2017年11月17日(金) 159日目(ニュージーランド Auckland)

  • 2017.11.17 Friday
  • 23:19

日付:2017年11月17日(金) 天気:晴れ

移動距離:9km 総移動距離:8,147km

本日の移動:Queenstown町なか→Queenstown空港⇒Auckland空港⇒羽田空港へ

 

 

 

日本への帰国日となった。
旅の出発前からオーストラリア、ニュージーランドを終えて一時帰国することは決めていた。
出発したら終わるまで帰らないというこだわりがある旅人も多い。
その気持ちがわからないわけじゃない。
でも、いろいろと考えた時にオセアニアを終えたらいったん帰国して、
その後の旅に向けて準備をした方がいいかな〜と思ったわけ。
今回の一時帰国が最初で最後にしようとは思っている。
 
フライトは午後4時のものを予約していた。
時間は余裕があるものの全ての荷造りを空港でやらなければならない。
宿で荷造りを終わらせ空港までタクシーで行ったほうが気持ち的には楽だ。
箱が手に入るだろうか、荷造りに必要なものはあるだろうかという余計な心配をしなくて済む。
ただ、空港で箱を手に入れてそこで荷造りした方が安上がり。
そのためにわざわざ数日前に空港のカウンターで箱が手に入るのか、大きさはどのくらいなのか確かめておいた。
それでも、万が一箱が品切れだったらどうしようかな…と考えてしまうのがぼくの性格である。
そんなわけで9時には宿を出て、余裕をもって空港へ向かった。
 
自転車用の箱がほしいと伝えるとすぐに出してきてくれた。
ニュージーランド航空の箱でサイズも申し分ない。
やはりマウンテンバイクでも入れられる大きさになっている。
また、自転車屋さんでもらう箱は必ず一度は使われているものだが、
これは完全に新品。そのため段ボールそのものがしっかりしている。
空港の外にある自転車ラックの横で作業することにした。
なんとここには自転車用の工具まで置かれていた。
もちろん自分で全て持っているが、携帯用の小さなものばかりなので使いやすい大きさがあるのはありがたい。
 
自転車につけている荷物を全て外し、機内持ち込みと預け荷物に分ける。
自転車はサドル、ペダル、ハンドル部分を外して箱へと収納。
荷物の重量制限は一つあたり23kgだ。
通常だと一人一つの荷物しか預けられないのだが、
そんなんじゃ足りないので追加料金を払ってさらに2つの荷物を預けられるようにしている。
つまり、自転車の箱ひとつとその他に大きな荷物が2つとなる。
重量オーバーだと何かと面倒なので、テープでぐるぐる巻きにする前に重さを量りに行った。
どれもばっちり23kg以下。

その後、テープで袋と箱をぐるぐると補強し無事に荷物を預けることができた。
全てを終えるのに約3時間。思ったよりスムーズに進めることができた。
 
フライトまでまだ数時間も余裕がある。
キャッシュも少し余っていた。空港内のバーで本を読みながらビールを堪能する。
クイーンズタウンでは日本人観光客をちらほら見かけることがあり、日本語も耳に入ってくる。
到着ゲートの目の前には「クイーンズタウンマラソン〇日間」という案内を持ったツアースタッフも見かけた。
急に日本が近づいた。いや、近づいてしまったという感覚に近い。
せめてあと数時間はここの空気と音を味わいたい。
空港の外にある芝生の広場へ移動し太陽を浴びながら時間がくるまで読書をした。
 
クイーンズタウンから日本への直行便はないのでオークランドで乗り継ぎをする。
ニュージーランド最後の景色を堪能するために窓側の席を予約しておいた。
翼があって少し遮られてしまったが、それでも窓から見える景色は圧巻だった。

クイーンズタウン空港は山に囲まれている。空港としてはなかなか珍しいのではないだろうか。
そのためかわからないが、高度を上げていくときには湖の上をグルーっと旋回していく。
クイーンズタウンの町を見下ろしながら、少しずつ遠くの山々まで景色が広がった。
こりゃ、すさまじい景色だ。
 
