2017年11月7日(火) 149日目(ニュージーランド Ashers)

  • 2017.11.07 Tuesday
  • 23:27

日付:2017年11月7日(火) 天気:晴れのち雨

移動距離:57km 総移動距離:7,739km

本日の移動:Bluff→Ashers

 

大きな宿の広い部屋に自分一人だけだったのでなんだか少し怖い感じがした。
真っ暗なキャンプ場に一人きりっていうのとはまた何か違う。
ちなみにこんな部屋。
北海道のライダーハウスでは、雑魚寝っていうのが当たり前だった。
あれはあれでなかなか面白い空間だったな〜と思う。
こっちのバックパッカーズでは、どこもしっかりベッドがある。
ほとんどは2段ベッドが並んでいるからここは例外だけど。
奥の物置みたいなところにはむか〜しの自転車が置かれていた。
ご主人のものらしいが、とっても素敵。
スピードメーターが秀逸。
ディレイラーはもちろんシマノ製だった。
 
 
昨日トラックが多かった道だが、朝は数が減っていた。
むしろ昨日のあの時間がピークだったのかもしれない。
ただ風は強いまま。年中こんな感じなんだろう。
 
振り返るとBluffの町が見える。
小高い山に沿うように家が建てられている。あの丘が風を遮ってくれているみたいだ。
 
 
一昨日キャンプをしたInvercargillを通り過ぎて東へと向かった。
風が西から吹いているので背中をぐいぐい押してくれる。
 
牧場が続く道に小さなカフェがあって、そこでキャンプをさせてもらうことにした。
広い庭にはたくさんの植物が植えられていて、大きな池まである。
 
 
遊歩道まで整備されていた。でも、見ごろはもうちょい先らしい。
 
天気が崩れそうだからと言って、
大きめで頑丈なビニールハウスのようなとこにテントを張ることが出来た。
強風もここなら心配いらない。
テントも濡れることなくカラッとしている。
でも、アスファルトの上のテントでは、キャンプとは言えないかな。

 

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2017年11月6日(月) 148日目(ニュージーランド Bluff)

  • 2017.11.06 Monday
  • 23:43

日付:2017年11月6日(月) 天気:晴れ時々雨

移動距離:49km 総移動距離:7,682km

本日の移動:Invercargill→Bluff

 

ゆっくりと連泊しようかと思っていたが、
せっかくここまで来たんだからさらに南の町を目指すことにした。
ここInvercargillからタツノオトシゴのしっぽのような半島がひょいっとのびていて、
そこにBluffという町がある。
State Highway1号線というニュージーランドの国道1号線みたいな幹線道路の始点(終点)となっている。
南島の最南端はここじゃないが、町としてはここが最も南であり、
「Bluffまで行くのか?」とよく質問されることがあった。
 
午前中はInvercargillの町をふらつく。
ちょっと早いけど飛行機に乗るための荷造りに必要なものを買い揃えたい。
安くてたたむとコンパクトになる大きめの袋があるといいな〜と探し回ったが
結局見つけることが出来なかった。まぁ、袋はなくてもどうにかなるでしょう…。
 
それにしても今日は天気がびっくりするくらい安定しない。
1時間に1回は土砂降りがあり、それが過ぎ去ると太陽がさんさんと照らし出す。
風が強くて雲が勢いよく流れているからだろう。
ザーッと雨が降ってそれがやんだのを見計らって走り出した。
 
ただでさえ風が強いのに、午後はさらにその勢いが増していた。
やはり大地の端っこは風が吹き抜けやすい。
そして、なにより予想外だったのはトラックの多さ。
Bluffには大きな工場があるらしく多くのトラックが走り抜ける。
風が強い中、雨も落ちてきていて、さらにトラックとはなかなかつらい。
しかもそのトラックがほとんど減速しないで真横を通り過ぎる。
反対車線のトラックからは空気の塊を投げつけられる。
これはトラックが過ぎ去った瞬間にやってくるので、しっかりハンドルを握って準備すれば大丈夫。
 
