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    病院で悶絶 2019年9月12日 643日目(メンドーサ)

    • 2019.09.12 Thursday
    • 23:34

    日付:2019年9月12日(木) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:28,057km

    現在地:Mendoza(メンドーサ)

     

    痒すぎて眠れない!なんてことはなく
    しっかりと睡眠をとることができた。
    じんましんの方は引いてきているものの
    ちょっとしたきっかけで再び爆発するんじゃないかという
    不安な空気を纏っている。
    引っ掻いてしまったせいなのか、
    じんましんが残っているからなのかわからないが
    お腹から背中にかけて赤い跡はまだ消えていない。

     

    9時には家を出発して車で病院まで送ってもらった。
    車を停める場所が無かったのでいったん路駐し、
    急いで受付に行って簡単にぼくの状況を
    カルロスが説明してくれた。
    そして、「じゃ、頑張って」と言って彼は去っていった。

     

    海外で病院に来たのは今回が初めて。

    これまでも体調を崩すことはあれど

    病院に行くまでには至らなかった。

    そう考えると、今回の状況はなかなか深刻ということになるのだろうか。
    ちなみにやって来たのは公立の病院。
    診察も薬も全て無料で受けることができる。
    もちろん税金でやり繰りしているわけで
    旅行者のぼくまで無料でいいのかなと
    申し訳ない気持ちになる。
    そんなわけで贅沢を言える立場じゃないが
    設備の整ったきれいな病院とは言い難い。

     

    病院に来れば英語が少しは通じるかと思っていたが
    それはぼくの勘違いだったようだ。
    受付のおばちゃんは凄まじい速さのスペイン語で
    何らかを尋ねてくる。
    ジェスチャーをフル活用してなんとか状況を伝え、
    紙ぺら1枚を受け取って廊下で待つことになった。

     

    昨日に続き今日も気温が低く
    廊下は風が抜けるのでかなり寒い。
    ぼくと同じように廊下で待っている人は複数おり
    その人数は徐々に増えていく。
    それにも関わらず、診察へと進んでいく人は少ない。
    そもそも受付と診察する側の連携がないので
    次に誰なのかがはっきりしない。
    新たにやってきた人自身が「最後は誰?」と尋ねて
    「あーこの人の次ね。」と判断する。

    よくわかっていなかったぼくだが
    受付のおばちゃんが「あの人の後ね」と
    説明してくれたのは理解していた。

     

    とにかく待ち続ける。本を持ってきておいて大正解。
    自分の番がやって来たのは2時間後だった。
    扉の先に進むとそこには再び廊下があった。
    どうやらまだ診察という段階じゃないらしい。
    とりあえず看護師らしきおっさんに状況を伝える。
    体の状態を見せれば理解してくれるだろうと思っていたが
    どうもうまくいかない。
    よくよく聞いてみると「お前はここじゃない。」と言っている。
    なにぃ!?2時間も待ったのに!?
    「どこに行けばいいんだ?」としつこく尋ねるが
    半ば追い出されるかたちで再び外の廊下へと舞い戻ってしまった。

     

    仕方なく受付のおばちゃんの元へ。

    「どこに行けばいいんだ?」
    「廊下で待って、呼ばれたらあそこの扉から中へ行きなさい。」
    「そこに行ったら違うと言われた。」
    「ん?それはおかしいわね・・・」

     

    なかなか動かなかったおばちゃんだったが
    やっと重たい腰を上げて直接聞きに行ってくれた。
    結果、違う場所で再び待つことに。
    こりゃ丸1日かかることを覚悟せねば。

    しばらく待っていたが自分の順番がわからないので
    出てきた看護師に声をかける。

    すると「こっちに入りな。」と言ってくれて
    ぼくの状況をしっかりと聞いてくれた。

     

    「薬のアレルギーはあるか」と聞かれ
    すぐに腰のあたりに注射をブスッ!
    じんましんに対するものだと思われるが
    全てスペイン語の説明なのでいまいち理解できない。

    その後、診断書らしきものを書いてもらって
    それを手に別の場所へと案内された。

     

    様子を見る限り、こっちの方が正面玄関みたいだ。
    ひょっとしたらカルロスは救急の方へ
    ぼくを連れていっていたのかもしれない。
    その割にはこの状況に行きつくまでに
    かなりの時間を要しているのだが。

    そこからさらに2つほどの手続きを通過し
    ついに皮膚科と思われる診察室の前へとたどり着いた。
    長かった・・・。

     

    診察室の中に入ると机と診察台があるだけ。
    やけにシンプルな作りである。
    そこにはぼくと同い年くらいの女医さんが2人。
    彼女たちは英語がわかっていたので
    ここにきてやっと詳しく説明することができた。

    足のデキモノをルーペで詳しく観察し始める医者。
    「うむ。これはなかなかひどい・・・。」とでも言っているようだ。
    1人がいなくなったと思ったら
    なんと次の瞬間には合計8人の医者に囲まれることになった。
    え?そんなに深刻なわけ?