 
そこからは、ぼくが走ってきた西海岸に沿って進んでいった。
湖が見え、小さな町が見え、氷河が見える。
あそこは風が強かったな〜、こっちはキャンプ場でこんな話したな〜と一日一日が思い出される。
もちろん旅の間が全て楽しかったわけじゃない。
トラブルがあって先に進めなくなることもあったし、寒い日や暑い日だってあった。
不安になることだってたくさんあった。
むしろ不安な気持ちを抱いていることなんてのは日常茶飯事だった気もする。
日本に帰るとその不安からは解放される。その日の寝床に不安を感じる必要はない。
帰りの飛行機に乗れば少しはホッするだろう。
そして、日本で少しくらいゆっくりしようかな〜と思うだろう。そう考えていた。
 
ところが、ニュージーランドの景色を空から見ているぼくの気持ちはそれとは全く正反対だった。
すぐにでも走り出したい。まだ見たことない景色を見てみたい。
まだ会ったこともない誰かと話してみたい。
まぁ、でも焦る必要はない。また、自分が動き出せばいいんだから。
 
今後の予定はまだ何も決めていない。とりあえず、アメリカへ渡りそこから南に走っていくつもり。
それまでこの日記も一時休止。HPの方は少しいじろうかなと思っています。
 
 
 
オークランドで羽田行きに乗り継ぎ、土曜日の朝に羽田に到着。
その後、空港で自転車を組み立てて自宅のある柏まで走って帰った。
やはり日本は車が多く走りにくい。
でも、久しぶりって感じはなく、2泊3日でその辺を走って帰ってきたような気がしている。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月16日(木) 158日目(ニュージーランド Queenstown)

  • 2017.11.16 Thursday
  • 23:00

日付:2017年11月16日(木) 天気:晴れ

移動距離:なし 総移動距離:8,138km

本日の移動:Queenstown近くの山を歩く

 

 

Queenstownの町は湖と山に囲まれている。
その山のひとつにはロープウェイがあって山の中腹まで行くことができる。
実は、町を歩いている時にもそのロープウェイの存在には気がついていた。
しかし、どうせお金がかかるからと思ってそっちには足を運んでいなかったのだ。 
昨日、宿で同じ部屋になったマレーシアから来ている人と話をしたら、
その山にはウォーキングトレックもあって歩いてでも登っていけると教えてくれた。
というわけで、ニュージーランド最終日はその山(丘?)を歩いてくることにした。
 
ウォーキングトレックの入口はロープウェイの乗車場所のすぐ横。
ロープウェイ乗り場には30人くらいが列を作って順番を待っていた。
それを横目に山の中へ入っていく。
 
 
 
決して多くはないが歩いている人もいる。
また、ここにはウォーキングトレックの他にマウンテンバイク用の道も整備されていて、
歩く人と完全に分けられている。これならバイクの人も安心して下り坂をかっ飛ばせる。
事実、かなり急なワインディングロードを凄まじい勢いで走ってくる姿を何度か見ることが出来た。
凸凹の山道がそのままなのでさすがにぼくの自転車では無理。
 
さらに、木と木をつないだワイヤーをサーっとターザンみたいに滑りぬける
ジップラインを楽しむこともできるようで、その拠点となるツリーハウスをいくつか見かけた。
 
森の中を1時間半ほど歩いてロープウェイの山側の乗車場所にたどり着いた。
近くには展望台が設けられていて、Queenstownの町を見下ろせる。
 
湖と山に囲まれてちょこんと町が作られている。
近くには山の斜面を使ったアクティビティがあった。
リフトで上がってカートのようなそり(そりのようなカート?)で下っていくもの。
そこそこスピードも出ていて面白そう。
でも、自転車で旅していたらそんな体験は日常。
もっとスピードも出ちゃうし、もっと景色も楽しめる。
こういうのを楽しんでいる人を見ると、みんなも自転車乗ればいいのに…と思ってしまう。