意外かもしれないが問題なのは同じ向きに進んでいるトラックだ。
もちろん大きく距離をとって追い越してくれるトラックもある。
ただし、対向車が来ているときは違う。
減速して対向車が行き過ぎるのを待ってから追い越していく善良なドライバーもいるが、
ほとんどはそのままの勢いで突っ込んでくる。
風が強いと常にブワーっと音がしているので、後方からトラックが来ていることに気がつきにくい。
「あ、来てる」と思った次の瞬間にはすれすれをすさまじい勢いで走り抜ける。
ただ走り抜けるだけなら大した問題じゃないが、
強風が吹き荒れる中ではそのトラックがさらなる爆風を巻き起こす。
トラックの先頭部分からちょうど中間部分が通り過ぎるまでは車道とは反対側に向かう風が吹き、
(日本と同じ左側通行なので左方向に風が吹く)
半分が通り過ぎると今度はトラックに吸い寄せられるような風になる。
(つまり、右斜め前方)
重たいハンドルは簡単に爆風にあおられ、右に左に動き出す。
何度も道路から左側の芝生の方へするするっと進んでいってしまった。
横が芝生じゃなく崖だったら…。おー怖い怖い。そんな道は走れない。
約20kmくらいだったが、雨宿りしたり、
トラックに「バカヤロー!減速しやがれー!」と叫んだりしていたので思いのほか時間がかかってしまった。
 
キャンプするのと同じ料金でバックパッカーズに宿泊できると聞いたのでその宿に向かった。
大きな建物だ。バックパッカーズというより、何かのおとぎ話にできてきそうな感じ。
入り口横に建物の紹介が書かれていた。どうやら昔は郵便局だったらしい。
受付のある2階へ行ったが誰もいないみたいだ。
小さな黒板に電話番号が書かれていたので電話してみるも出ない。
ここで待っていてもいいけど、せっかく時間があるから先に最南端のポイントに行ってみることにした。
 
町の中心から走って10分ほどでたどり着いた。
眺めがいいわけじゃないけど、とりあえずそれっぽいポールがあった。
 
 
 
よく見るとTOKYOまでの距離が書かれている。
9,567kmか。そんなもんか。大した距離じゃないような気がする…。
でも、ここから東京の半分で南極点にたどり着ける。
そして、こんな町の名前が。
な、なぜだ…。まさかニュージーランドの南端で熊谷の名前を見るとは。
調べたらBluffと熊谷は姉妹都市みたいだ。

来た道を戻り再び宿に入った。
やはり誰もいない。
再度電話すると今度は応答があった。が、、、早口でいまいちわからん。
でも、しばらく戻れないから自由に使っていいという内容を話している気がする。
バックパッカーズといってもここの場合は2段ベッドが並んでいるわけじゃなく、
広い部屋にベッドが7台並んでいた。
そして、同じような部屋があっちにもこっちにも。
結局、他のお客さんは来なかったので、ドミトリーに泊まったけど貸切だった。
あ、もちろん翌朝お支払いはしましたよ。

 

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2017年11月5日(日) 147日目(ニュージーランド Invercargill)

  • 2017.11.05 Sunday
  • 23:19

日付:2017年11月5日(日) 天気:くもり時々雨

移動距離:72km 総移動距離:7,633km

本日の移動:Orepuki→Invercargill

 

昨日の夜のこと。
バーをあとにしてテントに向かった。
テント設営している時には大したことなかったが凄まじい風が吹いている。
テントがバタバタと音を立ててなかなか寝付けない。
大量の荷物もあり、さらに人間が中に入っているんだからテントが飛んで行ってしまうことはないだろう。
けど、ポールが折れるとか、ペグが外れてどうにかなっちゃうとか、けっこう不安になった。
そんなんで浅い眠りを繰り返しているうちに、いつの間にか風は弱まっていった。
 
夜中にテントの外に出てみると、勢いよく流れていく雲を満月が照らしていた。
今度、南半球で満月を見るのはしばらく先になるだろう。
改めてニュージーランドの旅も終わりが近づいていることを感じた。
 
朝、再び風が出てきていた。そして、その風がとても冷たい。
この辺りはニュージーランドの中でも南の端っこ。
夏が近づいてきているといっても気温はそこまで上がらないのだろう。
でも、その風が今日は西から吹いている。こ、これは完璧に追い風!
雨も降り出しそうだったので急いでテントを撤収して、追い風に乗ることにした。
 