     

    で、よく見ればやって来た医者は全員が若い女性。
    日本でいうところの研修医ってやつなのか
    その辺はよくわからない。
    ひょっとしたらアルゼンチンの皮膚科は女性が多いのかもしれない。
    (確かな事実として忘れちゃいけないのは
    アルゼンチンには美女が多いということ。)

    彼女たちは子どもが昆虫を興味深く見ているように
    ぼくのデキモノを順番に観察し、
    何枚もの写真を撮っていく。
    正直、悪い気はしない・・・。
    なんて考えていたのもつかの間、
    検査が必要だと告げられ、
    その場でデキモノを採取することが決定した。

     

    何もしなくても痛いのにそこに麻酔の針をブスっと刺される。
    「ぎょえー」と悲鳴をあげてしまった。
    でも、それは序章に過ぎなかった。
    針とメスのようなものを持った女医は
    ぼくのデキモノをたこ焼きをひっくり返すようにいじくり出した。
    歯を食いしばって何とか耐えるも
    あまりの痛さに「うぅ・・・」と声が漏れてくる。

     

    5分ほどで切除は終了し「ふぅ」と一息ついたが、
    他の場所にできているデキモノも菌が溜まっているとのことで
    それを全て取り出すようだ。
    デキモノ周辺に指を当てググっと力を加えられ、
    中にある膿を押し出していく。
    こちらは麻酔をかけてないこともあって
    さっきよりもさらに激しい痛みが襲ってきた。
    合計で6ヵ所の処置を終えた時は
    抜け殻のようになっていた。

     

    検査には1週間かかるとのこと。
    切除した場所がどのくらいで回復していくのか
    さっぱりわからないので
    どちらにしてもすぐには走り出せそうにない。
    じんましんの原因もよくわからず
    ひょっとしたら体が疲れていたからなのかもしれないので
    素直に従うことにした。  

    飲み薬と塗り薬を受け取り
    足を引きずりながら病院を後にした。

     

    家に戻ってから状況を説明する。
    1週間後に再び病院に行く必要があるので
    メンドーサにしばらく滞在しなきゃいけない。
    ここには1泊だけのつもりだったわけで
    さすがに1週間もお世話になるのは申し訳ない。

    「近くの宿に泊まるよ」と言ったら
    「ここにいるのは嫌なのか?」と寂しい顔をされ
    「ヤスがここに泊まりたいなら私たちは全く問題ない」と言ってくれた。
    そもそもここにはカルロスの子どもである
    アグスティンとベレンが住んでいる家なので
    ぼくとしては彼らが嫌がるのではと思ったが、
    全くそんな雰囲気はなくむしろ歓迎してくれた。

     

    病院で疲れ果ててしまったので
    昼食後はアルゼンチンの慣例に従ってひと眠り。

     

    夜は娘のベレンが入っている合唱団の発表があるとのことで
    ぼくもそれを聴きに行った。

     

     

    これがベレンが入っている合唱団。

     

    子どもたちの合唱団も参加していた。

      

     

    夜はしっかり薬を飲んで就寝。

     

    無事に回復に向かってくれればいいのだが。

    こうしてメンドーサでのホームステイ生活が始まった。

     

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      コメント
      具合どうですか?しっかり休んで免疫力を高めるのが回復への近道。じんましんも 足裏からの雑菌の侵入による可能性もありますね。
      泊まって欲しくなかったら彼らは誘わないから ゆっくり休ませてもらったら良いと思います。自転車もしっかり直して 不安無く出発に備えよう!
      • 中田
      • 2019/09/20 5:44 PM
      無事に再出発してチリに入国、サンティアゴまでやってきました。足の調子が悪ければここで再度病院に行くことも考えていましたが、その必要はなさそうです。
      約1週間のホームステイとなりましたが、家族のみんなには本当によくしてもらいました。出発の時はもう涙が止まりませんでした・・・。
      • yasu
      • 2019/09/25 8:46 PM
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