案内図を見ると、この先にも道が続いているみたいなのでもうちょい歩くことにした。
一気に人が少なくなった。少ないというか、ほぼいなくなった。
ここからさらに往復で2時間半くらい歩いたが会った人はたった5人。
しばらくは森の中の道で景色を見ることが出来ないが、そこを抜けると一気に視界が開けた。
歩く余裕があるなら絶対にこっちまで足を運ぶべき。
さっき見ていた場所より断然こっちの方がいい。
より高いところから町を見下ろし、さらには町とは反対側の景色まで見ることができた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
持ってきていたお菓子を食べながらしばらく景色を堪能した。
これがニュージーランド最後の景色だな〜と考えながら。

下りもロープウェイを使うことなく歩いて宿まで戻った。
最後の夕食くらいどこかのお店に入ろうかと考えたが、特に食べたいものがあるわけじゃない。
いつもより少しだけ大きめの牛肉を買って宿のキッチンで料理をした。
なんだかんだでそれが一番の贅沢だ。
 
明日でニュージーランドとはお別れ。
向かうのはTokyo。そう、この旅最初で最後の一時帰国です。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月15日(水) 157日目(ニュージーランド Queenstown)

  • 2017.11.15 Wednesday
  • 23:39

日付:2017年11月15日(水) 天気:晴れ

移動距離:なし 総移動距離:8,138km

本日の移動:Queenstownを散歩

  

旅を始める時にいくつかやりたいことを考えていた。
その中のひとつが「Skypeを使って日本の学校の授業に参加する。」というものだった。
現地のようすを伝えたり、そこに住んでいる人と日本の中学生が交流できれば面白いな〜と思っていた。
しかし、もちろんそれを行うためにはいくつか問題はある。
通信環境、時差、授業の構成など、考えなきゃならないことは多かった。
それがニュージーランドを離れる2日前になってついに実現した! 
3月まで勤めていた中学校の英語の授業にSkypeを通じて参加させてもらうことが出来たのだ。
ぼくだけでなくバックパッカーズで働いているアメリカ出身のAmberにも出演してもらった。
 
内容は大雑把に下記の通り。
ぼくが英語で簡単なあいさつをしてAmberを紹介。
その後、生徒たちが英語で彼女に質問し、それに答えてもらった。
英語って学校でならっちゃいるんだけど、それが本当に外国の人に通じるのか実は不安だったりする。
ALTの外国人の先生も英語を話しているけど、日本語も理解してくれていることが多いわけで。
画面を通してだけど、リアルタイムで海外と会話ができるっていうのは、いい経験になったと思う。

そして、最後に生徒たちへぼくからメッセージ。

話したいことは山ほどあるが、今回は英語の授業だったので「言葉」に関して旅を通して感じたことを伝えた。

旅をしていて思ったことは、英語は「勉強」ではなく「言葉」だってことだと。

 

途中で通信が途切れてしまうこともあったが、予定していた内容を最後までやりきることができた。
Amberも快く協力してくれて本当にありがたかった。

スマホの画面を通してだと表情まで見ることが出来ずうまく話せなかったのがちょっと残念だが、
生徒たちが何かを考えるきっかけになってくれていればうれしい。

 
彼女に出演を依頼するとき、「こんなことをやりたいんだ」と伝えるのはなかなか難しく、
ぼく自身もとってもいい勉強、経験になった。
 
協力してくれた生徒たち、先生、そしてAmberに感謝。
こっちで写真撮れなかったので、学校側で撮影してくれていればありがたいのだが…。
まだまだ旅は始まったばかりだから、また世界のどこかから参加したいと思っている。
 
(学校側から写真をいただいました。)
 
 
もし本石に出演の依頼がある場合は、HP(https://feel-the-real-tell-the-real.jimdo.com/)の
「お問い合わせ」からお気軽にメールください。
今日はその授業があったので他のことが手につかず、午前中はずっとそわそわしていた。
終わって少しホッとしたので午後は町なかを散歩することにした。
 