遠くまで見渡せる。こんなに広い平野を走るのは久しぶりだ。
午後になって南島の南の端っこにあるInvercargillという町に入っていった。
想像していた町よりもはるかに大きい。
ぼくが訪れたニュージーランドの町ではオークランド、ウェリントンの次に大きな町だ。
今日はこの町のキャンプ場にテントを張った。

 

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2017年11月4日(土) 146日目(ニュージーランド Orepuki)

  • 2017.11.04 Saturday
  • 23:12

日付:2017年11月4日(土) 天気:雨のち晴れ

移動距離:42km 総移動距離:7,561km

本日の移動:Clifden→Orepuki

 

今日も朝から小雨がぱらついている。さらに風まで強い。
向かい風に苦戦しながらしばらく走ると海が見えてきた。
もうこの辺りはニュージーランドの南側の海。
この先にあるのは南極だ。
太陽が出ていないと風が冷たくてけっこう寒い。
この辺りは風が強い地域なんだろう。
風を受けてかなり大変な思いをしている木がちらほら見られた。
 
 
 
小さな町のバーというかレストランに無料でキャンプできる場所があると知りそこに向かった。
ちょっと早かったけど雨もぱらついているから今日は短めで終了。
テントを張ったら晴れてきたけど、今さら撤収したくはない。
 
仕方ない。ただでキャンプするのは申し訳ないから少しくらい売り上げに貢献してこよう。

 

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2017年11月3日(金) 145日目(ニュージーランド Clifden)

  • 2017.11.03 Friday
  • 23:03

日付:2017年11月3日(金) 天気:雨

移動距離:87km 総移動距離:7,519km

本日の移動:Te Anau→Clifden

 

天気予報通りに雨が降っている。しかもこの先数日は雨が続きそうだ。
明日が晴れそうならもう1泊しても良かったが、そうでもなさそうなので雨に濡れながら出発の準備をした。
 
実はここから先は特別な目的地はない。
時間もあるしせっかくなら南の方も走っておこうか、という感じ。
そんなんだから、他の観光客もあまり足を運ばないんだろう。
元々少なかった車の数はさらに少なくなった。
一か所だけ峠があったが、それ以外はほとんどフラットな道。
 
これまでも目にしていたんだけど、この黄色い花があちらこちらで咲いている。
 
 
 
なんという花なんでしょうか…。
近くを走るとふわ〜っといい香りが漂ってくる。
なんだか、桃の香りに近いような。
 
80km走ったところに無料のキャンプ場があるという情報を仕入れていたので、
今日はそこでキャンプをすることに。
川沿いにあって、近くには古い橋が架かっている。
 
 
 
着いた時には雨があがっていたのでテントを設営し、
かなり早かったけど夕食の準備。
食べ終わったころには再び雨が落ちてきた。
 
ワゴンで旅をするアメリカから来ているカップルもここに泊まるとのことで少し話をした。
仕事の関係で時々日本にも来るみたいだ。
「日本出身だ。」と話すと、「日本のどこ?」と聞かれる。
実はこの質問は多くの人からされているのだ。
「千葉」と言うのだが、それで「あ〜千葉ね。」となることはまずない。
結局、東京の隣と説明することになる。
日本に年に数回来ている彼も「千葉か。行ったことないな。」と。
成田空港は使っているはずだが…。やはりあそこはTokyoか。

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2017年11月2日(木) 144日目(ニュージーランド Te Anau)

  • 2017.11.02 Thursday
  • 23:59

日付:2017年11月2日(木) 天気:晴れ

移動距離:なし 総移動距離:7,432km

本日の移動:Te Anauを散歩

 

ここのバックパッカーズにはwifiがあるので、
これまで溜まっていた日記を一気に更新することができた。
旅をするものにとって、この「wifi」というやつがあるかないかはかなり重要なポイントになっている。
宿の前には「wifiあります!」というマークをわざわざ掲げているところも多い。
今回は日記の更新や飛行機の予約をしたかったので気にしたが、
電波があるかないかを気にしながら旅をするのもなんだかな〜と思ってしまう。
それにあっちでもこっちでも目に見えない電波が飛び回っているのはちょっと怖い気がする。
まぁ、ただ飛行機の予約は無事にできたので一安心。
ここからさらに南をぐるっと走って、再びクイーンズタウンに戻っていく。
ニュージーランドもあと少しだ。
 
Milford Soundまでの往復の間に満足な食事が出来なかった分、
この2日間で食べすぎた。冷蔵庫があると思うとついあれこれ買ってしまう。
明日からまた節約生活。

 

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2017年11月1日(水) 143日目(ニュージーランド Te Anau)

  • 2017.11.01 Wednesday
  • 23:30

日付:2017年11月1日(水) 天気:晴れ

移動距離:33km 総移動距離:7,432km

本日の移動:Te Anau Downs→Te Anau

 

昨日だいぶ走った分、Te Anauまで距離はあまりない。
ゆっくりと走り出したがお昼前には町に入っていくことができた。
 
町の近くには牧場があり、羊ではなく、これはアルパカでしょうか…?
やたらともこもこしている。
でも、今日は暖かいのでちょっとあの量は邪魔かな。
 
ここ数日、お昼ご飯はパンとかナッツとかお菓子とかそんなんで過ごしていたし、
夕食も毎回同じようなパスタが続いていた。
今日は出発前にも泊まったバックパッカーズでキャンプするつもりだから、
キッチンのようすもわかっている。スーパーで食材を買い込んで問題ない。
久しぶりに米を炊いてお肉と野菜をジュージューして、
たらふく食べた。食べすぎた…。
 

 

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2017年10月31日(火) 142日目(ニュージーランド Te Anau Downs)

  • 2017.10.31 Tuesday
  • 23:09

日付:2017年10月31日(火) 天気:晴れ

移動距離:91km 総移動距離:7,399km

本日の移動:Milford Sound→Te Anau Downs

 

2日前にすさまじい勢いで下った道を今度は上っていかなければならない。
自転車で旅をしている時は来た道を戻るってことはできる限りしたくない。
どうしても「あ〜この下り坂を帰りは上るのか…」と考えてしまうからだ。
実際に2日前のぼくがそうだった。
本当なら「うひょー、下り坂最高!」と言って一気に走るのだが、
「そこらへんで勘弁して〜」と思ってしまっていた。
Milford Soundまでは120kmの一本道なので仕方がない。 
  
9時頃に走り出した。対向車線は車が頻繁にやってくるが朝一でMilford Soundから帰る人は少ない。
約20kmで標高を約1,000m上らなくてはいけない。
車線をいっぱいに使ってふらふらと走る。
スピードが出ないのであたりの景色を十分すぎるくらいに堪能した。
トンネルまで最後の1kmがつづら折りの急勾配になる。
太陽の下で必死にペダルを回すとかなり暑い。
久しぶりに半袖ハーフパンツで汗をだらだら流しながら約2時間でトンネルまでやってくることができた。
午後になればトンネルの手前に係りの人がいると伝えられていた。
まだ11時だから誰もいなけりゃトンネルも走り抜けるしかない。
でも、トンネルの入り口付近に道の補修をしている2人作業員がいて、
ぼくの存在に気がつくと「あらま〜」と声をかけてくれた。
無事、トンネルの中は車に乗せてもらうことになった。
いや〜よかった。真っ暗で路面が悪くてさらに上り坂は走りたくない。
荷物を外した自転車を車の後ろのラックにしっかりと括り付け助手席に乗り込んだ。
来た時には気がつかなかったが、トンネルの中の壁はゴツゴツとした岩がむき出しになっていた。
勾配もいざ荷物を付けた自転車で走るとなるとなかなか厳しい気がする。
 
車はまたトンネルの向こうへと消えていった。
ぼくが来なけりゃそなまま作業を続けられていたのである。
それでも嫌な顔ひとつせず、車に乗せてくれた。
それどころか荷物外させちゃってごめんね〜とまで。
何度もお礼を告げた。
なんて清々しいんのでしょう。なんて気分が晴れやかなんでしょう。
それに比べ、この間のバスの運転手ときたら…。(けっこう根に持つタイプなので。)
 
