スポンサーサイト

  • 2020.05.09 Saturday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    「ギブミーマネー」を考える 2020年3月13日(金) 826日目(Lilongwe)

    • 2020.03.13 Friday
    • 23:06

    日付:2020年3月13日(金)  天気:晴れ一時雨

    移動距離:なし 総移動距離:34,208km

    現在地:Lilongwe

     

    マラウイは独立以降、
    アフリカでは珍しく対外戦争や内戦を経験していない。
    そのため“The Warm Heart of Africa”(アフリカの温かい心)
    と呼ばれていたりもする。
    確かに治安の悪さはそれほど感じない。
    そもそもほとんどが田舎なので
    都市部にある独特の怖さがないだけなのかもしれない。
    そういう意味では「温かい心」というのはあてはまる。
    実際に旅人の中には、「人がいい」「優しい」と
    ブログなどに綴っていることが多い。
    ただ、自転車で旅をしているぼくは
    「ギブミー」の連呼に嫌気がさしている。

     
    自転車旅で見えてくるのは
    その国のその土地のリアルな姿だと思っている。
    バスや列車、飛行機で観光地を繋ぐような旅では見えない部分であり
    それが醍醐味でもある。
    そんなリアルなマラウイの姿が
    海外からやってきた旅人にお金を要求するということ。

    ケニア、タンザニアでも全くなかったわけじゃないが
    それらと比較すると頭ひとつどころか
    体全体を飛び越してだいぶ高いところを見上げなくてはいけない。
    それくらい多い。
    この差は一体どこからやってくるのか。

     

    もう少しマラウイのことを調べてみると
    “The Warm Heart of Africa”の他にも
    必ず出てくる言葉がある。
    それは「世界最貧国」というもの。
    最貧国ランキングのようなものを見ると
    必ず上位にランクインしている。
    その他の上位国は南スーダンやブルンジなど
    内戦があったりと情勢が不安定な国ばかり。

     

    「最貧国だけど治安がいい」となると
    増えてくるのが海外からの援助だ。
    以前の日記で日本の支援で作られた橋の写真を載せたが
    ここマラウイには他の国々から支援を受けて
    作られているものがよく目に付く。

    中国、EU、アメリカ・・・などなど。
    そんな場所には支援したことを誇示するかのような
    国旗やマークが必ず描かれている。
    日本の海外支援のひとつに
    JICAの青年海外協力隊があるのは有名。
    マラウイは協力隊が最も多く派遣されてきている国らしい。

     

    ここに「ギブミーマネー」が多い理由があるのかもしれない。
    マラウイの人々は与えられることが当たり前になってきている。
    何もしなくても「世界最貧国」であれば支援してくれるという気持ちが大人たちの中にある。
    (実際に田舎の町には昼間でも何もせずに日陰でだらだらとしている大人たちが多い。)
    それが直接言わないまでも子どもたちへ伝わっているから
    まだ何もわからない幼稚園児くらいの子でさえも
    ぼくを見かけると「ギブミーマネー」と言うのだ。
    (大人にもけっこう言われているけど・・・)

     

    例えその言葉が単なる冗談だとしても
    1日に50回近く聞かされると嫌気がさしてくる。

    観光客の増加を狙ってマラウイはビザの代金を
    75ドルから50ドルへと2020年から値下げした。
    (そもそも75ドルは高すぎ!)
    それでも、これから出会う旅人に、もしくは日本に帰ってからも
    「マラウイが良かった!」とは伝えられない。
    (ちなみに国境ではいまだに75ドルをもらって
    25ドルをポケットに入れようとしている職員がいる。
    冗談だと思っていたが、キャンプ場で出会ったドイツ人は
    実際に75ドルを請求されたらしい。)

     

    「支援」って難しい。
    与えることだけではいけない。
    その先に自分たちの力で良くしていこうという意志がなければ
    マラウイはいつまでたっても最貧国に名を連ねるに違いない。
    変えていくためには何が必要なんだろう。
    やっぱり教育なのかな。
    でも、教育も同じで与えるだけ、教えるだけじゃいけない。
    与えた先に「自分で考える」「自分で行動する」がなければ意味はない。
     
    「ギブミーマネー」が色んなことを考えさせてくれた。

     

     
    今日はゆっくりと体を休めた。
    外出は雨が降りそうな中、
    宿からちょっと離れた銀行までの散歩だけ。

    ATM横にはコロナウィルス拡大防止のための
    手洗いを促すポスターが貼ってあった。
    ここまでは自分の近くでコロナに関して
    目にしたり耳にすることはほとんどなかった。
    ニュースの中の遠い場所の話だったけど
    いよいよ迫ってきているようだ。

    今後の動きはニュースをしっかり確認して
    慎重に決めていかなければならないだろう。
     

      

    ランキングに登録しています。

    クリックをお願いします。

     

    にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ
    にほんブログ村

     


    世界一周ランキング

     

     

     

    JUGEMテーマ:世界一周の旅

    スポンサーサイト

    • 2020.05.09 Saturday
    • 23:06
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      コメントする








          

      PR

      calendar

      S M T W T F S
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      3031     
      << August 2020 >>

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      • マラウイ湖畔ラストライド 2020年3月11日(水) 824日目(Nkhotakota→Salima)
        yasu (03/27)
      • 帰国の決断
        yasu (03/27)
      • 帰国の決断
        biei (03/25)
      • マラウイ湖畔ラストライド 2020年3月11日(水) 824日目(Nkhotakota→Salima)
        中田 (03/18)
      • のんびりサファリ準備 2020年1月31日(金) 784日目(Arusha)
        yasu (02/14)
      • 飛行機移動はやっぱり苦手 2020年1月20日(月) 773日目(Lisbon⇒Dubai)
        yasu (02/14)
      • のんびりサファリ準備 2020年1月31日(金) 784日目(Arusha)
        中田 (02/07)
      • 飛行機移動はやっぱり苦手 2020年1月20日(月) 773日目(Lisbon⇒Dubai)
        ネコシバ (01/29)
      • 痛みと共に初走行 2020年1月2日(木) 755日目(Sevilla→Huelva)
        yasu (01/28)
      • 痛みと共に初走行 2020年1月2日(木) 755日目(Sevilla→Huelva)
        中田 (01/22)

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM