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  • 2020.05.09 Saturday

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    聖なる谷を駆け足で巡るツアー 2019年5月9日(木) 517日目(クスコ)

    • 2019.05.09 Thursday
    • 23:46

    日付:2019年5月9日(木) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ

     

    今日は丸1日のツアーに参加する。
    6時ちょっと過ぎに宿を出て
    ツアー会社の前へと歩いていった。
    予定の時間になっても誰も来てくれないが
    マチュピチュに行った時もそんな感じだったので
    特に気にせず近くをふらふらする。

     

    時間が早いので人は少ない。

     

    15分ほど過ぎたところでおっちゃんが
    「Yasuhiro?」と声をかけてきた。
    近くのバンに乗り込み
    ぼくを含めて14人のツアーがスタートした。

     

    今回はガイドがついている。
    アンディとう名のおっちゃんで
    スペイン語に続いて英語でも説明してくれる。
    ほとんどの参加者はスペイン語が堪能らしく、
    英語を聞いているのは
    ぼくとポーランドから来ているカップルだけのようだ。

     

    まずたどり着いたのはチンチェロという町。
    遺跡に直行するものと思っていたが
    降り立ったのは織物の土産物屋のような場所。
    染色の説明をしてもらい、
    織っている様子も見せてもらった。

     

     

     

    その後は買い物タイム。
    そうか。今日はツアーに参加しているんだった。
    土産物屋に寄るのは日本のツアーと変わらない。

     

    ぼくは買うつもりはないので
    店内をさらっと見てから、外をふらふらした。

     

    家の屋根には牛の置物がある。
    沖縄で見かけるシーサーみたいだ。

     

    この子はこれから学校だろうか。

     

    こっちでは村人総出で工事をしているようだ。

     

    買い物時間をたっぷり取った後は、
    町にある遺跡へ向かった。

     

    高台にあるので町を見下ろせる。

     

    ここにも牛の飾り。

     

    広場ではお土産を売るおばちゃんたちが
    シートを広げていた。

     

    朝早いのでまだ準備中という感じ。

     

    ここは遺跡の上に教会が建てられている。
    スペイン人がやって来た時に
    遺跡を破壊してその上に新たに教会を作ったというわけ。
    基礎の部分には過去の石積みが残っている。
    今も発掘作業は進められていた。

     

     

     

    続いて向かったのはモライという遺跡。
    前方後円墳のようなかたちをしているが
    丘のようになっているのではなく、
    深い穴になっている。

     
    かなりの大きさがある遺跡で
    中を歩いている人が米粒みたいに見える。

     

    これぞまさにミステリーサークル。
    競技場?何かの儀式に使われた?
    いやいや。
    これは驚いたことに農業試験場だとされている。
    高さを変えることで気温が異なり、
    さまざまな作物を育てていたようだ。
    石が熱を吸収することで
    最深部では上部と比較して5℃くらいの温度差ができる。
    熱帯で育てるような作物も
    標高3,500mの場所で育っていたらしい。

     

    個人的には下まで行ってみたかったが
    ツアーなのでその時間はなかった。
    こればっかりは仕方ないか。

     

    続いてマラス塩田へ向かった。
    今日のツアーの中で最も楽しみにしている場所。
    が、ここもたどり着く前に
    土産物屋さんに立ち寄る。
    その時間を見学時間に充ててほしいのに。

     

    未舗装路の丘の上を走り、
    そこから一気に谷へと入っていく。
    その谷に作られているのが塩田だ。

     

    日本の棚田のようになっていて、
    茶色い土地がそこだけ真っ白になっている。

     

    ここも標高は3,200mほどある。
    こんなところで塩ができるというのは、
    もちろんかつてここが海だったという証拠。
    水路を作って流れてくる水が
    それぞれに行き渡るようになっている。

    その水は海水が塩分濃度約3%なのに対して
    なんと濃度20%とのこと。
    確かめるべくちょろっと舐めてみた。
    もちろんしょっぱい。そりゃそうだ。


    約600年前から行われていてほとんどが手作業。
    村の人々がそれぞれの田んぼを所有して、
    家族総出で作業にあたることもあるようだ。

    大きな木の板のようなものを使って
    塩田をバシバシ叩いていた。

     
    収穫作業なのだろうか。
    田んぼはそれぞれ10cmほどの深さで
    塩ができる季節や深さによって適した用途がある。
    野菜用、お肉用、お風呂用という感じ。

    それにしてもこの規模の塩田を作るのに
    どのくらいの人々と月日が費やされたのだろうか。
    千枚田どころかその数は3,500以上あるらしい。
    ここでもそんなに時間はなく
    サラッと見学と説明を受けて出発となった。

     

     

    お昼はぼくが普段入らないような
    やや高級そうなレストランへ。
    食べ放題でこれもツアー代金に含まれている。
    ここぞとばかりに食べまくった。

    アルパカの肉を使った一品と
    ニジマスの卵が大量に入ったスープが絶品だった。

     

    食事の後はオリャンタイタンボへ。
    マチュピチュに向かう際に通った町で
    ここにも遺跡があるのはその時に確認していた。
    斜面に沿って作られた遺跡で
    インカ帝国の砦とされている。

     

    急な斜面に沿って石段が続いている。

    かなりの大きな遺跡だ。

     

    上った先には精巧な石積みになっていた。

    マチュピチュ同様に重要な場所は
    こんな風に隙間がなく驚くほど精巧な造り。

     

    さらに太陽の神殿の一部とされているのが
    6つの巨石を合わせたもの。

    高さ4m、幅10mもある。

    しかも、この石は谷を挟んで向かい側の山から
    運んできているらしい。
    こんな急な崖をどうやって運んだのだろうか。
    文字を持たなかったインカの人々。
    未だに謎に満ちている。

     

    現在の町は眼下に広がっていて
    その先には岩山が見えている。

    そこにも遺跡があるのがわかる。
    インカの人たちは斜面が好きだったのかと思ってしまう。

     


    また、当時からそう言われているのか、
    それとも後付けなのかわからないが、
    山には「皇帝」の顔があるとのこと。

    確かに言われてみれば・・・。

    他にももう一人。
    こちらは髭をはやした誰かだと言っていた。

    ガイドのアンディが熱心に説明してくれるのだが
    如何せん時間が限られており、
    自分が納得できるまで見て回ることができない。

    少しだけ見学して本日最後の遺跡にとなる
    ピサックへ向かった。

     
    オリャンタイタンボから続く谷に沿って
    車はひたすら走っていく。
    この谷、「聖なる谷」と呼ばれていて
    インカ時代から続く多くの村が点在している。
    ピサックもそのうちのひとつ。
    現在の村の裏側にあたる斜面に遺跡が残っていた。

     

    太陽が傾きだしている。
    遺跡上部はいくつかの建物が並んでいて
    さながら迷路のようだ。

     

     

    ここも時間を気にしながら見学するしかなかった。

     

    遺跡を後にした頃には薄暗くなっていた。
    時間的にもこれでツアーは終わりで
    クスコに向かっていくものと思っていたが
    そうではなかった。
    この辺りは「銀」が採れるのかわからないが
    小さなジュエリーショップに立ち寄った。
    ぼくは全く興味がない。
    やれやれ、最後がこれか・・・。

    ところが、ツアーはまだ終わらない。
    真っ暗になり空にはきれいに星が見えている。
    最後に立ち寄った場所で、インカの儀式を行うらしい。
    辺りが暗いのでどんな場所に来たのかもよくわからない。
    もはや誰かの家の裏庭のような気がする。

     

    インカ時代の衣装のようなものを纏ったおっちゃんが出てきた。
    しかし、よく見ると中はジャージで
    足元は普通のサンダルを履いている。

    とりあえず言われるがまま、
    渡されたマカの葉を火の中へ投じ、
    彼が叫ぶケチュア語をリピートする。
    しかし、一文が長いため参加者全員ほとんど覚えきれない。

     

    最後は全員が手をつないで
    「万歳!」みたいな要領で手を上げて
    何かにお祈りをした。

    ぼくはダウンを羽織っていたが、
    どうやら他の人たちは相当寒かったようで
    儀式が一通り終わると足早に車へと戻っていった。

    1日を通して集合時間に
    全員が揃ったことはなかったのに
    この時ばかりは早く出発してほしいようだった。

     

    20時半ころ、無事にクスコへと戻ってきた。
    1日でクスコ周辺の遺跡をいくつも見たが
    ツアーだったので納得いくまで見学することはできなかった。
    マチュピチュを何時間もかけて見たように
    じっくりと堪能することが出来たら
    ひょっとしたらマチュピチュを越えるような
    場所があったかもしれない。
    途中の道もあっという間に通り過ぎてしまうし、
    やはりぼくには自転車のペースが合っている。

    まぁ、こんな駆け足ツアーに参加するのは
    これで最後だろう。
    全ての原因は遺跡に入るチケットがセットになっていたからだ。
    ぼくはペルーの政府だか観光局だがなんだかわからないが
    その策略にしっかりとハマってしまったというわけだ。

     

     

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    博物館巡り in クスコ 2019年5月8日(水) 516日目(クスコ)

    • 2019.05.08 Wednesday
    • 23:57

    日付:2019年5月8日(水) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ

     

    マチュピチュに行った3日間で
    けっこう歩いたのでさすがに筋肉痛。

    午前中は写真の整理やら日記の更新やらに時間を使い、
    お昼過ぎに出かけることにした。

     
    近くの食堂で昼食。
    3.50ペソ(約120円)という破格。
    ツーリストではなく地元の人々が
    次から次へとやってくる。

    民族衣装を着てアルパカを連れたおばちゃんも入ってきたのは
    さすがに驚いた。

     

    安いけどしっかりとスープとメインが出てくる。
    今日は久しぶりに魚にしてみた。

     

     

    サクサイワマンに入った時に買ったチケットで
    いくつかの博物館に入れるので
    今日はそれらを訪問した。 

    インカの歴史とかマチュピチュに関しても

    展示されていたのでけっこう楽しめた。

    ハイラム・ビンガムがマチュピチュを

    発見した際に撮影した写真が展示されており、

    どれも木々に覆われていて

    発見することがいかに難しかったのかを物語っていた。

    残念ながらどこも撮影禁止だったので写真はなし。

     

    サクサイワマンとマチュピチュで
    石積みを穴が開くほど見学してきたので
    町なかの石積みも気になって仕方がない。

     

    石の表面に突起が見られる場合がある。

     

    車輪を使っていなかったインカの人々は
    そこにできた隙間に棒を差し込んで
    てこの原理を使って動かしたという説もあるとか。
    ただ、巨大な石をどのように運んだのかは
    はっきりとわかっていないらしい。

     

    14角の石があると知ったので探してみた。

    確かに14角なんだけどサイズが小さいし
    見た感じやや新しく作られたような気がする。

     

    その後、マチュピチュに行った時にお世話になった
    ツアー会社へ。
    マチュピチュを見て他の遺跡にも行きたくなったのである。
    それに持っているチケットで入れる場所も多い。
    悩んだ結果、明日は1日がかりのツアーに参加することにした。
    「自転車じゃないと楽しめない」と散々言っているくせに、
    チケットがあるのに使わないのは
    もったいないような気がしてきてしまったというわけだ。

     

    というわけで、明日は朝6時半から夜の8時までかけて

    いくつかの遺跡を巡ってくる。

    さてさて、どんなもんだろうか。

      

     

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    マチュピチュからの帰り道 2019年5月7日(火) 515日目(マチュピチュ村→クスコ)

    • 2019.05.07 Tuesday
    • 23:45

    日付:2019年5月7日(火) 天気:晴れ後曇り

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:マチュピチュ村⇒クスコ

     

    今日はのんびりクスコへ戻る。
    水力発電所からのバンは午後3時に出発なので
    12時にマチュピチュ村から歩き出せばいい。
    チェックアウト時間の10時まで宿で
    ゆっくり過ごしてから
    町なかをふらふらして時間を潰すことにした。

     

    マチュピチュ村は山の斜面にある。
    ぼくが利用した宿は長い階段を上ったところにあった。

    マチュピチュ見学を終えてからのこの階段は
    信じられないくらい長く感じた。

     

    こういったモニュメントなんかがあるのは
    さすが世界的な観光地。

     

     

    土産物屋には面白いデザインのTシャツが並んでいる。

    「アディダス」じゃなく「アルパカス」、
    「プーマ」じゃなく「リャマ」になっている。

     

     

    また、Peruの「P」の字が渦巻き状になっている
    デザインは色んな場所で見かける。

    このスタイルはけっこう好き。

     

    日本人観光客も多いため
    町なかには時々日本語も目にする。

     

    こちらはバスのチケット売り場。
    これから遺跡に行く人なのか、
    行列ができていた。

     

    メルカドで簡単に昼食をとって
    ちょっと早いけど11時半には水力発電所に向けて
    歩き始めた。

     

     

     

     

    川と線路が並んでいる道のすぐ横を歩いていく。

      

    往路はどのくらい時間がかかるのかわからなかったから
    やや急ぎ足だったけど、
    復路は距離感が掴めているので気持ちにもゆとりがある。

     

    山を見上げればマチュピチュの遺跡が確認できる。

    本当に急な崖の上に作られているってことを
    再確認させられる。

     

    マチュピチュ遺跡が発見されたのは1911年のこと。
    アメリカの考古学者ハイラム・ビンガムが発見した。
    その当時は今みたいに管理されているわけじゃない。
    木々に覆われていただろうから
    こうやって下から遺跡を確認することは不可能だ。

    「通りかかったら偶然発見した。」
    なんてことが出来るような場所じゃないので
    この周辺に遺跡があるはずという考えのもと
    調査をしていたということだろう。
    木々の中で遺跡を見つけた時の衝撃は計り知れない。
    訪問前に何度も写真を見てしまっているぼくでさえ、
    切り立った崖の上にある遺跡を見た時には
    驚いたのだから。

     

    色んなことを考えながら歩いていたら
    あっという間に水力発電所にたどり着いた。
    まだ14時をちょっと過ぎたところ。
    木陰に腰を下ろしてバンがやってくるのを待つことにした。

     