 
そこからは多少アップダウンがあるものの、基本的には下りがメイン。
後ろから車が来ることはほとんどない。
今度こそ「うひょー」と言いながら思いっきりとばせた。
 
途中、登山道の入口らしき場所に駐車場とベンチがあったので立ち寄った。
かばんから4日以上持ち歩いているぺしゃんこになったパンを取り出す。
食べようとした時、ヒューっとKea(鳥)が近よってきた。
間違いなくぼくが手に持っているぺしゃんこの物を要求している。
い、いや、あげないよ。ぼくだって食料はけっこうぎりぎりだ。
 
それにしても距離が近い。鋭いくちばしとツメを見て取れる。
どうも嫌な感じなのでもうちょい先で食べようと、
ぺしゃんこをかばんに詰め込んで走り出した。
すると、Keaが横に並んでついてくる。手を伸ばしたら届きそうな距離だ。
びっくりして速度を上げた。下りだったので時速40km位は出ている。
それでも真横を離れない。
1km以上並走(並飛?)を続けた。途中からぼくも慣れてきてじっくり観察していた。
美しい羽の色だ。飛んでいないときには艶やかなモスグリーンという感じだが、
翼の内側はオレンジ色をしている。
ほとんど羽ばたくことなくスーッと飛んでいる姿は圧巻。
 
で、でも、もうそろそろ諦めてくんないかな…
そう思っていたところに対向車が来て、それを避けるように上空へと舞い上がっていった。
このKeaだが世界一頭がいい鳥と言われており、
イルカやサルよりも知能は上だと言う実験結果もあるらしい。
ニュージーランド南島の南西部山岳地帯にしか生息しないけど、
それはそれはいたずら大好きなので訪問の予定がある人は注意してください。
山小屋の外に置いた登山靴を持って行っちゃうこともよくあるらしい…。
 
その後もアップダウンの繰り返し。
食料やビールがなければTe Anauの町まで無理して走ったが、
せっかく4日間持ち歩いたものがあるので森の中のキャンプ場に入っていった。
目の前にはLake Te Anauがある。
 
 

裸足になって湖にイン!冷たいけど気持ちいい〜。水もとってもきれい。
ついでにビールも冷やす。
厳しい上りもあって、さらに90kmも走った日だからビールがうまい!
いつも余裕をもって食料を持ち歩くぼくだが、
さすがに今回は全部食べつくした。
Te Anauの町はもう目の前だ。

 

 

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2017年10月30日(月) 141日目(ニュージーランド Milford Sound)

  • 2017.10.30 Monday
  • 23:32

日付:2017年10月30日(月) 天気:くもりのち晴れ

移動距離:なし 総移動距離:7,308km

本日の移動:Milford Soundをふらつく

 

昨日の夕方から天気がいまいち。
5時ごろに目を覚まして天気を確認すると、ぽつぽつと雨が降っていた。
それはそれで幻想的な景色が見られるのかもしれないが、
あまりに霧が深くて全く見えないんじゃ意味がない。
電波がないので天気予報を調べられず、
フロントで聞いてみたものの基本的に曇りで一時雨という予報らしい。
とにかくクルーズターミナルへ行って、様子を見ながら時間を決めることにした。
最初の船が9時だったので、8時前に宿を出て自転車で走って5分のターミナルへ向かった。
 
さてさて、海の様子はどうでしょうか。
 
 
少し霧がかかっているけど、静かでとっても雰囲気がある。
昨日の昼間は人が多かったビジターセンターにも人はほとんどいない。
こりゃ、朝一番のやつが狙い目なのでは!?
ぎりぎりまで空を見ていたら少し明るくなってきた。
この先、大雨にはならないことを確信してチケットを購入した。
 
ビジターセンターからターミナルまでは歩いて10分ほど。
道がきれいに整備されている。
そして、ターミナルは空港のカウンターのようにいくつもツアー会社が並んでいた。
多くは、バスとフェリーがセットになっているものみたいだ。
 
 

ぼくが乗船したのはこれ。けっこう大きいが、インフォメーションの女性が言っていたように朝は人が少ない。
ターミナルからも深く削られた谷を見ることができる。
 
 
そして、いよいよ出航。
1時間45分のクルーズの間、ぼくは最初から最後まで展望デッキにいるつもりなので、
寒くなってもいいようにかなり着込んできた。
 
海から2,000m越えの山々を眺め、その崖にはいくつもの水の流れが見られる。
その間をうねうねと進んでいく。
 
 
 