特に買い物がしたいわけじゃないので、町の中心を避け丘の上までのんびりと歩いた。
まず、この坂道の角度が驚き。写真で伝わるだろうか…。
こんな急な道が真っすぐ100m以上も続いている。
 
町には大きな芝生の公園があり(こっちの公園は芝生が普通)、その横には小川が流れていた。
そこに架かっている橋もなかなかおしゃれ。
こういうところに町の雰囲気を醸し出す要素がある。
ちなみにその公園の周辺では今週の土曜日に行われるクイーンズタウンマラソンの準備が進められていた。
急な坂道をぐんぐん上っていく。サンダルで来るんじゃなかったと後悔した。

あまりにも急で歩きにくい。ここに住んでいる人は毎日この坂道を歩くことになるわけで。
 
確かに景色は素晴らしいが、サッカーボールとか何か球状の物体を落とそうものならそりゃ大変な事態になってしまう。
 
そんな丘の斜面にはおしゃれな建物が並んでいる。
多くはホテルというかホリデーアパートというか、景色を見ながらのんびり過ごすためのものだろう。
 
 
さらにここからクイーンズタウンヒルという丘へ歩いて登っていける。
が、そこからはハイキングコースになっているのでサンダルのぼくは断念。
明日、天気が良ければ登山靴をしっかり履いてどこか歩きに行ってこよう。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月14日(火) 156日目(ニュージーランド Queenstown)

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 23:32

日付:2017年11月14日(火) 天気:晴れ

移動距離:50km 総移動距離:8,138km

本日の移動:Kingston→Queenstown

 

 

ニュージーランドを走るのは今日で最後になる。
KingstonからQeenstownまでの道は以前走ったものの、
その時は雨が降っていて景色を楽しむことはできなかった。
今日は昨日に引き続きとってもいい天気で遠くまで見渡すことが出来る。
左側に湖を眺めながら走る道は、最後の1日にふさわしく美しい景色の連続になった。
 
 
 
 
 
 
ニュージーランドでは、この山と湖が互いに互いを引き立て素敵な景色を作り上げている。
本当はニュージーランドで一番高い山であるMount Cookとその周辺を走りたかったのだが、
残念ながらビザなしでは3ヵ月のみしか滞在できないので今回は断念した。

クイーンズタウンの町に入る前に空港へ立ち寄った。
どこで荷造りをするか決めておきたかったのである。
宿で荷造りをしても空港までタクシーに乗ったらけっこう金がかかる。
空港で自転車を入れる箱が手に入るのであれば、
空港まで自転車を走らせそれを購入し、その場で荷造りしたほうが安上がりだ。
空港のカウンターであれやこれやと聞きまくり、
サイズも確認したいから箱を見せてくれとも言ったがさすがにそれはできないと断られてしまった。
宿でゆっくり荷造りするのとは違い制限時間があるのがやや気になるが、
早めに空港へ行けば問題ないだろう。
雨が降っても屋根があるところで作業ができそうだ。
15時頃に宿にたどり着いた。
今回は飛行機の日時を決めた時点で以前宿泊したバックパッカーズの予約をしておいた。
それが大正解。今日を含めこの先ほとんど満室だとか。
夏が近づいてきている。いよいよシーズン本番らしい。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月13日(月) 155日目(ニュージーランド Kingston)

  • 2017.11.13 Monday
  • 23:32

日付:2017年11月13日(月) 天気:くもりのち晴れ

移動距離:62km 総移動距離:8,088km

本日の移動:Lumsden→Kingston

 

 

今日の道は約3週間前に逆向きに走った道だ。
距離も大したことないからゆっくり出発しても問題ない。
クイーンズタウンまであと2日だが、最後までしっかり走れるように昨日のうちに洗車をした。
最後だからって気を抜いてはいけない。準備は万全。
 