    14時半を過ぎると続々と人が集まってきた。
    クスコからのバンが到着した頃でもあるので
    マチュピチュに向かう人も多い。
    数名がノートやらスマホやらを見ながら
    名前を叫んでいる。
    名前を呼ばれたらバンに乗って出発していくらしい。
    ぼくは手書きの紙ぺら1枚しか持っていないが
    しっかり予約がなされているのか不安になる。
    そもそも、どこで待っているのが正しいのか
    それすらもよくわからない。
    集まってきている人も同じようで
    あっちに行ったりこっちに行ったりしている。

     

    なかなか名前が呼ばれず
    どうしたものかと思っていたら
    後から来たら兄ちゃんがスマホを見ながら
    ぼくの名前を呼んでくれた。

    帰りも明るいうちは景色を眺め続けたが
    17時半をまわると少しずつ暗くなってきたので
    それに合わせるようにウトウトし始めた。

     

    途中で小さな商店で休憩。
    町というわけじゃなく、
    道沿いにポツンと佇む感じの場所。
    マチュピチュから帰るツーリストが
    お客さんになっているようだ。
    小学生くらいの子どもたちも総出で
    やってきたバンをせっせと洗車していた。

     

    夜の真っ暗な道をひたすらとばして、
    クスコには9時過ぎにたどり着いた。
    乗車した場所とは違う場所で降ろされたが、
    連日ふらふらと町歩きをしていたので
    「あ〜ここか。」とボソッと呟いて宿へと戻った。

    慣れないバス移動だったので
    無事に宿に着いてホッと落ち着くことができた。

     

    もうちょっとだけクスコに滞在し、
    近くの遺跡を見に行ったら
    ボリビアに向けて走り出そう。

     

     

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    個人的には遺跡部門NO.1 2019年5月6日(月) 514日目(マチュピチュ村⇔マチュピチュ遺跡)

    • 2019.05.06 Monday
    • 23:41

    日付:2019年5月6日(月) 天気:晴れ一時雨

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:マチュピチュ村⇔マチュピチュ遺跡

     

    4時過ぎに起床。
    宿には朝食が付いていて、
    4時半に準備してくれる。
    ぼくのように朝からマチュピチュに行く人が多いので
    それに対応している。なんともありがたい。

    準備を整えて5時には歩き出した。
    もちろん辺りはまだ真っ暗。
    町を抜けてしまったら
    ヘッドライトなしでは歩くことはできない。
    昨日歩いてきた道を少し戻って行き
    分岐点をそのまま遺跡方面へと進んでいく。
    川を渡る橋があって
    その橋の入り口でチケットとパスポートのチェックがあった。
    ぼくの前を歩いていた人は遺跡への入場時間が
    6時ではなかったようで先へと進むことができないようだ。
    その辺り意外と厳しくチェックしている。

     

    橋を渡るとそこからひたすらに階段が続く。

    大きな石で作られているので
    段差はさまざま、凹凸も多いので
    決して歩きやすくはない。
    標高は2,400mくらいだから高いわけではないが、
    朝からこの階段は息が上がる。
    でも、早めに遺跡の入り口まで行きたいので
    休むことなく上り続けた。
    自転車で旅をしているので
    他の旅人より体は動く。
    途中で休んでいる人、
    重たい足をゆっくり上げている人、
    少なく見積もっても50人くらいを追い抜いていった。

     
    空は少しずつ明るくなっていき、
    途中からはヘッドライトも不要になっていた。

     

    階段を上りきって遺跡の入り口に着いたのは6時10分。
    ゲートには列が出来ていたが
    チケットはバーコードをかざすだけなので
    すんなりと中へ進んでいくことができた。

     

    人の流れに乗って100mほど歩く。
    目の前にマチュピチュの遺跡が広がっていた。

    自転車旅行者のバイブルとも呼べる
    「行かずに死ねるか」(石田ゆうすけ著)で、
    彼は「想像よりはるかに小さい」と
    マチュピチュについて書いていた。

    そのおかげなのかもしれないが、
    ぼくが目にしたマチュピチュは
    四方を断崖絶壁に囲まれ、
    朝の静かな空気の中で
    異様なオーラを放っていた。
    そして、思っていたよりも
    その廃墟は広範囲にわたっていて、
    ぼくはしばらくその場から動けずに
    遺跡を隅々まで見渡していた。

     

     

     

     

    人が少ないうちに自分も入ってパシャリ。

     

     

    遺跡の中はほとんど一方通行と聞いていた。
    つまり見逃してしまうと後戻りはできない。
    (以前は可能だった再入場も
    現在は出来なくなっている。)
    そんなわけで、絶対に見逃すまいと
    ゆっくり時間をかけて進んでいった。

     

    山の上へと続く道があったので
    遺跡の中に入っていくのではなく
    そちらに向かった。

    階段がしばらく続いていく。
    こちらに来る人は少ない。


    遺跡から遠ざかっていくが
    少しずつ遺跡全体が見渡せるようになった。

    遺跡の奥にそびえているワイナピチュ山の
    さらに先の山まで見えてきた。

     

    30分ほど歩くとでインティプンク(太陽の門)にたどり着いた。

    ここは8つあるマチュピチュへの入り口の1つで、
    インカ帝国時代にはマチュピチュを訪れる人を
    検問する関所として使用されていた可能性が高いとのこと。

     

    ここからは遺跡全体、ワイナピチュ山、
    バスが走っている道まで全てを一望できた。

    ちょうど太陽が遺跡を照らし始めた。
    崖の下の方まで遺跡が続いていることがわかる。

     

    木々で覆われている部分にも
    遺跡は眠っているのかもしれない。

     

    さらに、この「太陽の門」にはその名の由来がある。
    夏至の日にマチュピチュ遺跡の中にある
    「太陽の神殿」から東側を眺めると、
    日の出の場所がちょうどこの「太陽の門」と重なるのだ。

    ワイナピチュ山、マチュピチュ山に登るには
    事前予約と追加料金が必要で、
    登れないとわかった時は残念だったが、
    ここからでも十分にマチュピチュ全体の
    景色を堪能できた。
    高さだけ考えるとワイナピチュと変わらない気がする。
    いや、むしろ高いのでは・・・?

     

    ここから元の道を戻って遺跡の中へ入っていった。

     

     

    急な斜面には階段状の石積みが続いている。

     

     

    見下ろすと川が流れているのが確認できる。
    ぼくが昨日歩いてきた場所だ。

     

    再び遺跡の中心から離れて行くようにして
    「インカブリッジ」へと向かった。
    こんなところに橋があるのか?

    断崖絶壁に細かい石が積まれている。
    これもかつてのインカ道だ。

     
    20分ほどで「インカブリッジ」が見えてきた。
    さすがに危険なので立ち入り禁止。

     

     

    よく見ると橋の先にも道が続いているのがわかる。

    当時の人々はここを通っていたらしい。
    恐ろしすぎる。

     

    ここから引き返していよいよ遺跡の中心部へ。

    観光客は多いけど、遺跡自体が広いので
    そこまでごちゃごちゃしている印象は受けない。

    多くの人がガイド付きで来ているので
    主要な場所以外は人が少ないのだ。
    人が誰もいない場所に進んで行っては
    ゆっくりと石組みや周囲の景色を眺めて
    当時の人々に思いを馳せた。

     

     

     

    先日行ったサクサイワマンよりも
    石組みが荒い場所が目立つな〜と思っていたが、
    主要な場所はとってもきれいに重なっていた。
    特に「太陽の神殿」は美しい。

     

     

     

    驚くのが自然の岩と組み合わせてあること。

    この細い隙間を埋めている石なんて
    芸術作品にしか見えない。

     

    もちろん名前には意味があって
    夏至と冬至の日の朝に
    窓から太陽の光が差し込むように設計されている。

     

    小高い丘の上にはへんてこな形の岩。

    インティワタナと呼ばれており、
    「太陽をつなぐ杭」を意味する。
    でっぱりが東西南北を指しており、
    日時計とも、儀式に使ったものともいわれている。
    1年間で最も日が短い冬至の日に
    「太陽が消えないようにこの杭につなぐ」
    という儀式をしたらしい。

     

    インカの人々にとって
    「太陽」というのはとても大きな意味を
    持つものだったのである。

    そういえばマヤ文明でも同じように
    「夏至」や「冬至」が特別な日として
    観測されていた。
    オーストラリアのアボリジニ、
    ニュージーランドのマオリも
    「自然」に対して信仰心を持っていた。
    自然と共に生きているからこそ、
    それを大切にしていかなければいけないという心が強かったのだろう。

     

    太陽の神殿の近くには水が流れ出ている場所がある。

     

    そこには階段状に貯水しておく場所も作られている。

    マチュピチュ山から流れてくる水であることは確かだが、
    水源がどこで、どのように遺跡の中を通っているのかは
    未だにはっきりとわかっていないらしい。

     

    そんな遺跡の中にはこいつが堂々と歩いている。

    当時の人々も共に生活していたようだ。

     

    その後も遺跡の中をゆっくりと歩き続けた。
    一方通行ではあるものの枝分かれがたくさんある。
    あちらこちらでガイドが説明しているので
    自分のペースで見学しつつ
    気になった場所は耳を傾けた。

     

     

     

     

     

    ここからの景色なんてまさに天空の城に見える。

     

     

    中央には広場があって、1本だけ木が残されていた。

     

     

    最後の見どころがこちら。
    (どこもかしこも見どころなわけだが。)

    自然の岩と石積みが組み合わされている。

    目の前の地面にはこんな岩が埋め込まれている。

    これがとある生物だと言われている。
    インカ時代に天上を現したとされる生き物。

    「コンドル」である。

    大きく翼を広げている感じ。
    宗教的な意味を持った神殿だったらしい。

     

    ここを最後に出口へと向かった。

     

    最後に振り返って1枚。

     

    6時過ぎに入り、外に出たのは12時半。
    6時間以上も滞在していたことになる。
    もし1泊にしていたら帰りの時間を気にして
    ここまで堪能することはできなかった。

    マチュピチュに2泊するのは正解だった。

     
    後から知ったが、本来は最大でも4時間までらしい。
    でも、出口で確認とかしていなかったから
    単なる目安なのかもしれない。

    まぁ、普通に見学するなら4時間あれば十分かな。

     

    さすがに足はけっこう疲れているけど
    帰りももちろん歩く。

    バスの列を横目にハイキングトレイルへ進んだ。

     

     

    1時間弱でマチュピチュ村に戻り、
    そこのメルカドで昼食。

    ペルーのトウモロコシは一粒一粒がでかいのが特徴。

     

    宿に戻ってちょっと休憩したのち、
    町をふらついた。

    伊香保だか鬼怒川だか思い出させるようなつくり。

     

     

     

    昼食が遅かったので
    夜は軽めにカルドデガイーナ(鶏のスープ)。
    今まで食べてきたものと比べると
    やたらとオシャレなやつが出てきてしまった。


    ぼくはもっとごちゃごちゃした感じが好き。

    子どものころから「いつかは行ってみたい」と
    思っていたマチュピチュ。
    ここまで自転車で来ることは出来なかったが、
    それでも出来る限り自分の足を使って
    やって来たことがマチュピチュに対する感じ方を
    いい方に動かしたような気がする。
    長い階段を上ったからこそ、
    「こんな崖の上にどうやって?」と
    感じることができた。
    まぁ、ぼくが自転車で旅をするのも
    同じような理由なわけで。

     

    メキシコ、ベリーズ、グアテマラで、
    マヤの遺跡を中心にいくつも見てきたけど、
    ぼくの中ではマチュピチュが「遺跡部門」では一番。
    作られた時代も場所も違うので
    単純に比較はできないわけだけど。

     

    この先、「どこの遺跡が良かった?」と聞かれたら

    「マチュピチュ」と答えるわけである。

    う〜ん。なんだかありきたり。

    でも、本当に素晴らしかった。

     

     

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    マチュピチュに向けて出発! 2019年5月5日(日) 513日目(クスコ⇒マチュピチュ村)

    • 2019.05.05 Sunday
    • 23:40

    日付:2019年5月5日(日) 天気:雨のち曇り

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ⇒マチュピチュ村

     

    今日は1日かけてマチュピチュ遺跡の麓の村まで向かう。
    (アグアスカリエンテスという名前の村だが、
    マチュピチュ村という名前でも呼ばれている。)
    ここ数日、一時的に天気が崩れることはあったが
    基本的には晴天が続いていた。
    特に朝はきれいに青空が広がっていた。
    ところが、今日に限って夜明け前から雨。
    なんかぼくが悪いことをしたでしょうか?

     

     

    バス(正確にはバン)は8時に出発なので予約したツアー会社の前まで
    レインウェア着込んで歩き出した。
    その頃には小雨になっていてくれたので
    何とかずぶ濡れになることは避けられた。

     

    予想はしていたがツアー会社は閉まっていた。
    誰かが迎えに来てくれるということなのだが・・・。
    予定時間から15分過ぎたものの誰も来ない。
    やや不安になってきたが、
    「ここは日本ではなくペルー」と考えると
    そんなもんかな〜と思ったりもする。
     
    20分を過ぎたところで一人のおっちゃんが
    スマホを片手にぼくの名前を呼んでくれた。
    予約はしっかりとされていたようだ。
    おっちゃんの後について行く。
    アルマス広場の目の前で再び待機。

     

    ぼくの他にも一緒のバスに乗るお客さんが
    10人ほど集まってきていた。

    日曜日だからなのか音楽を奏で、
    踊りながら目の前を通り過ぎる一団。

     

    先頭の人がリャマとアルパカを連れていて、
    後ろの大勢は背中にアルパカをぶら下げている。
    (ぬいぐるみだけど。)
    昔の儀式の再現でもしているのだろう。 

    その一団が通り過ぎたところで
    いよいよぼくらも動き出した。

     
    バンが来るのはちょっと離れた場所らしく、
    5分ほど歩いて移動。
    その後、さらに5分してやっとバンがやってきた。

    総勢15人を乗せたバンが走り出した頃には
    もうすぐで9時になろうかというところだった。

     

    ここから約6時間か・・・。
    山道を走っていくことになるだろうけど、
    果たして耐えられるだろうか。
    と不安な気持ちを抱えたが、
    バンは走り出してすぐのガソリンスタンドでしばし停車。
    理由はよくわからん。
    やっと動き出したが20分ほどすると再びガソリンスタンドへ。
    今度はどうやら給油らしい。
    こういった移動に慣れていないぼくからすると、
    「出発前に入れておけよ!」と思ってしまうが、
    そんなことは当たり前なのかもしれない。
    他の乗客は全くの無反応だ。