 
 
 
2,000mって大したことがないように思えるかもしれないが、
ぼくがいるのは海の上なので標高は0m。そこから2,000m上なわけだからかなりの高さを感じる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
あたりの植物も少しずつ変化していって、そしてタスマン海へと出ていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イルカやペンギンなどの野生動物もちらほら。
 
 
 
 
 
 
 
 
この滝にはぎりぎりまで船で近づいていってくれた。
 
カメラを濡らさぬように恐るおそる撮影。もう壊したくはない。
 
 
カヤックを楽しむ一団を発見。崖の巨大さがよくわかる。
 
 
 
 
 
 
最後の方は青空も見え始めていた。
霧がかかっているのも悪くはないけど、やっぱり太陽の光があった方がきれい。
 
海の上に真っすぐ道が出来ているみたい。 
 
 
 
 
こうして1時間45分のツアーは終わっていった。

なんだろうか、この感じ…。
確かに景色はきれいだったんだけど、ん〜、物足りないというか。
一生に一度は見たい絶景や聖地と言われたりしているし、
たくさんの人がわざわざ時間をかけてここに足を運んでいる。
それがこれ…?
むしろ、ぼくとしては船から見る景色よりも、
ここに来るまでの道から見えていた景色の方が圧倒的に迫力があり素晴らしく思える。
わざわざ時間をかけてここまで来た、多くの人が訪れる有名な場所、
そしてプロが撮った写真を何枚も見てしまっているということが、
知らず知らずのうちにぼくの中で感動するハードルを引き上げていたのかもしれない。
 
さらに、船に乗って見ているっていうのも自分としては何かが違った。
もちろん船に乗るしか見ることはできないんだけど(ヘリという選択肢はあるが)、
「はい、どうぞ見てください。美しいでしょ。」と何となく押し付けられているような気がするのだ。
これで船にもっと人がいることを想像すると…。ん〜。

これはあくまでも個人的な感想なので。
景色そのものは素晴らしいです。
雨の日に行くと、もっと大量に水が流れ落ちていて、それもいいらしい。
カヤックをすると視点が変わって面白いのかも。
これからバスor車で行こうと思っている人は、ぜひたどり着くまでの景色も堪能して!
たどり着いた場所だけじゃなくて、そこまでの道のりが最高だから。
でも、それをより感じたのはやはり自転車で来ているからなんだと思う。
 
 
午後はあたりを歩き回り宿へと戻った。
海の反対側には大きな山がそびえている。
明日はこの山に向かって上流へ向かっていかなきゃならない。
 
 
 
 
Te Anauまで120km。2日かけて走る予定。
ハードな上り坂であることは間違いない。

 

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2017年10月29日(日) 140日目(ニュージーランド Milford Sound)

  • 2017.10.29 Sunday
  • 23:10

日付:2017年10月29日(日) 天気:晴れのちくもり

移動距離:47km 総移動距離:7,308km

本日の移動:Cascade Creek→Milford Sound

 

今日、Milford Soundにたどり着く予定だ。
ここからしばらくは上りが続き、トンネルを越えると一気に下っていく。
サイクルトレイルでのトンネルは経験しているものの、
車道があるトンネルはこの旅で初めてだ。距離も1.2kmとやや長い。
まぁ、とにかく行ってみるしかない。
 
大きな山が目の前にそびえている。
 
森を抜けると遠くの山々まで見渡すことができた。
 
たまには自転車も撮ってみる。
フロントバックにはパンを詰め込んでいるし、
後ろにはごみを括り付けているのでかなり荷物が膨らんでいる。
もはや、この荷物の多さもぼくの旅のスタイルだと言うしかない。
ただ、正直減らせるのもあるからしっかり考えよう。
 
ここから深い谷に分け入っていく。
左右に見える山は共に標高2,000mを越えている。勾配も一気に急になった。
 
このあたりも氷河に削られたんだろう。
岩がむき出しの山はこっちに迫ってくるようで威圧感がある。
 
 
 