今日は久しぶりにいい天気。
牧場の中の道を抜けていくが、遠くには雪を残した山々が見え始めていた。
あ〜いい道。アップダウンがあるけどやっぱり好きだな、山が見えている景色は。
と、そんなことを考えていたら聞きなれぬ音がしだした。
「ん、なんだ?ピュ〜って音は。」
通り過ぎた車からしているのかと一瞬思ったが、明らかにその音は自転車から聞こえてきている。
パンクだ。これで3回目。後輪の全く同じ場所。
ガラスが刺さってからぱっくりと亀裂が入っていて、そこに小石が挟まっていた。
タイヤを交換した翌日にガラスが刺さり、その2日後に小石が挟まった時には、
またすぐ新しいのにしなきゃいけないのかと焦ったが、結局それから約2ヵ月半はパンクがなかった。
念のためと予備のタイヤを買ったのが馬鹿らしく思える。
幸い今日は天気がいいのでパンク修理も道ばたですぐに始められた。
せっかくなのでタイヤを新しいものにし、手際よく修理を終えてガチャっと取り付けた。
 
しかし、問題はここからだった。
タイヤが新しくなり少しだけ肉厚になった分、どうしても泥よけとタイヤがこすれてしまう。
こすれるくらいならまだしも、タイヤを回すとキュッと止まってしまう。
前輪でそれが起こることはたまにあり、その度に微調整をしていた。
後輪はタイヤと泥よけの間に比較的余裕があったはずなんだが…。
 
いや、実は予兆というか、その原因となっている出来事は数日前に起きていた。
オーストラリアもニュージーランドも舗装されている道でも路面ががたがたしていることが多いが、
その中でも最悪なのが親指の爪くらいの大きさの石が敷き詰められたアスファルトだ。
(舗装されているのはありがたいのですが…)
粒が大きいのでただ走っているだけでもがたがたする。
さらに、路面に固定されているはずの石が取れてしまっていることがある。
つまり小石がパラパラと浮いている状態だ。
車が走るとパチっといって弾き飛ばされ、時として自分の体や自転車に直撃する。
問題の数日前の道は、小石が浮いているだけでなく接着剤のようなものが残っているのか
タイヤにその石がくっついて泥よけとの間に入っていくことが多かった。
小さな砂利程度だったら巻き込んだものは泥除けの前方部分からタイヤの回転に合わせてサーっと抜け出ていくのだが、
今回のものは大きいので途中で引っかかってしまう。
ガガガ…という音と共にペダルが重たくなり、
その場に止まって少しだけタイヤを逆回転させるとぽとっと落ちる、それを繰り返していた。
 
下り坂に入ったところでひときわ大きなガリガリガリという音がなった。
タイヤを前後に動かしてもその石が取れる気配はない。
しばらく試行錯誤してみたがその石はとれなかった。
タイヤを外すしかない。
後ろのタイヤを外すには、とっても面倒なんだが全ての荷物をおろす必要がある。
そもそも、その前に自転車を安定させて停めなきゃならない。
道ばたにその場所を探し出してタイヤを外し、無事に石を取り除いた。
ところが、再びタイヤをはめると泥除けとタイヤがぶつかり出したのだ。
挟まった石のせいで泥除けが変形したか、固定していた部分がずれてしまったのか。
とにかく理由はよくわからんがうまくいかない。
なんとか微調整して走り出せるようにはなった。
 
そんなことが数日前に起こったのでタイヤを新しくしたら再発したというわけだ。
泥除けの位置が悪いのかと考え、一度外して調整するもむしろさらにひどくなっていく。
や、やばい。迷宮入り…。もはやこのままじゃ走れない。
ん〜、仕方ない。こうなったら応急処置。
後ろの泥除けを全部外して荷物と一緒に括り付けて走ることにした。
 
その先、道はさらに山の間へと入っていく。
 
 
 
 
一度走っていてなんとなく覚えてはいるが、やっぱりこういう道は面白い。
今日も以前泊まったキャンプ場へ。
ニュージーランドではこれが最後のキャンプだ。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月12日(日) 154日目(ニュージーランド Lumsden)

  • 2017.11.12 Sunday
  • 23:16

日付:2017年11月12日(日) 天気:くもり時々雨

移動距離:65km 総移動距離:8,026km

本日の移動:Gore→Lumsden

 

OwenとPegに見送られてGoreをあとにした。Pegは寝間着のままだったけどまぁいいか。
 
ここからは緩やかな上り坂が続く。
常にどんよりとした雲がかかっていて、時として大粒の雨も落ちてきた。
ゆっくり走ろうと思っていたんだけど、雨が降ってくるとどうしても先を急いでしまう。
景色も楽しめないし、何よりけっこう寒い…。
 
2時を過ぎたところで2週間ほど前にテントを張ったLumsdenにたどり着いた。
無料のキャンプ場で近くにはスーパーもあるし、今日はここで終了。
ニュージーランドを走るのもあと2日となった。
ここからは以前通った道を逆走してクイーンズタウンへ向かう。

 

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月11日(土) 153日目(ニュージーランド Gore)

  • 2017.11.11 Saturday
  • 23:57

日付:2017年11月11日(土) 天気:くもり時々雨

移動距離:なし 総移動距離:7,961km

本日の移動:Goreの町を散歩

 

キャンプじゃなくお宅にお邪魔するのは久しぶりだったし、
何よりとっても素敵なご夫婦、さらに猫がとってもキュートなので連泊させてもらうことにした。
人懐っこくてすぐに近づいてきた。
毛が長いんだけどしっかりブラッシングされている。
昨日の夜、ご主人のOwenがガシガシやっていた。
この猫ちゃんもブラッシングされるのが嫌いじゃないみたい。
しっぽを掴まれてかなり力強くやられていたがとってもおとなしかった。
猫ってしっぽ掴まれるのは嫌がるはずなんだけどな…。

昼頃に町をふらっと散歩。
近くにいくつか渓流があってそこでのフライフィッシングが有名らしい。
町にはどでかいブラウントラウトのモニュメントがあった。
さらに羊のモニュメントも発見。この辺りも牧場は多い。
クリスマス仕様になっていた。
サンタはトナカイではなく羊でやってくるらしい。(冗談です。)
夏のクリスマスは日本人のぼくとしてはちょっと違和感がある。

朝も夜も色んな料理を出してくれたんだが、その中のひとつにパウア貝のハンバーグ(?)があった。
これが美味!パウア貝って今まで知らなかったんだけど、ニュージーランドのアワビみたいだ。
少しコリコリしているのでアワビというよりサザエに近い。
それがぎっしりつまったハンバーグ。レモンをチョイっとかけると、ん〜たまらん!
「うまい、うまい」言ってたら次から次へと焼いてくれた。
ちなみにこのパウア貝は貝殻がきれいでアクセサリーとなる。
ニュージーランドの代表的なお土産みたいだ。
また、マオリにとっては「宝物」とされている貴重なもの。
マオリの彫刻では目の部分を表現するのに使われたりしている。
 
自然の中でひっそりとキャンプするのもいいけれど、
こうして現地の人と話をするのもやっぱり面白い。

 

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月10日(金) 152日目(ニュージーランド Gore)

  • 2017.11.10 Friday
  • 23:23

日付:2017年11月10日(金) 天気:くもり時々雨

移動距離:81km 総移動距離:7,961km

本日の移動:Balcltha→Gore

 

ニュージーランド南島の南の海岸沿いを西から東へ走ってきた。
そして、ここBalclthaという町から一気に内陸へと入っていく。
先日Bluffという町でState Highway1号線の端っこまでいったが、その1号線がBalclthaの真ん中を走っている。
真ん中と言ってもその通りに平行に数本の道があるだけの町だ。
ハイウェイをそのまま走っていけば目的地のGoreという町に行けるが、
車が多いのは嫌なのでそれを避けて川沿いの道を進んでいくことにした。
小さな集落を縫うように走って、最終的にはハイウェイに戻ることができる。
 