     

    そこからやっと本格的に走り出した。
    長時間の乗車に耐えるには寝るしかないと思っていたが、
    移り行く景色を見逃してしまうのがもったいなく感じて
    外の景色を眺め続けた。
    いくつかの小さな村を通り、山を越えていく。
    2時間ほど走って休憩をとり、
    そこからさらに山の中へと入っていった。

     
    自転車で走りたいな〜と思える道ばかりだが、
    急勾配の道も多く、最後は未舗装路がしばらく続いたので
    仮に走るならしっかりとした準備が必要だし、
    時間もかなりかかるだろう。

     

    目的地の水力発電所の手前にサンタテレサという町がある。
    そこで昼食タイム。
    小さな食堂の前でバスは停まった。
    ぼくはパックツアーを申し込んだわけじゃないので
    昼食は含まれていない。
    その場でお金を払えば問題ないみたいだが、
    かばんにパンを詰め込んできたので
    近くのベンチに座ってパンにかぶりついた。

     

    水力発電所にたどり着いたのは14時半。
    発電所と言っても大きなダムがあるわけじゃない。
    どこが発電所なのかいまいちわからないくらい。
    むしろ列車の小さな駅と言った方が正しい気がする。

     

     

    ここからマチュピチュ村まで約10km歩いていく。
    そのほとんどを線路に沿って歩くので
    「スタンドバイミーコース」なんて呼ばれている。

    ぼくの他にもマチュピチュを目指す人は多いので
    迷う心配はない。

     

     

     

    線路の上で犬が寝ていた。

    観光客がたくさん歩くし、犬まで寝ているからって
    使われていないというわけじゃない。
    この線路は現役。
    しっかりと観光客や地元民を乗せて走っている。

     

     

    こんな橋も渡っていく。
    まさしくスタンドバイミー。

    しっかりと歩道が設置されているわけだけど。

     

    道中には売店やらレストランやらが時々出現する。
    ここにはキャンプ場も併設されていた。

     

    小さな川を渡るときは枕木を使っていく。

     

     

    クスコより標高を1,000mほど下げたこともあって
    歩いていると汗ばむ。

    でも、あまりゆっくり歩きすぎると暗くなってくる恐れがある。

    そんな思いから景色を楽しみながらもやや急ぎ足で進んでいった。

     

     

     

    こちらは途中で停まっていた列車。
    ちょっと高級な感じがする。

     

    ペルーレイルという会社のロゴがなかなか素敵。

     

    歩き始めて約2時間。やっと村が見えてきた。

     

     

     

    川沿いに作られた町で日本の温泉街のよう。
    そもそも村の名前である「アグアスカリエンテス」の
    「アグアス」は「水」を意味し、
    「カリエンテス」は「あたたかい」を意味する。
    つまり、ここは正真正銘の温泉街だ。

     

    しかも驚きはそれだけじゃない。
    この世界的に有名なマチュピチュ村の初代村長は日本人なのである。
    野内与吉という人物で移民としてペルーに渡り、
    マチュピチュ村の発展に尽力したそうだ。
    そんなわけで「こんな温泉街、日本でも見たような・・・」
    と思える光景が溢れている。

     

    明日の朝が早いので町歩きは
    明日の午後に回して今日は夕食だけ。

     

    観光地だけあってレストランでの食事はやや高め。

    こればっかりは仕方ないか。

     

    ぼくが泊まっている宿には猫が1匹。


    鼻から口にかけての黒い模様がかわいらしい。

     

    明日は5時に出発してマチュピチュ遺跡へ。
    村から遺跡までバスでも行けるけど、
    ぼくは宿から1時間かけて歩いていく予定。
     

     

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    驚きの石組み in サクサイワマン遺跡 2019年5月4日(土) 512日目(クスコ)

    • 2019.05.04 Saturday
    • 23:48

    日付:2019年5月4日(土) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ

     

    明日からマチュピチュへ行くので
    今日はのんびりと荷物の準備をする。
    自転車や不要なものは宿で預かってくれるのがありがたい。

     
    そんな宿には猫が2匹。

    この宿の滞在も長くなってきたので
    少しずつ近寄ってくるようになった。

     

    午後から買い出しも兼ねて散歩に出かける。
    今まで足を運んでいなかった方向へ。
    どちらかと言うと町の中心から離れていく。

    小さな路地を抜けて階段をひたすら上る。

     

     

     

    ここでは演奏しないで!かと思ったが、
    よく考えればクラクションを使うな!という意味か。

     

    高台まで来たら町を一望できた。

     

    古い建物が多い中心付近も趣があるが、
    反対側の斜面に並んでいる建物も面白い。

     

    町の北側に回り込むようにして歩く。
    けっこう高台まで来ているけど、
    まだまだ階段は続いていく。

     

     

    番犬までいる。

     

    何度も足を運んでいるアルマス広場が見える。
    ここはいつでも観光客と客引きが多い。

     

    観光客を乗せたバスやタクシーが多いな〜と思ったら
    近くに遺跡があることがわかった。
    Saqsaywaman(サクサイワマン)というインカ時代の遺跡。
    マチュピチュに行く前に見ておくのもいいだろうと考え、
    さらに坂道を上っていった。

     

    が、ゲートでチケットを買おうとしたらその値段に驚いた。
    なんでもチケットは他の遺跡とセットになっているらしい。
    サクサイワマンに入れるのは、
    クスコ近くの遺跡4ヵ所に入れる70ソル(約2,500円)のものか、
    クスコのみならず広範囲にある
    16ヵ所の遺跡や博物館に入れる130ソル(約4,500円)の2種類。

    チケット売り場でしばし固まってしまったが、
    ここまで来ているんだから見ておきたい。
    結局、ぼくは約4,500円もする高いチケットを購入した。
    決め手になったのは有効期限。
    安い方は2日間なのに対して、高い方は10日間有効。
    明日からマチュピチュに行くので
    2日間有効ではここの遺跡だけで70ソルを払うことになってしまう。
    10日間有効であればマチュピチュから戻った時に
    いくつかの遺跡へ足を運ぶことができる。

     

    というわけで、お高いチケットを握りしめて遺跡へ入った。

    山の上にある広場という感じ。
    そう。まさしく「広場」。かなり広い。
    そして左右に石組みがあって、
    驚いたことにその一つ一つがとてつもなくでかい!
    ぼくの背丈をはるかに超えるような石が
    隙間なく組み合わさっている。

     

     

     

     

     

    遺跡の上へ行くと、そこからもクスコの町を眺められた。

     

     

    町と反対側は自然の大きな石がむき出しになっていて
    そこに石積みが組み合わせてある感じ。

     

    遺跡の上をリャマがのんびり食事中。

     

     

    記念写真を一緒に撮ってくれるおばちゃんとアルパカも。

     

    それにしても石組みが本当にきれいだ。

     

     

     

    カーブもとってもきれいに作られている。

     

    ここに三角形をあてはめるなんて誰が考えたのか・・・。

     

    石組みと石組みが大きくジグザグになるように設計されている。

     

    こちら側は3段構造になっていて、一番下の石が最も大きい。

     
    インカでは「3」という数字は
    「天上」「地上」「地下」という世界観があったので
    宗教的に意味のあるものらしい。

     

    自然の岩がむき出しになっている方は、
    大きな岩が滑らかになっていた。

    この山の上で自然にできるような気がしない。
    これもインカの人々にとって意味があったのか。

     

    今となっては遺跡を訪れた子どもたちの
    遊び場になっていた。

     

    きれいな石組がある反対側とは違って
    石が無造作に転がっていることが多かったので
    こっちはただの石切り場だったのかなと思いながら歩いていた。

    ところが、通りかかったこのおっちゃんが
    色々と説明してくれて、
    宗教的な意味を持った場所だということがわかった。

     

    反対向きの階段。


    これは「地下の世界」へと通じると考えられている。

    その「地下」を表す動物として用いられているのは「ヘビ」。
    (ちなみに天上はコンドルで地上はピューマ。)
    ヘビのかたちが刻まれている岩も教えてくれた。

    (わかりにくいけど。)

     

    突然説明が始まって立ち入り禁止区域まで案内してくれたわけだが
    最終的にチップを要求されたことは言うまでもない。

     

    大きな円形の石組もあった。
    さっきの説明があった近くなので
    なんらかの儀式に使われていたような気がする。

     

    洞窟のような通路もあった。
    あまり長くないと思って入っていったが
    思ったよりも長くてやや焦ってしまった。


    閉所恐怖症に近いぼくはメキシコプエブラの
    ピラミッド内通路で発狂寸前だったのである。
    (その日の日記はこちら。)

     

    少しずつ日が傾いてきてしまった。
    気温も下がってきた。
    そもそもこの遺跡に来るつもりで歩き出したわけじゃないので、
    岩場を歩き回っているぼくの足元は
    裸足にビーサンなのである。

    それでも3時間近く見学している。

    インカの遺跡はクスコの町なか以外ではここが初めて。

    かなり興味深い。こりゃマチュピチュも期待できる。

    おっと、あまり期待しちゃいけないんだった。

     

    最後にもう一度きれいな石組みを眺めてから
    遺跡を後にした。

     

     

     

    長い坂道を下りて町へ戻る。

     

    小腹が空いたのでペルーではよく見かける
    串焼き屋台(?)で牛串を食べてから買い出し。

     

    明日のマチュピチュ行きに向けて
    メルカドとスーパーでパンや果物を購入して宿へ戻った。

     

    明日は8時に宿を出て6時間のバス乗車。
    自転車に乗ったり歩いたりするのは問題ないけど、
    長時間のバス乗車がやや心配だ。
     

     

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    自転車整備とマチュピチュ訪問計画 2019年5月3日(金) 511日目(クスコ)

    • 2019.05.03 Friday
    • 23:55

    日付:2019年5月3日(金) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ

     

    昨日サドルの件は一応片付いたので
    今日は自転車のその他を整備することにした。
    まずはチェーン含めて全体の汚れを落としてきれいにする。
    その後、ハンドル周り(ヘッドパーツ)に
    ちょっとした違和感があったので
    分解してグリスアップ。

      

    サドルを直してくれたビリーと
    デンマークから来ているカップルのサイクリストは
    今日出発するらしいが、
    お昼を過ぎてもいまだに準備をしている。
    チェックアウトが11時ってなってるけど・・・。

    その後、彼らは近くに昼食を食べに行き、
    13時を過ぎたころに出発していった。

     

    ぼくならそろそろ走り終えてもいいかな〜と思う時間である。
    旅のスタイルは人それぞれだ。

     

    午後も引き続き自転車整備。
    後輪のハブを分解してこちらもグリスアップ。
    さらに前のブレーキシューも交換した。

    下が古い方。かなり擦り減っていた。

    こうやって落ち着いた場所でできることは
    なかなかないのでありがたい。

     

    作業を終えてから町に出て
    マチュピチュ行きのバス(正しくはバン)の予約をしてきた。
    ツアーではなく往復の交通のみにした。
    6時間かけて水力発電所まで行き、
    そこから約2時間歩いてマチュピチュ村まで行く予定。
    出発は日曜日。
    マチュピチュの見学は月曜の早朝から。
    土日よりも月曜、火曜が空いているということなので
    そんな予定を立てた。

     
    クスコからマチュピチュに行くにはこれが最も安い方法。
    交通費だけだったら55ソル(約2,000円弱)。
    何軒かツアー会社を回って一番安い場所にした。
    (列車で行くこともできるが、
    一番安いものでも1万円以上する。)

     

    その後、マチュピチュの入場券を買いに
    近くにあるチケット売り場へ。
    パックツアーじゃないので自分で買いに行く必要がある。
    マチュピチュ村でも購入可能だが、
    クスコの売り場も町の中心のアルマス広場の近くだから
    そんなに面倒ではない。

    やや場所がわかりにくかったが
    何の問題もなく購入することができた。


    入場時間が区切られており、
    ぼくは最も早い午前6時のものを購入。
    料金は152ソル(約5,300円)とさすがのお値段。
    遺跡近くにある2つの山(ワイナピチュ、マチュピチュ)の
    どちらかに登りたかったが、
    こちらには1日限定400人という制限があるので
    何ヵ月も前から予約でいっぱいらしい。
    しっかりとした予定を立てられる旅じゃないので
    こればっかりは仕方ない。

     

    明日はマチュピチュに向けてしっかり準備をしよう。
    食料もある程度は持っていかなければ。
     

     

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    直せちゃうの!? 2019年5月2日(木) 510日目(クスコ)

    • 2019.05.02 Thursday
    • 23:26

    日付:2019年5月2日(木) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ

     

    マチュピチュに行くのもそうだけど、
    クスコでやっておきたいことは他にもいくつかある。
    そのうちのひとつがサドルの購入。
    実は今使っているものが限界に達している。
    ぼくが使っているのはブルックスというメーカーのもの。
    サイクリストの間では有名な皮サドルだ。
    皮でできているので馴染むまでに時間はかかる。
    最初は痛みを伴うこともあるが、
    少しずつ自分のお尻に合わせて変化していってくれる。

     
    ぼくは日本一周したときからこいつを使っているので
    約9年は使っていることになる。
    決して柔らかいわけではないが、
    今では座布団の上に座っているかのような
    安心感と安定感がある。

     

    ところがそんな皮サドルには弱点がある。
    それは「水に弱い」ということ。
    知ってはいたものの日本を旅していた時なんかは
    ほとんどケアをしてこなかった。
    濡らしてしまうことも多かったし、
    日本一周を終えてからしばらく乗らない期間もあった。
    そのつけがとうとうここにきて爆発。
    サドルの先端にあるねじで張り具合を調節していくわけだが、
    皮そのものがそれに耐えきれず破れてしまっていた。
    辛うじて真ん中の鋲の部分は耐えていたが
    そこも破けてしまうのは時間の問題。
    そこで新たなものの購入を考えていた。


     
    自転車に乗るものにとって
    自分に合ったサドルを選ぶことはとても重要。
    しかし、それを見つけるのはなかなか難しい。
    その証拠にお店に行くとサドルだけでも
    多種多様なものが存在する。
    まして、毎日のように自転車に乗っているぼくにとって
    サドルは体の一部のようなもの。
    旅を快適にするためには
    しっかりとした選択が必要である。

     

    昨日、近くの自転車屋さんを覗いた。
    そこそこの品揃え。
    どれにすればいいのかさっぱりわからない。
    今日は他のお店も回ってみようと思うのだが、
    恐らく何軒見て回っても
    優柔不断なぼくは悩み続けるに違いない。
    そこでぼくは考えた。
    ぼくのお尻を知り尽くしたブルックスのサドルをお店に持っていき、
    それと似たような形やサイズのものを選べばいいのではと。
    我ながら素晴らしい考えだ。

     

    早速、サドルを外す。
    使い古された相棒。今日でお別れか・・・。
    と思って眺めていたら、
    朝食中のビリーが「どうしたの?」と声をかけてきた。

    「新しいのを買うつもり。」と伝えると、
    「リメイクはできる。」と言うではないか。

     

    皮は限界まで伸びているので
    サドルそのものが購入時より長くなっている。
    彼の説明では調整のねじを再び最初の位置に戻し、
    先端部分をカットして、新たな穴をあければいいと。
    そんな風にリメイクしたなんて
    今まで見たことも聞いたこともないが
    言われてみれば確かにできそうな気がする。
    やってみる価値はありそうだ。

     

    というわけで作業開始。
    ねじを緩めて先端部分をカット。

     

    そこから新たな穴を開けていく。
    しかし、皮が伸びてきているとはいえ
    さすがにこれだけの長さを切ってしまうと
    調整のねじを最も短くしても
    あとちょっとのところで届かない。

     

    「う〜ん、やっぱり厳しいか・・・」
    唸っているぼくを見て、ビリーが手伝ってくれた。
    というか、そこから先は全て彼がやってくれた。

    彼は過去にもこの方法をやっており、
    さらに自分は「エンジニア」だと言っているので
    こういう作業は得意みたいだ。
    いや、彼の手つきから察するに完全に「プロ」である。
    宿の倉庫にある工具ボックスをあさり、
    必要なものを次から次へと出してくる。
    皮に穴をあけてねじを通し固定していく。

     

     

    ところがあとちょっとのところで
    うまくはまってくれない。
    最後はトンカチを使ってやや力技。

     

    約1時間かけて作業は終了した。

     
    中庭で試乗してみたが違和感は全くない。

    最後は無理矢理ねじ込んだの
    後ろ側が沿ってしまっているが、
    皮が伸びてくれればカタチは整っていくだろう。
    マチュピチュから帰って来た時の状況で
    このまま使い続けるか、新たなものを買うか判断すればいい。
    もちろん愛着があるので
    できればこのまま使い続けたいところ。

     

    リメイクしてしまおうなんて考えもしなかった。
    自転車関係に限らず
    旅の中でいくつかのものは
    修理したり、補修したりして使い続けている。
    日本で普通に生活していたら
    新たなのもを買ってしまう状態でも
    なんとか誤魔化しながら使い続けているものも多い。
    「壊れたから、ダメになったから新しいもの」
    「古いものはすぐに交換すればいい」
    という感覚はなくなってきていると思っていた。
    でも、ビリーに比べたらぼくはまだまだ未熟だった。

     

    午後から昨日に引き続き町歩き。
    グアテマラのコバンで買ったコーヒー豆がなくなったので
    見かけたコーヒーショップでクスコの豆を購入。
    「どんな豆が好きか?」と聞かれたが
    正直自分でもよくわからない。
    日本語でも説明できないのに
    スペイン語で説明は不可能。
    いろいろと説明してくれたが
    とにかくあまりストロングじゃないやつで
    そこまで高価じゃないやつを購入した。

     

     

    今日も空の青さが際立っている。

     

    歴史のありそうな建物が博物館になっていたので
    ふらりと入る。
    南米に生息している生物の標本があるだけの
    小さな博物館だったので
    ぼく以外にお客さんはゼロ。
    でも、個人的にはけっこう好きなので
    周囲を気にせずにじっくりと見入ることができた。

     

     

     

     

     

    そこから再び町を歩き大きなメルカドへ向かった。

     

    倉庫のようなメルカドで中には様々なお店がびっしり。

    同じ種類のお店がそれぞれの場所に集まっている。

    ここはフルーツジュース。

     

    ここはパン。

    しかも大きなやつばかり。
    そういえば数日前にお世話になったキャンプ場の
    おばあちゃんが「クスコのパン」と言って
    ぼくに分けてくれたのがこの大きな丸いパンだった。

     

    こちらはチーズ。

     

    そして、お花のエリアもある。

     

    小さな食堂も並んでいた。

     

    そんな市場の外でも色んなものを売っている。
    地面に座り込んで品物を並べている人も多い。

     

    このおばあちゃんはお食事中。

     

    そこからさらにごちゃごちゃしている方へ進む。
    道ばたで野菜や果物を売ってるおばちゃんたち。

    とっても賑やか。

     
    観光地のオシャレな雰囲気はこの辺りにはない。

    もう見慣れているが、鶏はこんな風にして売られている。

     

    そんな一画で床屋が3軒並んでいた。
    けっこう髪が伸びてきているので立ち寄る。

    スマホで写真を見せて「これくらい」とお願いする。
    ほんの1秒ほどチラッと見て
    「わかった」と言ってバリカンを手にした。
    まぁ、5ペソ(約175円)で切ってくれたから文句はない。

     

    夕食は今日も自炊。
    昨日の残りの食材にサツマイモを追加し、
    サツマイモと鶏肉で炊き込みご飯。
    それに味噌汁。

     

    このご飯が絶品だった。
    本当はキノコを入れたかったのだが
    どこを探しても見つからなかった。
    それでも十分にうまい。
    安上がりだしお腹は膨れるしちょうどいい。

     

    今日も何軒かツアー会社で話を聞いた。
    スペイン語のいい勉強になるので
    声をかけられるたびに話を聞いている。
    相場は分かったので明日にでも
    マチュピチュ行きの予約をしようかな。
     

     

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    クスコ町歩き 2019年5月1日(水) 509日目(クスコ)

    • 2019.05.01 Wednesday
    • 23:44

    日付:2019年5月1日(水) 天気:晴れ

    移動距離:なし 総移動距離:23,379km

    本日の移動:クスコ

     

    ここのところ早起きが続いたが
    今日は移動しないのでのんびり起床。
    と言っても、6時は目が覚めてしまう。

    この宿では簡単な朝食が出るので
    それをありがたくいただき、
    のんびりとコーヒーを堪能する。

     
    この中庭、日当たりが良くてとっても心地いい。


    ぼくが日記の更新をしていたら

    同室のビリーは自転車の整備を始めた。


    彼のはマウンテンバイク。
     
    マチュピチュへ行く方法や料金を知りたいので
    お昼前には町へと繰り出した。
    ここクスコはインカ帝国の首都として栄えた街。
    標高は3,400mもある。
    観光客の中には高山病になる人も多いとか。
    4,000mを越える山道を走ってきたので、
    ぼくの場合、今さらその心配はいらない。
      
    「クスコ」とはケチュア語で「へそ」という意味で、
    インカ帝国の中心だったということになる。

    ところが、16世紀後半にスペイン人に侵略され、
    街の建造物の多くは破壊されてしまう。
    しかし、場所によってはインカの人々が作り上げた
    精巧な石垣が残っている。

