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    大忙し 2020年3月18日(水) 831日目(Chipata⇒Lusaka)

    • 2020.03.18 Wednesday
    • 23:29

    日付:2020年3月18日(水)  天気:晴れ

    移動距離:自転車では1km 総移動距離:34,361km

    本日の移動:Chipata⇒Lusaka

     

    昨晩のこと。
    5時のバスに乗るため早めに寝ることにした。
    ウトウト始めたところでメールが入った。
    ちょっと寝ぼけながら見る。
    エチオピア航空からのメールだ。
    予約の確認メールかなと思ったが
    よくよく読んでみるとフライトがキャンセルになったという内容。

     

    「ま、まじ・・・!?」

     
    すでにいくつかは欠航になっていて
    やっとのことで予約した便だったのに。
    思っていたよりも事態は深刻みたいだ。
    キャンセルが決まったのは
    エチオピアからシンガポールへのフライト。
    2回乗り継ぎのちょうど真ん中にあたる。
    残りの2つはどうなるのか。
    キャンセルした時にお金が取られるのか。
    そして、他に予約ができる飛行機があるのだろうか。
     
    わからないことがあまりに多すぎるので
    エチオピア航空のルサカにあるオフィスへと電話することにした。
    遅い時間だったけど丁寧に対応してくれて
    無事にバンコク経由のものを取り直すことができた。
    この先、再びキャンセルになる可能性も0ではなさそうだ・・・。
    ルサカにあるオフィスの場所を教えてもらい
    明日、そこでチケットを受け取ることにした。
    一気に目が覚めてしまいしばらく眠れなかった。 
     
    そして、午前3時15分。
    朝なのか夜なのかよくわからない時間に起床する。
    バスは5時出発だけど
    4時半にはバスターミナルに来るようにとのことだった。
    自転車から荷物を外して積み込むことになるので

    4時15分頃にはバスターミナルに着いておきたい。

    真っ暗の中、荷物をまとめて宿をあとにする。
    アフリカの宿には24時間体制で警備員がいることが多い。
    それも複数いたりする。
    彼らに見送られて出発となった。
     
    昼間は車も自転車も人も多い通りだが
    さすがにこの時間はひっそりとしている。
    外灯も少ないので星がきれいだ。

    バスターミナルは市場の横。
    「本当にバスがあるのか?」と疑いたくなるほど
    市場も静まり返っていた。

     

    バスターミナルへと入っていくと
    (ターミナルと言っても大きな駐車場という感じ)
    バスが数台並んでいた。
    ぼくが予約した会社の名前のバスも確認できる。
    とりあえず一安心。第一関門は突破した。

    が、案の定、次なる関門ですぐ引っかかる。
    自転車をバスに載せる料金はかからないと
    チケットを購入する際かなりしつこく確認したのに
    積み込む直前になって「金を払え」と言ってきた。
    「自転車の料金込み」とチケットに記載しろ!と
    何度も言ったけど頑なに書かなかったのはやはりこういうことか。

     
    まぁ、何となく予想は出来ていたが
    すぐに「はい。わかりました。」とはいかない。

    冷静に話を進めて
    350クワチャ(約2,100円)と言ってきたものを
    最終的には50クワチャ(約300円)で納得した。
    バスそのものの乗車代金が200クワチャ(約1,200円)だから
    さすがに350クワチャは高すぎでしょ。
    これで自転車を放り投げるように積み込んだら
    こっちも冷静ではいられなかったが
    横に寝かせることもなく
    丁寧に積み込んでくれたので文句はない。

     

    バスに乗り込むと予想に反してきれいな車内。
    割と新しい車種みたいだ。
    ボロボロのものを想像していたからうれしい誤算。
    また、アフリカのバスは満員にならないと出発しないと聞いていたので
    わざわざ5時発のものを選んだわけだが、
    5時前には席がほぼ埋まっていて

    驚くことに定刻数分前に出発となった。
    「2、3時間は当たり前のように待つ」と
    誰かのブログで読んでおり
    せめて明るいうちにルサカに着きたいと思っていたところだったので
    これまたうれしい誤算だった。

     

    バスはいいんだか悪いんだか

    怖いくらいのスピードで飛ばしていく。
    しっかりシートベルトを締めて
    寝たり起きたりを繰り返した。

     
    しばらくすると太陽が昇り
    周囲の景色が見えてくるようになった。

    マラウイからザンビアに入って
    最初の町となったChipataには
    大型のスーパーが建ち並んでいたが
    そこから離れるとマラウイ同様に
    土壁と茅葺き屋根の家々がポツポツと見られるようになった。