予想していた通り向かい風。
強風だ。い、いや、これは爆風だ!
平坦な道でもギアを一番軽くして、頭を下げて前傾姿勢にならないと進まない。
 
「景色が悪いわけじゃない。自分の気持ちだ。せっかくの景色を楽しもうとしていないのは。
そう思ったら風や雨もあまり気にならなくなってきた。」(前日の日記より)
 
これは全く楽しめん。これを気にしないのは不可能だ。
地図を見るだけだと道はまっすぐで、アップダウンもあまりないと思ったが、それは大きな勘違いだった。
牧場が広がっている丘陵地帯。北海道の美瑛の丘がずっと続いているような感じ。
上って下っての繰り返し。
風は相当な勢いで吹き荒れる。
停まって休もうにもブレーキをしっかり握らなければ自転車は動いてしまう。
 
さすがにこの風の中で自転車をこいでいる人間を哀れに思ったのか、
車を停めて「大丈夫か?」と声をかけてくれる人もいた。
ゆっくりでも走り続ければたどり着くから「大丈夫さ」と答えたが、
さらに強くなる風とときどき雨も降ってきてちょっとだけ後悔した。
 
午後2時頃になってハイウェイに出た。
思ったより車が少ない。最初からこっちを走るべきだった。
距離も短く、起伏もあまりなかったはず…。
 
普段なら足に疲れがたまらない程度で走るんだけど、
さすがに今日の風ではそうはいかなかった。
午後6時頃になってなんとかGoreという町にたどり着いた。
その頃には爆風が強風くらいになっていた。
自転車に乗っていて足をつりそうになったのは今回が初めて。
明日は体が重たいかな…。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月9日(木) 151日目(ニュージーランド Balcltha)

  • 2017.11.09 Thursday
  • 23:29

日付:2017年11月9日(木) 天気:晴れ時々暴風雨

移動距離:58km 総移動距離:7,880km

本日の移動:Purakaunui→Balcltha

 

ここのところは「ここへ行きたい」っていうのがなく、
半分は時間調整のために走っている感じであまり景色を楽しめていない。
天気も安定せず雨や風が強いってのがそう感じさせているのかもしてないが。
なんだかもったいない。せっかくニュージーランドを走っているのに。
 
日本で普通に生活をしている時にここの道を見たらどうだろう?
きっと自転車で走りたいって思うに違いない。
そう。景色が悪いわけじゃない。自分の気持ちだ。せっかくの景色を楽しもうとしていないのは。
そう思ったら風や雨もあまり気にならなくなってきた。
そもそもここの景色ってけっこう、いやかなり見ごたえあるんじゃねぇ!?
山のかたち、道のようす、牧場の雰囲気、どれも素敵に見えてくる。
 
 
 
 
 
途中にあった滝にも立ち寄ってみる。
「まぁいっか」とスルーしてしまうこともあるが今日のぼくは違う。
ゆとりがたっぷりある。単純な気持ちの問題だ。
 
この辺りはTable Hillという名前がついていて、
その名の通りにどんと急激に坂道があり高台になっている。
そのため2段の滝が続いていた。
これがMatai Fallsで、
こっちがHorseshoe Falls。
 
その先の牧場では毛を刈り取られた後の羊たち。
ここ数日は冷え込んでいるからもこもこしたのがなくて風邪ひかないかちょっと心配だ。
あれはどれくらいの周期で刈り取っているのだろうか。
そうそう。毛刈りの後の羊を見ると牧場主の性格が想像できる。
とっても雑な牧場もあって、一部長い毛が残っていたりする。ちょっと格好悪い。
ここの牧場はきれいに刈られて真っ白な姿になっていた。

その先も丘陵が続く。
Balclthaという読みにくい名前の町のキャンプ場でテントを張ることにした。
町に入ったところで土砂降りになった。

すぐそこに青空が見えているからすぐにやむかと思ったが、帯状の雲が町の上から離れていかない。
結局、雨が降る中でのテント設営。
濡れた手や足は感覚がなくなってしまうくらい冷たくなってしまった。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

2017年11月8日(水) 150日目(ニュージーランド Purakaunui)