 
 
 
トンネルまであと3kmほどというところで、少しだけフラットな場所に出た。
広くてあたりを見渡すことができる。
 
 
バスを停めるスペースがあり、そこには数台のバスが停まっていた。
観光客が外に出て写真を撮ったり、空気を吸ったりとくつろいでいる。
ぼくもそのバスの近くに自転車を停め、パシャパシャと写真を撮っていた。
すると、とある観光バスの運転手から思いもよらぬ一言が発せられた。
「サイン見なかったの?ここは自転車通行禁止だよ。」と。
な、なにぃー!?そんなサイン知らん。
それにQeenstownでもTe Anauでも、いや、それよりもっと前にも、
色んな人にMilford Soundにも行くと伝えたが、誰一人としてダメだとは言わなかった。
そもそもDOCというニュージーランドのオフィシャル観光協会みたいなところで聞いた時にも、
トンネルの手前で係の人に声をかけた方がいいと教えてくれただけで、ダメだとは言わなかった。
 
なのに、なぜ!?
「本当に!?おれはDOCの人にも聞いてみたんだけど…。」と伝えたが、
「坂を下ったところにサインがある。」と言われてしまった。
ここから引き返すなんてできっこない。
ここはもう仕方ない。「気がつかなかった」で走り抜けるしかない。
トンネルの手前で止められたら、ヒッチハイクかなんかで切り抜けよう。
バスの運転手にはあやふやなままでその場をやり過ごし、
先へと進むことにした。
 
迫力のある景色が広がっているけど、さっきの言葉がどうも引っかかって楽しめない。
 
サインなんてあったかな…。
DOCの人は何で言わなかったのだろう…。
もしヒッチハイクをするなら何て伝えようか…。
そんなことを考えながら坂道を上り切り、ついにトンネルの目の前までやってきた。
 
近くには教えてもらった通り管理小屋のような建物がある。
入口のブザーをならすと2階に来てと伝えられた。
少し緊張しながら階段を上がる。
扉を開けて中に入ると、そこには10台以上のモニターがびっしり並んでいて、
トンネルの中や前後のライブ映像が映し出されていた。
「ここまで自転車で来たんだ。」と伝えると、
「これがトンネルの映像よ。」とモニターの説明をしてくれた。
 
つまり、トンネル内が危険だから走ることはできないと言いたいのでしょうか…?
反応に困っていると、係りの女性は「それで、あなたは走りたいの?」と聞いてくる。
「可能であれば…」そう伝えると、
「ライトは持ってる?車道の左端を通ってね。」と。
道の状況をもうちょい詳しく聞いてみると、ちょこっと上ってその後の9割下るとのこと。
さらに、望むのであれば車に乗っけてもらうこともできるらしい。
帰りは上りになるからお願いするかもしれないと伝え、その場をあとにした。
 
これではっきりした。
あのバスの運転手が言ったのは完全に嘘だったということだ。
ちくしょう、あまり楽しめなかった数十分を返しやがれ。
それにしても奴はなぜ嘘をついたのだ。
よほど自転車に苦い経験があるのだろうか…。大きな事故でも引き起こしたのだろうか。
単純にバスの運転の邪魔になるからちょっと脅してやろうと思ったのか。
やれやれ。でも、これで一安心だ。
しかも、もし大変そうなら帰りのトンネルは車に乗せてもらえる。
ヘルメットの上からヘッドライトをつけ、自転車の前後にはライトをつけ、
反射材つきのベストを着てトンネルの入口に向かった。
 
入口には信号機が設置されていた。
どのくらいの長さなのか確かめるために一回青信号を見送ることにした。
赤になったところで待ち時間の表示が出た。なんと8分!けっこう長い。
さらにトンネル内は車でも時速30km制限となっている。
9割が下りなら対向車が来る前に走り抜けられそう。
 
信号待ちの最中にはこんな鳥が楽しませてくれた。
 
 
噂に聞いていたKeaという鳥。
ニュージーランドのこの辺りにしか生息しない固有種で、
頭がよく、色んなもので遊びまわるらしい。
以前、停まっている車にいたずらしている映像を見せてもらったことがある。
写真を撮っていたら、つかつかと近づいてきた。
羽の色が美しい。
攻撃してくることはないらしいけど、自転車の後ろに括り付けてあるパンが心配…。