    自転車で走っている時とは全く違う見え方。
    バスの席から見るそれらはとても距離を感じる。

    あ〜、やっぱり自転車で走りたかった・・・。

     

    途中の町でトイレ休憩をはさんだ。
    商店の前にバスは停まって
    お店の裏にあるトイレを借りる。
    正直、トイレなんかなくて
    「その辺でしてこーい!」となるのかと思っていた。

     
    休憩の後にはお菓子とジュースまで配られた。

    バスは予定通り昼の12時にルサカのバスターミナルに到着した。
    アフリカのバスはひどいと思っていたので
    そのイメージとのギャップもあり
    かなり快適な移動であった。

     

    が、大変だったのはバスを降りてから。
    すごい勢いで人が集まってきて
    「タクシーか!?」「どこまで行く!?」「JICAの建物か!?」
    「乗り継ぎか!?」「リビングストンか!?」と
    あっちからもこっちからも声がかかる。
    しまいには「チパタに行くか!?」とも。
    いや、たった今、チパタからやってきたんだよ!

     

    自転車に荷物をつける時も人だかりができてしまった。
    興味津々でぼくの荷物を見てきて、
    「これは何だ!?」と質問の嵐。
    荷物が盗まれるんじゃないかと心配したが
    逆にこの人ごみだと盗もうとする人はいないのかもしれない。
    むしろぼくが荷物を自転車につけている間、
    自転車を支えて手伝ってくれた。

     

    バスターミナル近くの宿にチェックイン。
    宿の受付の女性がスマホを片手に一言。
    「ザンビアでもコロナの感染者が2名確認されたみたい。」と。
    いよいよアフリカでも感染拡大が始まってきている。
     
    ここでやらなければならないことは多い。
    自転車を入れる段ボールと
    その他の荷物を入れる大きな袋の入手、
    梱包に使うテープやラップの購入、
    梱包した自転車を積み込めるタクシーがあるのか確認などなど。
    タクシーがない場合は空港まで自走、
    もしくは空港近くの宿へと移動しておくのもありかもしれない。

     

    と、やることは多いんだけど
    まずは帰りの飛行機をしっかり確保することが最優先。
    昨晩の電話で予約は出来ているとのことだが
    やはり不安は残っている。
    荷物を置いてすぐにエチオピア航空のオフィスへ向かった。

     

    オフィスは町の中心からやや離れたところ。
    自転車を安全にとめておけない可能性があるので
    やや急ぎ足で歩いていく。
    ここルサカは完全に都会だ。

    たどり着いたのは立派なビル。
    敷地に入るにもビル内に入るにもしっかりと警備員がいる。
    そして、受付では体温の測定まであった。

     
    予約の変更は出来ていて無事にバンコク経由のチケットを受け取った。
    ついでに座席も指定して、手荷物のことも質問することができた。
    ふぅ。一時はどうなることかと思ったが
    とりあえずこれで大丈夫そうだ。

     

    宿に戻ると珍しく日本人に遭遇した。
    青年海外協力隊の隊員らしい。
    昨日のニュースで全隊員に帰国の指示が出たことは知っていた。
    今日と明日の便でアフリカにいる隊員たちは一斉に帰国とのこと。
    彼らはエミレーツ航空を使うようだ。
    ぼくも最初はエミレーツで帰ろうと思っていたが
    すでに満席で予約できなかった。
    そして、聞き捨てならなかったのは次の一言。
    エミレーツは明日を最後にして
    ルサカからの便を全てキャンセルにするという。

     
    まだ拡大が始まっていないザンビアなのに
    キャンセルにしてしまうのは一体どういうことなのか。
    ぼくが予約しているエチオピア航空も
    近いうち同様の方針を決めるのだろうか。

    欧州や中南米では空港そのものを閉鎖しているところも出てきている。
    パッキングのことも考えて23日のフライトを予約しているが
    そこまで待っていたら帰国できなくなるかもしれない。
    改めて調べると21日でもエチオピア航空で帰ることができそうだ。

    さっきオフィスに行ってきたばかりだけど
    明日もう一度足を運んで21日の便への変更をお願いしてみよう。

     

    朝から晩まで慌ただしい1日だった。
    そして、明日も忙しくなりそう・・・。

     

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