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 23:38

日付:2017年11月8日(水) 天気:雨時々晴れ

移動距離:83km 総移動距離:7,822km

本日の移動:Ashers→Purakaunui

 

牧場の中を東へ東へと進んでいく。
写真だけ見るとのどかでゆったりとした雰囲気だが実際はそうではない。
爆風が吹き荒れているのだ。
ゴーっという音が常にあたりを包んでいて、雲が勢いよく流れている。
青空が見えることもあるが、厚めの雲が通り過ぎる時には風はさらに勢いを増し、
横殴りの雨がバチバチと体に打ち付ける。
その雨と風はかなり冷たい。
太陽が出ている時には明るく日差しが暖かいが、雨が降ってくると顔や手足は一気に冷え込む。
ニュージーランドは1日の中に四季があると言われている。
今日なんかは1時間の中に四季がある感じだ。
 
牧場の中の道が続いたがしばらく走ると森の中へと入っていった。
久しぶりにTuiの鳴き声がよく聞こえる。
彼らの鳴き声だが、とってもユニーク、そして千差万別。
ウグイスのような時もあれば、スマホカメラのシャッター音や人の声に似ている時もある。
ニュージーランド固有種の鳥だからもうすぐで見納め、聞き納めだ。
そういえば、ニュージーランドでは日本と同じような真っ黒なカラスは見ていない。
そのかわりカラスと同じくらいの大きさで白と黒の羽を持つマグパイという鳥をよく見かける。
そして、このマグパイだが時として自転車に乗っている人間を背後から襲ってくるのだ。
聞いたところによると、巣の近くを通るときに襲うらしい。
ぼくも何度も攻撃された。頭めがけて急降下してきてくちばしアタックをする。
ヘルメットをしているからケガはしていないが、なかったらけっこう危ない。
事実、ケガさせられる事例も少なくはないらしい。
突然バタバタっと近くで音がしたり、がちーんとヘルメットに衝撃があるからびっくりする。
最近は「あ、きそう。」と察知して止まって睨みつけたり、声で威嚇したりと、まぁいろいろやっている。
 
閑話休題。森を抜けていくとルックアウトポイントに出た。
きれいな海と通り抜けてきた森を見下ろすことができる。
 
 
が、どんよりした雲が来ていてしかも遮るものが何もないから突風が吹いている。
もはや立っているのもやっと。
なんとか自転車を停まっていた車の裏へと回してしばし待機する。
その車もぎしぎし揺れ動いている。中にいる人もこりゃひどいな…という表情で外を見ている。
雲が流れて少しずつ風が弱まった。
写真をパシャパシャ撮ってすぐさま退散。
 
そこから坂道を下ったところにあるキャンプ場に入った。
木に囲まれて風の当たらない場所を探してテントを張ることにした。

 

ランキングに登録しました。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
にほんブログ村

PR

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 原因はどこにある!? 2019年9月9日 640日目(サンルイス)
    yasu (09/19)
  • 原因はどこにある!? 2019年9月9日 640日目(サンルイス)
    中田 (09/18)
  • 穏やか過ぎる休日〜ナマズと酒とマテ茶〜 2019年8月25日 625日目(パラナ)
    yasu (09/10)
  • 穏やか過ぎる休日〜ナマズと酒とマテ茶〜 2019年8月25日 625日目(パラナ)
    中田 (09/04)
  • 鳥たちの楽園 2019年8月14日 614日目(イトゥサインゴ→ロレト)
    yasu (09/02)
  • 鳥たちの楽園 2019年8月14日 614日目(イトゥサインゴ→ロレト)
    中田 (08/25)
  • パンクというスパイス 2019年8月9日 609日目(サンイグナシオ→コロネルボガド)
    yasu (08/24)
  • パンクというスパイス 2019年8月9日 609日目(サンイグナシオ→コロネルボガド)
    中田 (08/24)
  • 自転車整備記録(随時更新)
    yasu (08/10)
  • 自転車整備記録(随時更新)
    shogo (08/08)

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM