会社の社員が賃金アップなどの待遇改善を会社に要求し、
認められまで業務をしないというようなもの。
村人たちのストライキとは一体・・・?

 
話によるとクスコに車が出入り出来ないように
道路を封鎖しているとのこと。
「自転車なら大丈夫。」と宿のおじちゃんも
ペルーでガイドをやっているマルクも
言っているので、やや揺れ動いた決意だったが
走り出すことにした。

 

「かばんに何を入れているんだ!?」と
ぼくの荷物の多さに驚いている自転車仲間に見送られて
9時前には出発した。
クスコは山に囲まれているイメージだったが
ぼくが進む方向はそうでもないようで
最初は緩やかに下っていく。
大きな町なので抜け出すのが大変だと思っていたが
意外にもすんなりと進んでいくことができた。

ストライキの影響も見られない。

どうやら気にする必要はなかったみたいだ。

 

クスコを抜けるあたりにこの先の町の表示があった。
小さいけれど町はいくつかあるので
昼食や寝床に困ることはないだろう。

 

小さな町には大きなお姉さんの像があった。

 

途中にあるオロペサ村はパンの町。
クスコで見かけた直径30cmほどもある円いパンは
ここの村のものらしい。

道沿いにはパン屋さんが軒を連ねている。

 

約100mほどの道に左右あわせて30軒は並んでいた。

良質な水があり小麦も収穫できることから
この町でパンが作られるようになったんだとか。

 

30kmほど緩やかに下り続け、
その先はアップダウンが出てくるようになった。
途中にはたびたび遺跡も見られる。

 

川沿いの町を抜けて行く。

 


民家がそこそこ建ち並んでいるものの
なぜだか閑散としている印象を受けた。

 

しばらくすると道に石がゴロゴロと転がっていた。
崖から転がってきたのか?
それにしては多すぎる。

トラックから落下したのだろうか。


さらに進むと今度はなぎ倒された木。
石というよりも岩と表現した方が適切なものまで。

これもトラックから落ちたのか?

 
ひょっとして・・・これこそストライキの影響か?
ほどなくして原因がはっきりした。
前方に車の列ができていて、
その隙間をぬっていくと、
車が通れないよう人々が道路の真ん中に集まっていた。

大きな岩や木がそこら中に転がっている。

普段、何かあるたびに(何もなくても)クラクションを
鳴らしまくっているペルーのドライバーも
このストライキにはどうしようもできないと
悟っているようだ。

むしろバスやバンに乗っている観光客の方が
いらだっているように見える。

 

ぼくのように時間をあまり気にしない旅ならまだしも
何ヵ月も前から計画を立て、
キッチリとしたスケジュールがある場合は、
この状況はたまったもんじゃないだろう。
ただ、ストライキをする方にももちろん理由はあるわけで。
単純に何が悪いとは言いきれない。

 

宿で「自転車なら大丈夫」と言われていたので
自転車を持ち上げ岩を乗り越え、
村人たちの横をさらりと通過していく。
ぼくに気がついた人々は
「あらま。あの旅人通っちゃってるよ。」
というような感じで笑っている。
「本来は通すべきじゃないけどまぁいいか」
という表情に見える。

 

そこを抜けてしばらく走っていくと再び車の列。

 

もうありえないくらいに岩が転がっている。
避けて車はなんとか進んでいるが
圧倒的に自転車の方が速い。

 

村に近づくと再び村人たちが道路を封鎖している。
レインボーブリッジは封鎖できないけど
ここの道は簡単に封鎖できてしまっている。
人々の様子を見ながら隅っこから
横たわっている木を越えていく。
もし止められたら素直に従った方がいいだろう。
そう思いながらだったが、
こっちを見てくるだけで何も言わない。
 
村を過ぎるとところどころで岩が転がっているが
前からも後ろからも車が来ないので
交通量が多い時よりもむしろ走りやすい。
ただ、車が来ないということは、
この区間で村人たちが
「無許可で通り抜けたのは誰だ!?」と言って
追いかけてきたら誰も助けてくれないということでもある。
そう思うとちょっと怖いが、
よくよく考えるとあれだけ岩が並んでいるので
ぼくを車で追いかけてくるのは不可能。
バイクなら走れないこともないだろうけど。
まぁ、襲われることはないだろう。
むしろぼくはあれだけ散らばっている岩を
誰がどうやって片付けるのかが気になって仕方ない。

 

村と村の間でぼくと同じ方向へ歩いて移動している集団に追いついた。
車が走れないから歩いて移動しようという人々ではなく、
どう見てもストライキを起こしている側の人々だ。
村で集まっているのは年配が目立ったが、
歩いているのは若者が多い感じがする。
手に木の棒なんかを持っている人もいる。
これはちょっと危険かも・・・。

速度を落として少しだけ様子を窺うが、
そのまま歩きのスピードに合わせていても仕方ない。
「ここまで問題なかったんだから・・・」と思い
何事もないようにさらりと間を走り抜けていった。

 

ぼくの存在に気がついた若者は
なんだか叫んだり、声をかけてきたりする。
やや速度を上げて一気に走り抜けようとしたところで
後ろのかばんを掴まれてしまった。
「ノー!」と言いながら振り返る。
何かを言っているがよくわからん。
そんなに危険な雰囲気はなく
半分冗談みたいだったが
突然だったのでけっこう驚いた。

すぐにぼくは走り出して
先頭を歩いている若者たちを追い抜いていった。
彼らはぼくに話しかけてきて
「どこ出身?」「どこに行くの?」と
普段の町なかでする会話と変わらない話をするだけだった。

 

その頃になると雨がポツポツ落ちてきていた。
途中で通過する小さい村は
入口に多くの人が集まっているので
ほとんど廃墟のように静まり返っていた。

 

16時を過ぎた。クスコから90kmほど走っている。
ほとんど見かけなかった対向車を見るようになった。
そのほとんどが大型バス。
地元の人々は諦めて移動しなかったけど、
バスを使っている観光客はそうではなかったみたいだ。
クスコへ向かうんだろうけど、
彼らはこの先もあの岩がゴロゴロしている区間を
抜けていかなければならないわけで、
クスコに着くのはいつになってしまうのだろうか。

 

約100km走り薄暗くなってきたところで
チェカクペという小さな村に入った。
ここもストライキをやっていたようだが
すでに解散している。
が、そんな日だったからか町自体は閑散としていて
人々が驚くほど少ない。
やっているんだかやっていないんだかわからないような
小さな宿を見つけて、入口から声をかける。
民族衣装を着たおばあちゃんが出てきて
部屋へ案内してくれた。
シャワーもトイレの便座もトイレットペーパーもなく
ベッドのみの部屋だったが10ソル(約350円)だから文句はない。

 

夕食に近くでレストランを探したが
どこもすでに閉まっていた。
たぶんストライキをした今日は特別なんだろう。
仕方なく部屋で手持ちの食料を使ってパスタを作った。

ストライキは2日間と言われたが、
明日もこんな状況が続くのだろうか。
ん〜ちょっと心配だ。
 

 

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雨なら仕方ない 2019年5月12日(日) 520日目(クスコ)

  • 2019.05.12 Sunday
  • 23:08

日付:2019年5月12日(日) 天気:くもり一時雨

移動距離:なし 総移動距離:23,379km

本日の移動:クスコ

 

昨夜のうちにほとんど荷造りを終わらせておいた。
自転車を置かせてもらっている倉庫から
自転車を引っ張り出して、
荷物を括り付ければ出発である。
 
ちなみに、マチュピチュへ出発する時は
他に誰もいなかったこの宿だが、
帰ってきたら次から次へとサイクリストが集まってきて
今や全部で9台の自転車が倉庫には並んでいる。

 

早起きして外に出てみるとどうも雲行きが怪しい。
あまり当てにならないので最近はほどんど見ていないが
天気予報なんかをチェックしてみる。
今日はにわか雨が何度か降りそうだ。
う〜ん・・・。
自転車整備したばかりで雨天走行はしたくないというのが本音。
「出発する。」と言っていた他の仲間も
「やっぱり明日かな。」と口をそろえている。
御多分にもれずぼくも出発を延期することにした。
今日は日曜日だし、明日の方がいいでしょう。

 

アルゼンチンから来ているカブレラという旅人がいたので
彼から今後のルートに関して色々と教えてもらうことができた。

これから南米は冬に向かっていくので
そのことを考えなければいけない。
乾季に入っていくので雨は少ないだろうが
果たして寒がりのぼくが耐えられるのだろうか。
とりあえず、この先の大雑把な予定としては、
ボリビアに入ってラパス、ウユニを通過、
そこから一気に東へ進路を変えてパラグアイを目指す。

 

ボリビアからチリに抜ける「宝石の道」と
呼ばれるルートを通っていく旅人が多いが、
あまりに南へ急ぎ過ぎると真冬のパタゴニアに
突入してしまう。それはかなり過酷を極める。
もちろん、これまでも予定通りに進んでいるわけじゃないので、
(そもそも、予定なんてあってないようなもの)
どうなるかわからない。
今日だって出発するつもりだったのに・・・。
 
こうしてクスコ最後の1日は特に何をするわけでもなく
のんびりと過ぎていった。
クスコにはマチュピチュに行く前を含めて合計11泊。
さすがに長居しすぎたかな。
 

 

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出発準備とペルーの天狗 2019年5月11日(土) 519日目(クスコ)

  • 2019.05.11 Saturday
  • 23:22

日付:2019年5月11日(土) 天気:晴れのち雨

移動距離:なし 総移動距離:23,379km

本日の移動:クスコ

 

今日でクスコ滞在も最後の予定。
5日ほどかけてチチカカ湖畔のPuno(プーノ)という町を目指す。
途中にJuliaca(フリアカ)という大きめの町はあるが、
そこはもうほとんどプーノの近くである。
もちろん途中の小さな町にもレストランや
商店はあるだろうから大量に持ち運ぶ必要はない。

 

数日分の簡単な食料を買いにメルカドへ。
土曜日ってこともあってか、
いつも以上に賑わいをみせていた。

 

バナナ、リンゴ、オレンジなどの果物と
パンをいくつか購入。

 

ふらふらと歩き慣れたアルマス広場へ行ったら
人だかりができていて、イベントをやっていた。

色とりどりの衣装を着てお面をつけた人々が
軽やかに踊っている。

 

鼻が長いのがいるけど、あれは天狗か!?
天狗って日本だけのものじゃないのだろうか。
何かつながりが・・・?

 

出発の準備も整った。
明日には走り出そう。
 

 

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そろそろクスコ脱出か 2019年5月10日(金) 518日目(クスコ)

  • 2019.05.10 Friday
  • 23:51

日付:2019年5月10日(金) 天気:晴れ一時雨

移動距離:なし 総移動距離:23,379km

本日の移動:クスコ

 

クスコ滞在もだいぶ長くなった。
マチュピチュ、サクサイワマン、モライ、
オリャンタイタンボ、マラス塩田など
周辺にある見どころも満喫したので
そろそろクスコを出発しようと思う。

 

日記や写真をため込んでいるので
今日はその辺の作業を進める。

マチュピチュへ行く前に直した(直してもらった)サドルも
見た感じではやっていけそうな気がする。

 

お昼を過ぎたころに大粒の雨が降り出した。

乾季に入ってきているとはいえ、
まだまだ雨が降ることはありそうだ。

 

ここではゆっくり夕食を作れるので今日も鍋。
移動していると食材も手に入りにくいし、
時間や燃料を思う存分に使えない。
ペルーの料理は嫌いじゃない。
むしろけっこう好き。
でも、たまにはこういう日本の味を体に
じんわり浸み込ませたい。

明日、完璧に準備を整えて明後日には走り出せるかな。
そんなに準備することなんてないんだけど・・・。
同じ場所に長く滞在した後は、、
走り出すための「心の準備」が必要なだけ。

 

 

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