アルゼンチンを走るとするか 2019年8月13日 613日目(ポサダス→イトゥサインゴ)

  • 2019.08.13 Tuesday
  • 23:50

日付:2019年8月13日(火) 天気:晴れ

移動距離:105km 総移動距離:26,297km

本日の移動:ポサダス→イトゥサインゴ

 

今日から本格的にアルゼンチン走行が開始となる。
2泊した宿はきれいで静かでなかなか快適だった。

 

入り口が非常にわかりにくかったけど。

 

まずは町を抜けていく。
道路が広くてけっこう走りやすい。
しばらく家々が続いたが次第に数は減り
1本の幹線道路を進んでいくことになった。

 

こういう距離表示があるのはありがたい。

 

自転車の人もそれなりにいるということでしょう。

 

ジェットコースターのようなアップダウンが続く道をしばらく進むと
突然こんなものが道ばたに姿を現した。

 

ちなみに道ばたにはアリ塚もちらほら。

 

牧場、赤土、アリ塚はオーストラリアを思い出させる。

 

朝から強かった風だが基本的に横風で
対向車に大型トラックが来ると空気の塊をぶつけられたかのように
激しい突風に襲われる。

道には路肩がないので車道を走るしかない。
(正確には路肩はあるけど舗装されていない。)
ドライバーは基本的に大きく反対車線まで入って距離をとってくれる。
メキシコあたりからスレスレを通っていく車が多かったが、
ここアルゼンチンはサイクリストには優しいのかもしれない。

 

ただ、対向車が来ている時は話は別。
わざわざ減速して対向車をやり過ごしてから自転車を追い抜くなんてことはしない。
そこは完全に車が優先だ。
「ププー」っとクラクションをならしてくることもある。
ミラーで常に後方を確認し、
前後の車の距離を判断しながら、
時として路肩に入って車をやり過ごすことにする。

 

アップダウンが少なくなってきたところで
人工林が目に付くようになってきた。
等間隔に植えられた木はしっかりと手入れされている印象を受ける。
林業が盛んなエリアでもあるようだ。

 

このおかげで風が遮られるのでぼくとしてはありがたい。

 

そんな何もないエリアに突然こんな標識。 

金曜日の仕事終わり。さぁ、飲みに行くぞー。かと思ったが、

どうやら学校が近いということらしい。

 

水力発電所が近いため立派な送電線が続いている。

それ以外には基本的に何もない。

 

広い湿地帯に入っていった。
地図によるとイベラ国立公園となっている。

 
あっちこっちに鳥が生息している。

 

 

牧場にもなっていて、牛が半分水に浸かっていた。

 

夕方の兆しが見え始めたタイミングで
イトゥサインゴという町にたどり着いた。

 
この町の外れにキャンプ場があるという情報を仕入れていた。
町を抜けて行く際にスーパーに寄って
今晩の食材とビールを購入する。
せっかくなので牛肉をジュージューすることに。

ところがいざキャンプ場の目の前まで行ってみると
入口のゲートには鍵がかかっていて入ることができない。
周囲もフェンスで取り囲まれている。
広々としたキャンプ場が目の前にあるのに使えないのか!?

 
管理棟らしき建物に向かって声をかけるも反応なし。
中から爆音と呼んでいいほどの音楽が聴こえている。
誰かしらいるようだ。
フェンスをよじ登り中へ侵入。
ドンドンと扉を叩いてみるがそれでも反応なし。

少しずつ暗くなってきている。
こりゃ諦めて他を探した方が良さそうだ。

 
通りかかった兄ちゃんによるとセントロ近くにも
キャンプ場があるとのこと。
仕方なく来た道を引き返していく。

セントロの近くまで戻ったがキャンプ場の気配はない。
町の外れまで行って野宿場所を探そうかと考えていたら
目の前に荷物をつけた2人のサイクリストが現れた。

 
「オラ!」と声をかけ話をする。
フランコとアントネラというカップルサイクリスト。
彼らも寝る場所を探している模様。
こういう時に同じ境遇の仲間がいるのは心強い。
しかも、彼らはアルゼンチン人なのでスペイン語もペラペラ。

結局、キャンプ場は見つからないので3人で消防署へ向かった。

 
話は彼らがしてくれる。
ぼくとしては完全にラッキー。

そのまま消防車の真後ろに案内された。
彼らは「町を走ってからまた戻ってくる。」と言って
荷物も降ろさずにどこかに行ってしまった。

 

とりあえずテントを設営。
裏に空き地があったのでそっちに移動して
牛肉をジュージューする。
なんだかんだで食事もしっかり出来たし、
安全な寝床も確保できたから結果オーライか。

 

食事を終えて歯を磨き終えてもフランコたちは戻ってこない。
ひょっとしたらぼくが彼らの言っていることを
うまく聞き取れていなかったのかもしれない。
「戻ってくる。」のではなく、
「どこか他を探して見つからなければ戻ってくる。」だったのかも。
ぼくのために消防署に声をかけてくれたのかなと
考えながらテントに入って眠りについた。

 

 
「ヤシヒロー?」とやや発音が違うが
明らかにぼくの名前を呼ぶ声で目が覚める。
寝ぼけたままで返事をしてテントを開けると
そこには赤いエプロンをした男が立っていた。
  
「ごはん作ったけど食べるかい?」
 
ん・・・どういうこと?
状況を把握するのに少々時間がかかった。
つまりはこういうこと。
戻って来ないと思っていたフランコたちだったが
ぼくが眠りに落ちた後に戻ってきていて、
彼らが料理を作ったということらしい。
時計を見ると夜中の12時を回ったところ。
なんちゅう時間に起こしてくれとんじゃ・・・と思ったが
「食い物」となると話は別。
せっかくなので・・・と寝袋から這いずり出た。

 

消防署の夜勤の人たちとサイクリスト3人で食事。
フランコたちは消防署にも時々泊まらせてもらっていると言っていたが、
そんな時はこうして食事をふるまっているのかもしれない。
ただ泊まらせてもらっているぼくはなんとも情けない。

しばらく話をしながら食事を堪能する。
隊員たちは全員がハタチそこそこ。
彼らに異国からやってきた30過ぎのおっさんの姿は
どんな風に映っているのだろうか。

 

話は終わりそうになかったので
タイミングを見てぼくはテントへ戻り
本日2度目の就寝となった。

 

アルゼンチン走行初日は長い1日になった。

 

 

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