マラウイ最後の町へ 2020年3月15日(日) 828日目(Lilongwe→Mchinji)

  • 2020.03.15 Sunday
  • 23:11

日付:2020年3月15日(日)  天気:晴れ

移動距離:109km 総移動距離:34,326km

本日の移動:Lilomgwe→Mchinji

 

2日間のんびりしたことで
調子の悪かったお腹は無事に回復した。
今日は国境近くのMchinjiを目指すことにする。

 

町を抜けると緩やかな上りが続いた。
自転車で炭を運ぶ人。

全く後方を確認できないだろうけど
あれ、怖くないのか?

 

マラウイも終わりに近づいてきているが
相変わらず子どもたちからの「ギブミー」は続いた。
最後までこの調子のようだ。
念のためフォローしておくが
全ての子どもが「ギブミー」と言ってくるわけじゃない。
「ハロー」「ハワユー」と言いながら
手を振ってくる子どもたちもいる。
ただ、こちらが返事をするとその後に
「ギブミー」が続くこともあるけれど・・・。
 
Mzuzu周辺で見ていたこの作物を再び見かけるようになった。

 

近くではこんな風にして大きな葉っぱを乾燥させている。

「これは何だろう・・・?」とずっとわからなかったが
先日、リロングウェの町の近くでJTIというロゴを見て理解した。
これは「たばこ」の葉っぱ。
JTIは調べてみると予想通りで
「Japan Tabacco international」となる。
どっかで見たことあるロゴだな〜と思ったんだよね。

 

マウイではたばこの栽培もけっこう盛ん。
でも、世界的な禁煙運動が加速していて
タバコに代わる輸出作物を長年模索しているところらしい。

 

約50km走ったところで緩やかな上りは終わって

今度は緩やかに下りだした。

天気がよくて穏やか。

やや追い風気味ってこともあって
そこまで苦労せずに100kmを走り切り
マラウイ最後の町であるMchinjiに到着。

町の外れの方にあるGreenhill Lodgeへ。

 
安い割に扇風機もついていたし、
併設レストランの食事のボリュームも文句なし。


「ビールある?」と聞いたら
近くの店まで買いに行ってくれた。

値段まで考慮するとマラウイでは今日の宿がNo1だな。

 
明日はザンビア入り!
 

 

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帰国の可能性 2020年3月14日(土) 827日目(Lilongweの北→中心)

  • 2020.03.14 Saturday
  • 23:00

日付:2020年3月14日(土)  天気:晴れ

移動距離:9km 総移動距離:34,217km

本日の移動:Lilomgweの北の方→中心部

 

Lilongweの町の北の方にいたので
今日は町の中心部へと移動することにした。
10kmほどの移動なので慌てる必要はない。
 
出発の準備だけ終わらせて部屋を空け、
午前中は宿で調べものをした。
気にしているのは新型コロナウィルスのこと。
アジアが中心だったものがヨーロッパ(特にイタリア)へ広がり
アフリカ諸国でも少しずつ感染者が確認されてきている。
一度アフリカで感染が広がり出すと
その拡大は避けられないだろう。
医療が脆弱なアフリカ諸国で感染することは避けたい。
仮に感染しなかったとしても
治安の悪化も考えられる。
 
自転車のフレームが折れた時も、
足にスナノミが寄生してしまった時も
旅を中断して帰国するなんて一切考えなかったが
今回ばかりは「帰国」の文字が頭に浮かんできている。

 

この先の空港がある町を確認。
Lilomgweの先はザンビアの首都のLusaka、
さらにその先にはビクトリアフォールズがあるLivingstoneだ。
ここまで来ているのだから仮に帰国するにしても
ビクトリアフォールズは見ておきたい。
この時期は雨季の終わりで
水量が多く見ごたえ十分のはず。

 

当面の見通しを立てた後、
大きなスーパー近くの宿へ移動。
食料やマラリアの薬なんかを買い足して今後に備えた。

 

マラウイの走行もあと2日かな。

 

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「ギブミーマネー」を考える 2020年3月13日(金) 826日目(Lilongwe)

  • 2020.03.13 Friday
  • 23:06

日付:2020年3月13日(金)  天気:晴れ一時雨

移動距離:なし 総移動距離:34,208km

現在地:Lilongwe

 

マラウイは独立以降、
アフリカでは珍しく対外戦争や内戦を経験していない。
そのため“The Warm Heart of Africa”(アフリカの温かい心)
と呼ばれていたりもする。
確かに治安の悪さはそれほど感じない。
そもそもほとんどが田舎なので
都市部にある独特の怖さがないだけなのかもしれない。
そういう意味では「温かい心」というのはあてはまる。
実際に旅人の中には、「人がいい」「優しい」と
ブログなどに綴っていることが多い。
ただ、自転車で旅をしているぼくは
「ギブミー」の連呼に嫌気がさしている。

 
自転車旅で見えてくるのは
その国のその土地のリアルな姿だと思っている。
バスや列車、飛行機で観光地を繋ぐような旅では見えない部分であり
それが醍醐味でもある。
そんなリアルなマラウイの姿が
海外からやってきた旅人にお金を要求するということ。

ケニア、タンザニアでも全くなかったわけじゃないが
それらと比較すると頭ひとつどころか
体全体を飛び越してだいぶ高いところを見上げなくてはいけない。
それくらい多い。
この差は一体どこからやってくるのか。

 

もう少しマラウイのことを調べてみると
“The Warm Heart of Africa”の他にも
必ず出てくる言葉がある。
それは「世界最貧国」というもの。
最貧国ランキングのようなものを見ると
必ず上位にランクインしている。
その他の上位国は南スーダンやブルンジなど
内戦があったりと情勢が不安定な国ばかり。

 

「最貧国だけど治安がいい」となると
増えてくるのが海外からの援助だ。
以前の日記で日本の支援で作られた橋の写真を載せたが
ここマラウイには他の国々から支援を受けて
作られているものがよく目に付く。

中国、EU、アメリカ・・・などなど。
そんな場所には支援したことを誇示するかのような
国旗やマークが必ず描かれている。
日本の海外支援のひとつに
JICAの青年海外協力隊があるのは有名。
マラウイは協力隊が最も多く派遣されてきている国らしい。

 

ここに「ギブミーマネー」が多い理由があるのかもしれない。
マラウイの人々は与えられることが当たり前になってきている。
何もしなくても「世界最貧国」であれば支援してくれるという気持ちが大人たちの中にある。
(実際に田舎の町には昼間でも何もせずに日陰でだらだらとしている大人たちが多い。)
それが直接言わないまでも子どもたちへ伝わっているから
まだ何もわからない幼稚園児くらいの子でさえも
ぼくを見かけると「ギブミーマネー」と言うのだ。
(大人にもけっこう言われているけど・・・)

 

例えその言葉が単なる冗談だとしても
1日に50回近く聞かされると嫌気がさしてくる。

観光客の増加を狙ってマラウイはビザの代金を
75ドルから50ドルへと2020年から値下げした。
(そもそも75ドルは高すぎ!)
それでも、これから出会う旅人に、もしくは日本に帰ってからも
「マラウイが良かった!」とは伝えられない。
(ちなみに国境ではいまだに75ドルをもらって
25ドルをポケットに入れようとしている職員がいる。
冗談だと思っていたが、キャンプ場で出会ったドイツ人は
実際に75ドルを請求されたらしい。)

 

「支援」って難しい。
与えることだけではいけない。
その先に自分たちの力で良くしていこうという意志がなければ
マラウイはいつまでたっても最貧国に名を連ねるに違いない。
変えていくためには何が必要なんだろう。
やっぱり教育なのかな。
でも、教育も同じで与えるだけ、教えるだけじゃいけない。
与えた先に「自分で考える」「自分で行動する」がなければ意味はない。
 
「ギブミーマネー」が色んなことを考えさせてくれた。

 

 
今日はゆっくりと体を休めた。
外出は雨が降りそうな中、
宿からちょっと離れた銀行までの散歩だけ。

ATM横にはコロナウィルス拡大防止のための
手洗いを促すポスターが貼ってあった。
ここまでは自分の近くでコロナに関して
目にしたり耳にすることはほとんどなかった。
ニュースの中の遠い場所の話だったけど
いよいよ迫ってきているようだ。

今後の動きはニュースをしっかり確認して
慎重に決めていかなければならないだろう。
 

  

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首都リロングウェは坂道の先 2020年3月12日(木) 825日目(Salima→Lilongwe)

  • 2020.03.12 Thursday
  • 23:26

日付:2020年3月12日(木)  天気:曇り時々晴れ

移動距離:95km 総移動距離:34,208km

本日の移動:Salima→Lilongwe

 

今日は首都のリロングウェまで走り切りたい。
マラウイ湖畔から離れて再び山道を進んでいくことになる。
走行距離が約100kmで標高も500mほど上げていく。
なかなかハードな1日。
そんなわけで気合いを入れて6時には走り出した。
が、朝食はついていなかったので
Salimaの町の外れのガソリンスタンドにて
パンとフルーツジュースを購入。
店の前でモシャモシャと頬張り
結局、本格的に走り出したのは7時頃になっていた。
 
さっそく緩やかに上り始めた。
これくらいなら大したことない。
と、普段なら思える程度の勾配だが
今日はどうも調子が悪い。
治りかけてきたお腹の様子がおかしく、
そのためかペダルを回す足にも力が入らない。
1日でリロングウェまで走り切ろうと思っていたが
ひょっとしたら無理かもしれない。
どっかで泊まる場所はあるのだろうか。
この状態で野宿はしたくない。
そして、やたらと喉が渇くのは一体どういうこと!?

 

そんな体でもとにかく進むしかないので
息を切らしながらペダルを回していく。
本格的な上りに入ってからも小さな集落が出てくる。


家の外にいる子どもたちは
「ギブミーマネー、ギブミーマネー」の連呼。
ぼくの姿を確認したら
ダッシュで道路脇までわざわざ飛び出してきて
「ギブミー、ギブミー」と始まる。
今日はこれまで以上にしつこい。

 

最初は無視していたが上り坂が続いて疲れてくると
体調の悪さもあってイライラ、イライラ・・・。

「ギブミー」と言いながら走ってついてくる子どもたち。
そのうちの1人が自転車につけている荷物を触ろうとした。
キュッと止まって「何しとんじゃ、こらぁ!!!!!」と
日本語で怒鳴りつけた。
子どもたちは驚いていっせいに逃げていった。
単純にでかい声は効果があるようだ。

 

それにしてもマラウイでは「ギブミーマネー」と
声をかけられることが非常に多い。
「マネー」に限らず「ウォーター」「バッグ」
「ボトル」「カメラ」などなど。
面白いのは「フォト」やら「シップ」なんかも。
「ギブ マイ マネー」と言われることもたまにある。
君のお金を預かった記憶はない・・・。

 

イライラで気分が紛れたのか
途中から体の不調はあまり気にならなくなっていたが
止まって写真を撮るのはどうも面倒で
今日はほとんど写真はない。

 

彼らは大声で「ギブミーマネー」と連呼していたので
恐喝してきた証拠写真だけ撮っておいた。

 

5時間ほどで今日の最高地点に到着。
標高が上がったのでだいぶ涼しくなっていた。
軽く食事をとって先へと走り出す。
直線的でそこまで急じゃない下りだから
ぐんぐんスピードが出ていく。

 

が、上り返しも多くて思うように距離が進まない。
15時半を過ぎた頃、1週間前にいたMzuzuから南に続いている道に合流。
そこから車は一気に増えてリロングウェへ入っていった。
大型のショップがある町の中心エリアまで行くつもりだったが
疲れていたので町の入り口近くの宿にチェックイン。
ちょっと高めだけどしっかり体を休めたい。

 

夕食も宿併設のレストランへ。
料理の名前はよくわからんが
チキンカレーに近いような。
これがマラウイでは一番うまかった。

 

体力回復のため早々に就寝。
明日はゆっくりしよう。

 

 

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マラウイ湖畔ラストライド 2020年3月11日(水) 824日目(Nkhotakota→Salima)

  • 2020.03.11 Wednesday
  • 23:26

日付:2020年3月11日(水)  天気:晴れ

移動距離:109km 総移動距離:34,113km

本日の移動:Nkhotakota→Salima

 

部屋にファンはついていたものの
空気が流れないからとにかく暑い。
窓を開けたらマラリア感染の危険があるハマダラカが
あっちからもこっちからも入ってきてしまう。

あまり眠れずに朝になってしまった。

 
今日はそこそこ長い距離を走りたいので早めに準備をし、
7時半には走り出すことにした。

 

町を抜けると道がきれいに整備されていた。

路肩もあるしこれは走りやすい。

と思っていたらほとんど走らないうちに
ガタガタアスファルトへと戻ってしまった。

まぁ、マラウイはそんなもんである。

  

マラウイ湖の反対側にも小さな湖が見えた。

泥の色なのか遠目から見ると赤みがかっている。

 

この辺りは炭を売っているみたい。
相変わらず自転車も多い。

 

女性だってこんなに大きな荷物を自転車で運ぶ。

 

こんな橋も渡っていく。

自転車でもガタガタしているけど
ここはもちろん幹線道路なのでトラックも走っている。
いつぶっ壊れてもおかしくないような・・・。

 

気温はぐんぐん上がっていった。
途中にある集落で冷たい飲み物を買って休憩をはさむ。
調子の悪かったお腹は少しずつ回復に向かっている。
昨日の午後にコーラを飲んでから良くなっていったような・・・。
「お腹を壊したときにコーラがいい。」と
どっかの国では言われていたりするようだが
正直、砂糖が大量に入った飲み物なので普段は避けていた。
ひょっとしたら考えを改めなければならないかも。
それでも飲みすぎはあまり良くないはず。

 

お昼は簡単にパンで済ませようと思っていた。
小さな集落ではギトギトの油まみれポテトフライしか見当たらないので。
たまたま休憩しようと立ち寄った集落に
レストランがあったのでそこで食事にする。

白いのはNshima(ンシマ)でトウモロコシから出来ている。
タンザニアのウガリとほとんど同じ。
ンシマの方が弾力があって水分が多い感じ。
お肉はヤギの肉だ。
野菜や肉のスープみたいなやつにつけてンシマを食べる。
こんなにあったら腹はかなり膨れる。

 

パンパンにしたお腹と向かい風に苦しめられつつも
無事に100kmを走り切ってSalimaの町の宿に入った。

もう慣れてはいるが到着のタイミングは停電していることがほとんど。
扇風機はあれど動かないので
荷物だけ部屋に入れて近くの店までビールの買い出し。
部屋の外でビールを飲んで夜になったら
宿併設のレストランで夕食にした。

今日は18時を過ぎても電気は戻らず。
真っ暗なレストランでスマホを懐中電灯にして食事をした。
こっちの人はもういつものことなので
客が暗闇で食べていようが関係ない。
そもそも暗い中での視力は
彼らの方が圧倒的にいいのかもしれないな。

 

 

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Nkhotakotaのバーで考える 2020年3月10日(火) 823日目(Ngala→Nkhotakota)

  • 2020.03.10 Tuesday
  • 23:22

日付:2020年3月10日(火)  天気:曇りのち晴れ

移動距離:77km 総移動距離:34,004km

本日の移動:Ngala→Nkhotakota

 

この時期のこのエリアは
夜から明け方にかけてよく雨が降っている。
幸いにして今回のテント泊は雨に降られずに
平穏な朝となった。

 
マラウイ湖の反対側から昇ってくる太陽を眺めつつ
昨日のパスタの残りのトマトソースと
途中の町で買っておいたパンで朝食にした。


 

 

 

テントを乾かしてそろそろ出発しようかというところだが
どうも腹の様子がおかしい。
実はMzuzuで3泊した時も調子が悪かったのだが
走り出す日にはほぼ回復していた。
それがぶり返してきたのか
はたまた何か他に原因があるのだろうか。

 

調子が悪くてもここに連泊するわけにはいかない。
キャンプの料金がマラウイの安宿より高いし
食事やビールは3倍かそれ以上する。
確かに建物もきれいだしキャンプ場の芝生も
きれいに刈られていて心地いい。
完全に欧米のクオリティ。
オーバーランダーたち(車でアフリカを旅する人々)が利用するだけある。
 
オーバーランダーたちの車がこちら。

トラックを改造したものみたい。
これに10数人が乗車していた。

 

彼らに見送られて8時前に走り出した。
テント泊にしては早い方だけど
暑くなるので7時半頃には走り出したかったのが本音。

 

今日も向かい風に苦しめられつつ走っていく。
気温も上がり暑い。
「アズングー」と「ギブミーマネー」の連呼は相変わらず。
腹は絶不調。2度も道ばたの茂みに駆け込んだ。
どこにでも人がいるマラウイでは
そんな場所を探すのも苦労する。
やれやれ。

景色も前日までとあまり変わらず。
お腹の不調もあって今日は走行中の写真は撮っていなかった。

 

2日間、湖沿いのリゾートみたいな場所だったが
今日はNkhotakotaという町中にある安宿にチェックイン。
宿の向かいにバーがあったので
水シャワーを浴びてから入ってみた。
昨日の3分の1の値段で飲めたので
ぐびぐび進んでしまった。

(お腹を壊していたことをすっかり忘れていた。)

 

同じくビールを飲んでいたおっちゃんが
走っているぼくのことを見たとのこと。
それをきっかけに色々と話をする。
ちょっと酒があると話が弾むので面白い。
 
ここマラウイでは英語をしっかり話す人がそこそこいる。

(タンザニアにもケニアにも多かった。)
確かに公用語は英語になってはいるが
日常的に話されているのはチェワ語である。
彼にどうやって英語を学んだのかと聞いてみる。

 

「仕事で使っているからね。」
「仕事で使えるレベルにどうやって達したのかを知りたい。」
「大学の授業は全て英語だ。英語が出来ないと卒業できない。」
「そ、そういうこと・・・」

 

恥ずかしく感じる。
ぼくだって大学は卒業しているわけで。
先進国と言われている日本の大学を卒業したぼくよりも
世界最貧国と言われているマラウイの大学を卒業したおっちゃんの方が
英語を流暢に話しているのだ。

「英語で会話する能力」ということだけを考えたら
日本よりも世界最貧国のマラウイの教育の方が
進んでいると言わざるを得ない。

 

確かにここマラウイでは何かを学ぶ場合に
ほとんどの情報は英語で入ってくる。
丁寧に現地の言葉に翻訳されているわけじゃない。
日本では基本的には日本語のものが使われているし
大学卒業後も日本語さえわかっていれば
仕事に困ることなんてほとんどない。
 
今後は間違いなく変わってくる。
いや、今でもすでに変わってきているんだろう。
ネットさえあれば世界中どこにいても
メールどころか相手の顔を見ながら話すことさえできるわけで。
日本で仕事をしているから
日本語だけ話せばいいという時代は終わる。
ひょっとしたらもうとっくに終わっていたのに
いまだに多くの日本人がそれに気がついていないのかもしれない。

 

まぁ、ぼく自身も海外にやってきたから
そんなことを痛感しているんだけど。
  

夕食は町のレストランへ。

食べ終わるころには暗くなってしまっていた。

人も自転車も車も往来しているが

そこに外灯はほとんどない。

見上げれば天の川がきれいに輝いていた。

 

   

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満月の下でパスタを茹でる 2020年3月9日(月) 822日目(Chinteche→Ngala)

  • 2020.03.09 Monday
  • 23:31

日付:2020年3月9日(月)  天気:曇りのち晴れ

移動距離:79km 総移動距離:33,927km

本日の移動:Chinteche→Ngala

 
宿を出発してまずは未舗装路を進んでいく。
マラウイでは幹線道路以外の道はほとんど舗装されていない。
でも、そんな場所でも民家はポツポツと存在している。
集落ではない場所を走っていても必ずどこかに人はいて
「なぜこんなところから!?」と思うような場所から
ひょこっと出てきたりするからびっくりする。

 

 

幹線道路に出てからもマラウイ湖の近くに
土壁の家々が並んでいるのが見えていた。

 

庭にいる子どもたちはぼくを見かけると
決まって「アズングー!」と叫ぶ。
タンザニアでは「ムズング」だったが
こちでは発音が少々異なるらしい。
「アズング」って「白人」という意味のはず。
かなり日焼けしているし、
どっからどう見ても「白人」ではないと思うんだが。
明らかにぼくのことを呼んでいるので
手を振って答えてはいる。

 
ぼくから見えないような遠い場所からも
「アズングー」と呼ばれ、
通り過ぎてからも「アズングー」と叫ばれ続けると
こちらも疲れてくるわけだが。

 

中には「ハロー」や「ハワユー」と言ってくれる子どもいる。
純粋無垢な子どもがわざわざ英語で声をかけてきてくれている。
ひょっとしたらこの一言が
「外国の人と話せる!」という自信になって
英語をより学んでいくきっかけになるかもしれない。
彼らの気持ちを踏みにじるようなことはしたくない。
そう思ってぼくも「ハロー」「グッド」と言って笑顔を向ける。
 
が、そのやりとりが1度じゃ終わらないのだ。
彼らはこちらが返答した後も
「ハロー、ハロー」と「ハワユー、ハワユー」と
見えなくなるまでひたすら連呼し続ける。
最初はかわいらしいな〜なんて思っていたけど
さすがにそれが1日中となるとこちらもきつい。
そろそろ勘弁して・・・と思ってしまう。

 

そして極めつけは「ハロー」の後に時々くっついてくる
「ギブミーマネー」だ。
こっちが笑顔で「ハロー」と返答したのに
それに続くのが「ギブミー」である。
最初は無視していたが暑かったり疲れが溜まってきていると
さすがのぼくもイラっとしてくる。
こいつらは本当に金をくれると思っているのだろうか。

 

今日も細かいアップダウンを繰り返した。

 

 

朝から太陽が顔を出していたのでかなり暑い。
途中の集落で何度か休憩をはさみ
15時前にNgalaというエリアにあるロッジ兼キャンプ場に到着。
マラウイ湖畔にあるリゾートで
きれいなロッジと芝生のキャンプサイトがあった。

 
ロッジは高すぎるので今日はキャンプ。

ぼくの到着のすぐ後には
大型のトラック(バス?)が入ってきた。
数週間かけてアフリカをツアーで回る人々で
ガイドやシェフが同行しているよう。
そんな人々も利用する場所だったので
レストランもマラウイでは信じられないような値段。
ビール1本もお店で買う3倍近い値段がした。

 

ビールは我慢できなかったので買うことにしたが
さすがに食事は自炊にした。
こんなこともあろうかとそれなりの食材は持ち歩いている。

 

マラウイ湖の奥から上がってきた満月を見ながら
パスタでお腹を膨らませた。


 

 

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ふたたびマラウイ湖 2020年3月8日(日) 821日目(Mzuzu→Chinteche)

  • 2020.03.08 Sunday
  • 23:16

日付:2020年3月8日(日)  天気:曇りのち晴れ

移動距離:90km 総移動距離:33,848km

本日の移動:Mzuzu→Chinteche

 

天気はいまいちだけどさすがに延泊するほどじゃないので
早くから出発の準備に取り掛かった。
朝食は宿でお願いする。
移動しない昨日までは簡単にすませていたけど
今日はそういうわけにはいかない。
ちょっと高めではあったけど
サンドウィッチにポテトフライが付いたものを
朝からしっかり注文した。
 
Mzuzuは標高が高めなので朝晩は肌寒さを感じるほど。
出発の時も上だけレインウェアを着るくらいがちょうど良かった。
(ちなみに寝る時はフリースを羽織っていた。)

 

幹線道路まではこの未舗装路。

しっかり固まっているので走りにくくはない。

 

今日はマラウイ湖畔まで標高を下げていく。
すぐに下りが始まると思っていたけど
しばらくは急なアップダウンが続いた。
レインウェアを着て走り出したのは失敗。
一気に汗が噴き出てきた。

 

Salimaまで5日ほどの予定。


 
この辺から本格的な下りへ。


速報みたい。もうすぐ来るようで。

 

遠くの方、マラウイ湖がちらちらと見えてきた。

 
意外と上り返しが多い。
それがけっこう急なので足にくる・・・。
そして気持ちよく下っていても
速度抑制のバンプがあってブレーキを余儀なくされる。

 

そんな急勾配の道の脇にはトラックが横転していた。
しかも約3kmの区間に3台も。
スピードの出し過ぎか荷物の積み過ぎかその両方なのか。
どのトラックがいつ横転したものかわからないけど
転がっている車を見て「自分も気をつけねば・・・」と
思わなかったのだろうか。

 
ぼくはもちろんそれらのトラックを反面教師にする。
下りでも時速60kmほどしか出していない。

 

標高を下げただけに気温は上昇した。
しばらくは再び暑さとの闘いになりそうだ。

ちょうど下りが終わったところが
Nkhata Bayに続く分岐となる。
マラウイ湖沿いのリゾート地になっているNkhata Bayだが
特に用はないし単純にちょっと遠回りになるのでスルー。
右へと進路をとり、そこからは細かいアップダウンが続いた。
そして、向かい風となってしまった。

 

この辺りに広がっているのはゴムのプランテーション。

 

腰くらいの高さに受け皿みたいなのがくっついている。

これで採取するのか。

 

ここを走っていると道の両脇から
小学生くらいの子どもがひょこっと出てくる。
手にはボール。一体なんだ!?と思っていると
それをポーンと弾ませる。
そのボールは彼らの背の3倍くらいの高さまで弾む。
ここのゴムで作られたゴムボールということなのだろう。
数百メートルおきに何人も出てくる出てくる。
自転車で旅をするぼくに買うつもりはない。
というか、自転車じゃなくても
買おうと思う人はほとんどいないのでは・・・。

 

ゴムのプランテーションエリアを抜けると
マラウイ湖沿いにあるロッジやキャンプ場の看板が
ちらほら出てくるようになった。
看板に電話番号が書かれていたロッジに電話をして
宿泊の可否と料金、レストランの有無、
冷えたビールの有無を確認する。
何せ幹線道路から湖畔の宿までは
未舗装路を2kmほど進まなければいけない。
「行ったのにやっていない」なんて
あってはならないのだ。
(この時期は雨季なのでやっていない場所も多い)

 

無事に必要なものは全て揃っている宿を見つけて
未舗装路を進んでいってチェックイン。

 

冷えたビールを堪能し、
夕食はマラウイ湖で獲れるチャンボという魚を食した。

 
無事にビールと飯にありつけて
今日も満足、満足。
 

 

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Mzuzuでひとやすみ 2020年3月6日(金)、7日(土) 819、820日目(Mzuzu)

  • 2020.03.06 Friday
  • 23:39

日付:2020年3月6、7日  

移動距離:なし 総移動距離:33,758km

現在地:Mzuzu

 

2日間、Mzuzuで体を休めることにした。
ここには近くにShopliteという大型ショッピングモールがある。
品揃えは日本やヨーロッパの大型スーパーと変わらない。
今後のために食料、蚊取り線香、洗濯用の洗剤などなど
必要なものを買い揃えた。

 

宿泊したのはJoy's Placeという場所。


以前利用したキャンプ場のオーナーが教えてくれた。
ここはアメリカ人と韓国人のご夫婦が経営しているということで
宿併設のレストランで韓国料理が味わえた。
マラウイの物価から考えるとちょっと高めではあるが
たまには違うものを食べたくなるのでありがたい。

 

今後のルートもそれなりに調べたし
疲れていた体も休めることができたので
明日から走り出す。
マラウイ湖畔まで下ってから
再び山道を抜けてマラウイの首都Lilongweを目指す。
 

 

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水没している道を越えていけ! 2020年3月5日(木) 818日目(Rhumpi→Mzuzu)

  • 2020.03.05 Thursday
  • 23:42

日付:2020年3月5日(木)  天気:くもりのち晴れ

移動距離:68km 総移動距離:33,758km

本日の移動:Rhumpi→Mzuzu

 

いつも通り5時ごろに起床してみると
外から雨音が聞こえてくる。
それもなかなかの大雨。
今日も雨の中を走っていかなきゃならないのだろうか・・・。

雨季に自転車で走るもんじゃないな。

  

朝食を終え、昨日の走ってきた道を戻っていく。
幸い出発のタイミングで雨は止んでくれた。

宿の前はこんな未舗装路が500mほど。

 

朝から自転車で町に向かってくる人が多い。

ここでは中国製のバイクの荷台にクッションみたいなのを付けていて
ちょっとだけ快適にお客さんを運んでいる。

 

町の外れでバナナを購入する。

品は並んでいるけど誰もおらず
奥のお宅に声をかけたらおばちゃんが出てきてくれた。
並べといても商品が無くなったりはしないようだ。
 
小さな橋が架かっている場所はすごい勢いの濁流。

 

昨日、水没しそうで心配だな〜と思っていた場所に差しかかった。
車が水しぶきを上げて進んでいく。


やや水たまりはあるけど大丈夫そう。
と思ったら問題はその先だった。

車が何台も停まっている。
道路は完全に水没していて
車もバンパー近くまで水に浸かりながら半ば無理矢理走ってくる。

 

前から自転車を押してきたおっちゃんは
なぜだか裸足でちょうど靴下をはこうとしているところだった。
・・・ん?これはどういうことでしょうか?

「ここ、通れる?」と尋ねると
「通れるけど膝上くらいまで水に浸かっちゃうぞ。
おれの自転車は若者たちに運んでもらった。」とのこと。
確かにややテンション高めの若者たちが
水浸しになっている道路付近にはたくさんいる。

いや〜、しかしこの量の荷物はなかなか大変でしょう。
全部外して運んでもらうしかないのか・・・?
それともこの水がなくなるまで待つしかない・・・?
 
と考えていたところ後ろから大きめのトラックが近づいてきた。
チラッと見ると荷台には何も載っていない。
これに自転車ごと乗せてもらえないかな・・・と
助手席を見上げるとそこにいたおっちゃんが
「いいぞ!」とまるで心の声が聞こえたかのようなリアクション。
荷物をトラックに上げるのまで手伝ってくれた。


 
中型くらいのトラックだからちょうど良かった。
小さなトラックだと途中で動かなくなりそう。
実際に押してもらっている車は多数。

 

 

逆に前から来ている大型のトラック(大量のビールとコーラの瓶を積んでいた)は
通り抜けるのを断念してバックで戻っている。

 

現地の人たちは裸足で歩いていく人、
同じようにトラックに乗っかる人、
ちょっと遠目で様子を見ている人などなど。
手伝っている若者たちは善意なのか
それともこれで小遣い稼ぎができるのか、
その辺のところはよくわからない。
そして、この水没がいつものことなのか
今回は特別なのかもよくわからん。


 
出発早々でいきなり足止めというところだったが
トラックのおっちゃんたちに助けられて
無事に難所を通過することができた。

 

そこからはアップダウンの道が続いた。

天気も晴れてこそいなかったが雨に降られることもない。
ただ、昨日の山道の影響で
足やら腰やら腕やらに疲れが残っていた。
さらに向かい風にも苦しめられて
70km弱だったけどけっこう時間がかかってしまった。

 

目的地のMzuzuに近づくと車と人の数が一気に増えた。

大きなショッピングモールがあることも知っていたが
重たい荷物をどうにかしたいので宿へ。

ここに数泊するので今日は出歩かず。
明日はちょっとのんびりして
小さな町では買えないものを入手するつもり。
 

 

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