そして、信号が青に変わった。
気づけば後方に車がけっこう並んでいる。
大きめのバスは先に行ってもらい、キャンピングカーに並んで走り出した。
信号機はトンネルの入り口の手前100mくらいに設置されていて、
トンネルまでの道幅はそこまで狭くない。
ところが、ぼくが走り出した瞬間に後ろの車は信号でピタッと停止した。
むむ…?もう信号変わったの?
ということは、ちょっと急がなきゃまずい。
思いっきり踏み込むが、入り口までは急な上りなのである。
息を切らしながらなんとかトンネルの中へ入っていった。
同時に走り出した車ははるか先を走っている。さらに、(予想はしていたけど)中は真っ暗だ。
ところどころ小さめのライトがあるけれど、路面を確認できるほどの明るさはない。
下りになって自転車はどんどん加速していく。
一気に走ってしまいたいが、路面が悪い上に見えないのでブレーキを思いっきり握るしかなかった。
 
出口が確認できるようになったところで、正面から車が入ってきたのも確認できた。
トンネル内も道幅はそれなりに広かったので助かった。
ドライバーも何やら光っている物体があるのはわかったみたいだ。
だいぶ気を使って走ってくれた。
トンネルを抜け振り返ると、巨大な壁にポツンと小さな穴が開いていた。
なんちゅう大きさの崖なんだ…。
そして、そっからは一気に下り坂になった。もはや先は見えない。
 
 
 
 
Milford Soundはフィヨルドになっているわけで、
つまり海抜0mまで下ることになる。
ここまで2日かけて上ってきた分を、距離にして約5分の1。
相当な急勾配だ。どうしても考えてしまう…。これを引き返して来なきゃならんのか…。
 
下り坂の途中にThe Chasmという場所があった。
大きめの駐車場にバスが数台とキャンピングカー10台ほど停まっている。
何かしらが見られるポイントみたいで立ち寄ることにした。
そして、この駐車場にもKeaがいた。
車や人が集まるところにいるのは、人間が食べ物を与えてしまったためだ。
今では食べ物をあげないようにという注意書きがあるが、
それでもあげてしまっている人も見かける。
車にいたずらするのも、食べ物をもらえるんじゃないだろうかと思っての行動だ。
原因は人の方にある。
と、言うものの、荷物を大量につけた自転車をその場に放置しておくと、
彼らにいたずらされてしまう。
そんなこともあろうかと、自転車カバーを外に出しておいた。我ながらいい準備をしたもんだ。
しっかりカバーをかけ。ウォーキングトラックへ進んでいった。
 
その先にあったのは川。でも、ただの川じゃない。
ここから岩の間を一気に落下していく。
岩の中に滝が出来ている。
 
 
円い穴がところどころにあり、水が削っていったことがわかる。
高い山から一気に海へと流れ出るのでかなりの急流だ。
 
この辺りも思いっきり見上げないと山の頂上部分は確認できない。
ここからも下り坂は続き、その終わり、つまり海まで走ったところがMilford Soundだ。
大きな駐車場とビジターセンター、奥にクルーズターミナル、それだけ。
ここには町はない。
きれいな景色が見られる場所はどこなんでしょう。
あたりをうろうろするがどうも見つけられない。
ひとまず、ここだろうかと写真を撮る。
ん〜確かに悪くはないけど…。
たくさんの人がわざわざ見に来る景色がこれか?
やっぱり船からじゃなきゃわからないのか。
ビジターセンターであれこれ聞いて、明日クルーズ船に乗ることにした。
ただ、天気が読めないので予約はせず。直前でも問題ないらしい。
さらに、全く同じコースなのに朝と昼では料金が倍以上違う。
こ、こりゃ朝の船がいいに決まっている。
 
周辺にキャンプする場所はないので、唯一あるドミトリーを予約しておいた。
今はまだシーズンじゃないから予約できたけど、夏は予約も難しいらしい。
ぼくもたまたま2泊予約できたが、前後では満室の日もあった。
あす、景色を楽しめることを期待しよう。

 

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