    「石工が有名」ってことくらいはなんとなく知っていたが、
    どこに何があるのかはよくわからん。

     
    とりあえず適当に歩いていく。

    宿を出てすぐ石積みが見られた。

    正直、昔に作られたものなのか、
    新しいものなのかぼくにはさっぱりわからない。

     

    なんとなく中心部へと向かうことにする。

     

     

     

    アルマス広場という有名な広場にたどり着いた。

    標高が高いせいなのか、
    それとも建物とのコントラストなのか
    やたらと空が青く見える。

     

     

     

     

    広場の周辺にはツアーデスクみたいなのが多いので
    いくつかのお店でマチュピチュ行きの話を聞いてみる。
    電車を使うと高くつくので
    やはり途中の村までバスで行き、
    そこから歩いてマチュピチュ村(正式にはアグアスカリエンテス)
    に行くのが良さそうだ。
     
    どのお店に行っても往復のバス、
    食事、宿、入場料、ガイドが含まれている
    パックツアーを勧められる。
    料金だけ考えると確かに自分で手配していくのと
    大差はなさそうだ。
    ガイドが付くことを考えると
    むしろ安くなるかもしれない。
    ただ、遺跡の中を集団でぞろぞろ歩きたくないぼくは
    「ガイド付きでみんなで入場」というのが
    どうしても気がかり。
    自分のペースでゆっくりと見たいのである。
     
    とりあえず今日のところは市場調査で終わりにする。
    全く知らなかったのだが、
    この近くには他にもいくつか遺跡や
    見どころがあるようだ。
    色んなツアーがあって、確かに魅力的なものも多い。
    ただ、バスで連れていかれても
    楽しめない気がしてならない。
    まぁ、マチュピチュはそれでも見ておきたい場所。
    今はとにかく「あまり期待しちゃいけない」と
    自分に言い聞かせているが、
    町の至る所にきれいな写真があり
    否が応でも目に入ってきてしまう。

     

    町の中心から離れていくと
    小さな路地や階段が増えていく。

      

      

     

     

    観光客らしき人が集まっているな〜と思って
    そちらに進んでいったら、
    小さな路地にきれいな石積みが見られた。

     

    カタチやサイズの異なる石を、
    よくまぁここまでぴったりと重ね合わせられるもんだ。

     

    これが有名な「12角の石」。

     

    他にも面白いカタチの石は多い。

    どんな風に設計したんだろう。
    「石を積み上げよう」と思った時に、
    わざわざこのカタチにしようと
    普通は考えない気がする。

    しかも平面じゃなくて立体的になっているわけで。

    相当な技術が必要だろう。

     

    メルカドによって食材を購入し宿へ戻った。
    キッチンを使えるので自炊。
    標高が高い町なので朝晩はけっこう冷え込む。
    そんなこともあって久しぶりに「寄せ鍋」。
    と言っても具材が何でも手に入るわけじゃない。
    だしとしょう油をいれた鍋に
    白菜、ねぎ、玉ねぎ、鶏肉をぶっこんだだけ。


    ポン酢はないのでライム(こっちではリモンと呼んでいる)
    を絞って代用。
    これが大当たり。さっぱりしていてめちゃくちゃうまい。

    (見た目はいまいちですが・・・)

     

    もちろん〆に雑炊も作って大満足。
    クスコ滞在中にもう1回やろうかな。

     

    ちなみにTVでは日本のニュースが流れていた。
    どうやら「平成」は終わったらしい。

     

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    ついにクスコ到着! 2019年4月30日(火) 508日目(リマタンボ→クスコ)

    • 2019.04.30 Tuesday
    • 23:43

    日付:2019年4月30日(火) 天気:晴れのち雨

    移動距離:79km 総移動距離:23,379km

    本日の移動:リマタンボ→クスコ

     

    今日はクスコまで走ってしまおうと思っている。
    ところが走り出してすぐにこの標識。

    大量の隕石でも降ってくるかのよう。

    こんなところ走れるんだろうか・・・?

     
    でも、空はとってもきれいだったので、
    たぶん大丈夫。

     

    この辺りは町を出ても民家がちょこちょこ続いていた。
    畑も多いし、家畜も見られる。

     


    ここ2日くらいはブタの姿もよく見るようになった。

     
    じわじわと標高を上げていく。
    走ってきた道を見下ろすと、
    立体交差しているように見える。
    もちろんそんなことはない。
    それほどうねうねと走っている。

     

     

    4時間ほど坂道を上り続けて峠を越えた。
    ゆるやかに下っていった先には
    ここにもトウモロコシ畑が広がっていた。

      

    その頃には雨がポツポツと落ちてきていたが
    前方がまだ明るいのでそのまま走り続ける。

     

    約60km走って町に入った。
    クスコまで残り約20km。
    余裕を持ってたどり着けそうだ。
    食堂でちょっと遅めの昼食をとり、
    最後の峠へ向かった。

     

    クスコは周囲を山に囲まれているので
    最後にちょっとした峠を越える必要がある。
    でも、これまで走ってきた道に比べたら大したことはない。
    車の多さは気になるが1時間ほどで
    無事に峠を越えていった。

     
    後は、下るだけでクスコの中心地へとたどり着く。

    ところが、ちょっと前に雨が降ったようで
    路面が濡れている。
    場所によっては水たまりもできていた。
    さらに、ここら辺は粘土のような赤土が多く、
    それも水と一緒に路面に流れ出していた。
    見るからにスリップしそうな道を
    慎重に下っていく。
    膝から下はびしょびしょでドロドロ。

    でも、もうクスコは目の前。

     

    山に囲まれているクスコの町だが、
    山の上の方にも町は続いている。

    坂道を下り切るといよいよ本格的な町なか。
    車も人も多いし、道がわかりにくい。
    ゆっくり見学してみたい建物や町並みもあるけど、
    全ては後回し。
    とりあえず、この重たい自転車を宿に預けたい。

     

    あっちにもこっちにも宿はあるのだが
    ぼくが向かったのはHostal Estrellitaという宿。
    「クスコにはサイクリストが集まる宿がある」と
    いつだったか誰だったかも忘れたが教わっていた。

    宿のブザーをならすとおじちゃんが迎え入れてくれた。
    広い中庭がありそのまま自転車を部屋の前まで運ぶことができる。
    ドミトリーにはぼくの他にドイツ人サイクリスト。
    彼はウシュアイアから北上中だ。
    さらに別室にはデンマーク人のカップル。
    もちろん彼らもサイクリスト。
    みんなどこかから噂を聞いてこの宿にたどり着くんだろう。
     
    ちなみにこの宿ではキッチンが使える。
    ドミトリーのある宿でもキッチンが使えなかったり、
    あるんだけど狭すぎてほとんど使えないことも多い。
    その点、ここは十分な広さと設備が整っている。
    近くのスーパーで買い出しを済ませて自炊。

    その後、8時半には部屋に入った。

     

    バックパッカーが集まる宿だと
    遅くまで音楽が鳴り響くことがある。
    個人的にそんな宿はあまり得意ではない。
    それに反してここでは部屋にいるのが2人ともサイクリスト。
    「寝るか。」と言って9時前には消灯となった。

    クスコの町を見て回りたいし、
    ここに自転車を預けてマチュピチュにも行く予定。
    でも、数日間はここでのんびりすることになりそうだ。
     

     

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