スポンサーサイト

  • 2020.05.09 Saturday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    不思議な町 2019年10月25日(金) 686日目(森の中→トルテル)

    • 2019.10.25 Friday
    • 23:22

    日付:2019年10月25日(金) 天気:曇り時々雨

    移動距離:65km 総移動距離:29,119km

    本日の移動:林の中→Tortel(トルテル)

     

    まだ雨は降っていない。
    薄っすら青空も見えている。
    トルテルに着くまで雨に降られなければいいんだけど。

    いつもより早めに準備を終えて8時半には走り出した。

     

    1日たったら道がきれいになっているわけもなく
    今日もしっかりとガタガタ道が続いていく。

    雨がポツポツと落ちてきた。
    ちょっとしたら止んで再び降り出すというサイクル。
    前方は間違いなくもっと降っている。

     

      

     

    こんな天気なので昼食はこちらで。

     

    食べている最中に本格的に降ってきた。

    しばらく待機してやんでから走り出したけど

    数十分で土砂降りに。

     

    お昼を過ぎて完全に雨が降りしきる中、
    トルテルの町へ向かう分岐点に到着。
    ぼくのアウストラル街道の走行もここまで。
    左に行くと街道終点のオイギンスへ。
    ぼくは真っすぐ進むことになる。

     

    風は向かい風となって
    大粒の雨が顔にぶち当たる。
    相変わらずのガタガタ道にも苦しめられるが
    止まって休んでしまうと体が一気に冷えるので
    必死にペダルを回し続けた。

     

    あとちょっとでトルテルの町に入るってところで
    最後の難関とばかりに上り坂が登場。

    これが思ったよりも長く続く。
    トルテルの町は海沿いの町なんだけど・・・。

     
    峠を越えてちょっとだけ下った場所が道の終点だった。

    大きな駐車場になっている。

     
    町ははるか下に見えている。
    な、なんてこった・・・。
    階段があると聞いてはいたが、
    まさかこんなに長いものだとは思っていなかった。

     

      

    とりあえず町の全体を把握したい。
    インフォメーションセンターが近くにあったので
    そこにいた兄ちゃんからいろいろと情報をもらう。

    いったん下まで行けばあとはほぼフラットだとのこと。
    上にも宿はあるけど下にもあるらしい。

    町の中心は見えている家々のさらに奥だそうで。

    今いる場所からは見えない。

     
    明日はさらに天気が崩れるようだし、
    フェリーターミナルの様子も確認しておきたいから
    今日中に下まで行っておくのがいいだろう。

    雨の当たらない場所に自転車を置いて
    フロントバッグだけ抱えて階段を下りていく。

     

    な、ながい・・・。
    木で組まれた階段が海まで続いている。
    左右には木道が迷路のように作られていた。
    なんとも不思議な町。

    現実の世界からファンタジーの世界へ迷い込んでしまったかのよう。


    と思いながらも今はゆっくり見ている余裕はない。
    雨が弱いうちに荷物を運び終えたいところ。

     

    フロントバックだけ抱えて
    フェリーターミナル近くの宿をあたろうと考えていたが
    あまりに遠いので予定変更。
    荷物を先に全部おろしてから探すことに。

    フロントバックをベンチの下に隠して
    階段を上がっていく。
    地元のおばちゃんたちも「はぁはぁ」と息を切らし
    途中で休憩を挟みながら階段を使っている。
    ここはバリアフリーならぬバリアだらけの町。

    濡れている木道は滑りやすいので
    登山靴に履き替え、さらに3往復して
    やっと自転車を含めて全ての荷物を降ろし切った。

     

    整備された木道を進んでいく。
    これがこの町のメイン道路となる。


      

    こんなにたくさんの荷物を積んだ自転車が
    ここを通るのはさぞ珍しいようで
    地元の人からもツーリストからも
    ジロジロと好奇の目が向けられる。
    そして、その中にはちょっとだけ
    「あの階段はさぞかし大変だっただろうね・・・。」という
    哀れみに近いものも感じる。

    「オラ」とちょっと照れながら挨拶をするしかない。

     

    すると目の前に新たな強敵が出現した。


    フラットだと聞いていたがどうやら工事中のようで
    階段で橋が架かっている。

    5段くらいならなんとかなるけど
    この高さはちょっと危険。滑りやすいし。
    前の荷物を外していったん向こう側へ。
    続いて後ろの大きなカバンを向こう側へ。
    最後に後ろのパニアを付けたままの自転車担いで向こう側へ。

    通りかかったおっちゃんに
    「この先にもう階段はないのか?」と聞くと
    「ここにはないな。」という中途半端な回答。
    嫌な予感しかしない。

     

    木道は完全に海の上に続いていた。
    宮崎駿が作るジブリの映画に出てきそうな町。

    木道や木の階段が張り巡らされている。

      

     

    フェリーターミナル近くまでやってきた。
    再び階段が出てきたのでとりあえず自転車を置いて
    近くで宿を探すことにした。

     

    ちょっと高そうなロッジはいくつかあるのだが
    辺りにぼくが使えそうな宿はない。

    するとツーリストを案内している兄ちゃんが声をかけてくれた。
    「宿を探しているのか?ちょっと行ったところにうちの宿があるぞ。」
    「1泊いくらですか?」
    「15,000ペソ(約2,500円)だ。」
    むむむ・・・。ちょっと高いけどこの町なら仕方ないか。
    「じゃ、一緒に行きます。」と言って後に続いた。

     

    ところが「ちょっとだけ歩く」はずなのに
    階段を上って下りてどんどん先へと進んでいく。
    木道はまだまだ先へ続いていた。
    しばらく続いたがさすがに再び荷物一式を運ぶのは不可能。
    兄ちゃんに「やっぱり厳しいわ」と伝え、自転車の元に戻った。

     

    さて、どうするか。
    再び近くを歩き人に聞いたりしてみたがこの辺りでは厳しそうだ。
    最初の長い階段を下ったところにいくつかの宿があったから
    そのどれかを使うのが最善だろう。

    来た道を戻っていく。
    「またあの橋を越えるのか〜」
    と、とぼとぼ歩いていたら一人の男性から声をかけられた。

     

    一瞬誰なのかわからなかったが
    彼は数日前に出会ったドイツ人サイクリストのスティーブン。
    コクランに1泊した後、
    オイギンス方面に行かずにトルテルに来ていたようだ。
    自転車が壊れてしまって20km近く歩いたんだとか。
    明日、ヒッチハイクとバスでオイギンスに向かうらしい。

    聞くと、彼が泊まっている宿は
    ぼくがこれから向かおうとしていた場所のひとつ。
    キッチンもあり値段もぎりぎりだが許容範囲なので
    ぼくもそこに投宿した。

     

    明日は夜まで時間があるので
    もうちょっと心にゆとりを持ってこの不思議な町を楽しめるだろう。


      

      

    ランキングに登録しています。

    クリックをお願いします。

     

    にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
    にほんブログ村

     


    世界一周ランキング

     

     

     

    JUGEMテーマ:世界一周の旅

    スポンサーサイト

    • 2020.05.09 Saturday
    • 23:22
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      はじめまして、おはようございます、でしょうか・・・?
      この度コメントさせていただきます。

      私も自転車乗りですが、yasu様ほど乗りこなしておりません・・・ただただ頭が下がります…(^^;)

      実は、本日ご家族様(お父様)からお声を掛けていただき、yasu様のご活躍を知りました。


      その後の足の具合は大丈夫でしょうか?ブログも拝見しましたが、お話を聞くだけで鳥肌物でした(汗)


      海外での自転車旅行は、当方にとっては夢のまた夢です。それを叶えておられるなんて、本当に素晴らしいことです。

      これからも、安全に気を付けて進んで下さい!応援してます!!

      追伸
      大型トラックへの接触には、くれぐれもお気を付けて!!
      • taxi
      • 2019/11/02 8:34 PM
      ありがとうございます。足の方は無事に回復したみたいです。ぼく自身も心配ではありましたがもう中には潜伏していないはず。
      まあ、今は自転車に大きなトラブルが起きてまして。心配の種はなくなりませんね・・・。
      • yasu
      • 2019/11/07 11:50 PM
      今度の年末年始にバルマセダ空港からバスとヒッチハイクでVilla C.Castillo〜P.Tranquilo〜Cochrane〜Tortel〜VOHと移動し、ボートとハイキングでEl Chaltenへ抜ける予定です。
      因みにTortelではどちらに宿泊されたのでしょうか?
      宿情報の詳細を教えて頂けると幸甚です。
      • がるしあ
      • 2019/12/13 5:25 PM
      Tortelの宿ですが・・・。日記にも書いている通り、その日に決めた宿なので名前を忘れてしましました。
      駐車場から海の近くまで下りていく階段の両側にいくつか宿が並んでいます。ぼくが泊まったのは海の近くの宿でキッチンが使えました。他にも港の近くやさらにその奥にも宿はあったので自転車さえなければ色々と探し回れると思います。駐車場近くに観光案内があったのでそこでも教えてくれました。地図ももらえます。

      夏場のアウストラルはベストシーズンってやつなんですかね。ぜひ楽しんできてください。
      • yasu
      • 2019/12/17 6:52 AM
      管理者の承認待ちコメントです。
      • -
      • 2019/12/26 4:21 PM
      コメントする








          

      PR

      calendar

      S M T W T F S
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      3031     
      << August 2020 >>

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      • マラウイ湖畔ラストライド 2020年3月11日(水) 824日目(Nkhotakota→Salima)
        yasu (03/27)
      • 帰国の決断
        yasu (03/27)
      • 帰国の決断
        biei (03/25)
      • マラウイ湖畔ラストライド 2020年3月11日(水) 824日目(Nkhotakota→Salima)
        中田 (03/18)
      • のんびりサファリ準備 2020年1月31日(金) 784日目(Arusha)
        yasu (02/14)
      • 飛行機移動はやっぱり苦手 2020年1月20日(月) 773日目(Lisbon⇒Dubai)
        yasu (02/14)
      • のんびりサファリ準備 2020年1月31日(金) 784日目(Arusha)
        中田 (02/07)
      • 飛行機移動はやっぱり苦手 2020年1月20日(月) 773日目(Lisbon⇒Dubai)
        ネコシバ (01/29)
      • 痛みと共に初走行 2020年1月2日(木) 755日目(Sevilla→Huelva)
        yasu (01/28)
      • 痛みと共に初走行 2020年1月2日(木) 755日目(Sevilla→Huelva)
        中田 (01/22)

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM