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    2018年6月6日(水) 180日目(カナダ ウィルコックスキャンプ場)

    • 2018.06.06 Wednesday
    • 23:02

    日付:2018年6月6日(水) 天気:くもり時々晴れ

    移動距離:62km 総移動距離:9,293km

    本日の移動:Honeymoon Lake Campground→Wilcox Campground

     

    早めに寝たので目が覚めるのも早かった。5時ごろには動き出した。
    天気を確かめつつ近くの湖まで行ってみる。
    朝は風がないようで湖面が鏡のようにあたりの山並みを反射していた。
    今日もいい景色がたくさん見られそうな予感。
    この斜めに山が連なっている様子がけっこう好き。
    何億年も前からの大地の動きを感じさせる。
     
    走り出してすぐにSunwapta Fallsという滝があった。
     
    滝ってほぼ垂直に水が落下しているものを想像しがちだけど、
    どちらかというとそうじゃないものの方が多いような気がする。
    ただ、昨日の滝に続き、水の勢いはかなりあって迫力がある。
     
    今日も余裕があるので前からの写真にも挑戦してみる。
    カメラを置く場所、自転車を立てかける場所、景色、角度などなど、
    条件が揃わないと撮影は厳しいが、今回はなかなかうまくいった。
     
     
    そんなことをしながらのんびり走っていると前方に5台ほどの車が停まっているのを発見した。
    事故でもあったのか?と近づいていくと様子がおかしい。
    どの車の人も窓から川の方にある茂みを見ていて、写真を撮っている様子もうかがえる。
    どうやら「何かがある」か「何かがいる」らしい。
    念のため最後尾の車からある程度距離をとってストップ。
    たぶん「何か」というか「あいつ」がいるんだろう。
    茂みの方をよく観察してみる。
     
    すると茶色い大きな物体がのそのそ歩いているのがはっきりと確認できた。
    あの動きは間違いない。グリズリーである。
    これはシャレにならん。いなくなるまでここを通るのは不可能だ。
    そもそもぼくが見たナショナルパークの案内では、
    「熊を見る時は最低でも100mの距離をとるべき」となっていた。
    ここは川と道の距離が近く、その間の茂みの中を奴はぼくが進みたい方向へ歩いており、
    ぼくとの距離はすでに30mほど。
    車から写真を撮っている人からの距離は5mもない。
    あとからやってくる車の多くも、何事かと(大体予想はついているのだろうが)路肩に車を寄せていく。
    そんなことは意に介せず、奴はのそのそと歩き続けているみたいだ。
    車の集団はスピードスケートのパシュートのように最後尾だった車が前を追い越し、
    再び最前線へという流れを繰り返して少しずつ進んでいく。  
    その数は少しずつ増えていき、最大で20台近くが列をなしていた。
    とりあえずぼくもそれに合わせて距離を保ちながら前へと進んでいった。
     
    ここでぼくは考え方を改めなければならなかった。
    熊は人間を怖がるので、基本的には人間には近寄らず逃げていくと聞いていた。
    ところがどうだろう。
    約30m先を闊歩している奴は、近くに車が何台も停まり写真を撮られているにも関わらず、
    逃げるどころか自分のペースでしっかりと歩み続けているのだ。
    もはや動物園の熊並みに人間慣れしている。
    車の中の人はさながらサファリパーク気分だろうが、
    たっぷりと食料を積んだ自転車にまたがる生身の人間をどう感じているのだろうか。
    仮に奴がお腹をすかせていて、ぼくの自転車から放たれているであろう食料のにおいに気がつき、
    振り返って走ってきたらどうするべきなのだろうか。
    自転車で逃げても追いつかれる可能性は高く(そもそも逃げないほうがいいとも聞くし)
    やはり近くの車に逃げ込むのが最善か。
     
    そんなことを考えながら進んでいく車のちょっと後方につけじわじわ進むこと約30分。
    車の数は少しずつ減っていき、5台ほどを残すだけとなった。
    道と川との距離が離れたこともあり、おそらく川の方へ向かったのだろう。
    奴の姿が見えなくなったようである。遠くに行ったのであれば急いで走り抜けたい。
    一番後ろのキャンピングカーの老夫婦に「熊はどこに行った?」と尋ねると、
    「いや〜グリズリーだよ!写真撮れたよ。かなりでかいね!」と興奮し写真を見せてきてくれた。
    「Wow!」と一応答えるものの、もはやそれはぼくもわかっている。
    どこに行ったかを知りたいのだ。
    残念ながら車の中にいる彼らはぼくが置かれている状況をいまいち理解していないらしい。
     
    次に子連れの若いご夫婦に同じ質問をする。
    「川の方に行ったみたいだ。大丈夫だと思うよ。」と教えてくれた。
    ふぅ。とりあえず先に進めそうだ。でも、また戻ってくる可能性も0じゃない。
    今のうちに走り抜けよう。
    「それじゃ」とそのご夫婦に言って勢いよく走り出した。
     
    と、次の瞬間!
    ぼくのすぐ真横に茶色の物体が!!「な、なんですかこれは!?」
    どうやら奴は川の方へ行ったのではなく、茂みを回り込んで前方へ来ていたらしい。
    道路の右端を走っているぼくと奴との距離はわずか約2m。
    「うわっ!」と思わず声を出しそうになったがぎりぎりのところでそれを堪えた。
    でも、「はっ」と少しだけ漏れてしまった息のせいか、
    自転車が走るその動きのせいなのか、
    奴が一瞬「ビクッ」と反応した。
     
    自分の頭の中で色んな思いが一気に飛び交う。
    「でかっ!」「近っ!」「ここかよ!?」
    「頼むからこっちに来ないで。」
    「来たらどうするか。このまま逃げるか?」
    「そもそも、どこが川の方なんだ!?目の前じゃねぇーか!」
    目をそらすとよくないと聞いていたのでそのまま奴を見つめながらも、
    体は走り去ることを選択しペダルを回し続けた。
     
    一瞬反応した奴もぼくに大した興味を示さず、
    そのまま茂みのあたりで何やら食べているようだった。
    50mほど走って振り返る。
    写真を撮れるかなと思ったが木々に隠れてしまってその姿を確認することは出来なかった。
      
    とにかく、熊はこの道沿いには当たり前のように生息しており、
    人間を怖がって姿が見えたら逃げるわけじゃないということがはっきりした。
    でも、車の人も姿を見かけたら車を停めて写真を撮ったりしていることもわかった。
    つまり不自然に車が停まっている場合は要注意ということだ。
     
    ちなみにキャンプ場なんかでよく見かけているのがこれ。
    〜るな。
    △澆鵑覆醗貊錣砲い蹇
    食べ物を車の中へ。
    ぜ分は安全な車の中へ。
    ヅ渡辰琶鷙陲靴董
    ということだが、今のぼくのスタイルでできるのは,世韻な・・・。
    でも、そんなに頻繁に姿を見せるわけじゃないだろう。
    景色が素晴らしいのは確かなわけで、
    熊を警戒はするけど、気にしてばかりでは楽しむことができない。
    それでも、しばらくは心臓がかなりのスピードで鼓動を続けていた。
     

    少し落ち着いてきたところで出てきたのがマッシュルームピークという山。

    えのきをイメージしているのだろう。
     
    さらにぼくを興奮させるのは山の模様なのである。
    山肌に地層が見られ、そこに断層があったり曲がっていたりと見ていてとても面白い。
    大地の動きを勝手に想像して楽しんでいる。
    堆積して、隆起して、曲がって、断層になって・・・。
     
    ビッグホーンシープの看板が出現した。こいつはぜひ見てみたい。
     
    そして、ここを過ぎると道は一気に急勾配へと変わっていった。
    天まで延びていそうな道が永遠と続く。
    力を入れてこぎ続けなければ簡単に止まってしまう。
    1時間以上ペダルを必死に回し続け、なんとか峠を越えていくことができた。
    近くには今までほとんどなかったやたらと人工的な観光スポットがあった。

    崖からせり出していて、ぐるっと歩けるようになっているらしい。
    スカイウォークとかそんな名前だっただろうか。
    近くのビジターセンターからツアーのような感じで行けるみたいだ。
    景色は自転車で十分に堪能しているのでぼくはもちろんスルー。
     
    動画をアップしてみる。
    ちょこちょこ動画は撮っているのだけど、
    安定したwifiがある場所じゃなきゃアップできないのが残念。
    向かい風が強くていまいちスピード感はない。ゴーゴーうるさいし。
    とにかく寒い寒いと言っている。
    坂を一気に下った場所がコロンビアアイスフィールドへ入っていった。

    向かい風が強くけっこう寒い。
    今まで山の上の方に見えていた雪も自分と同じ高さに見ることができる。
      
    ここの景色も圧巻だ。
     
     
    あたりをきょろきょろし、写真を撮ったりしていると背後からサイクリストがやってきた。
    ぼくの自転車を見て荷物が多いな〜と笑っている。
    「自転車旅は初めて?」と聞かれた。
    旅に慣れてくると荷物は少なくなっていくからだ。
    日本とオーストラリアとニュージーランドを走って導き出した結果がこの荷物なのである。
    彼はあっという間にぼくを抜き去りどんどん離れていった。
     
    近くには氷河が見られて、そこを歩いたりするツアーもビジターセンターにて申し込むことができる。

    ぼくは氷河とその周りの山々の景色だけを十分に楽しんで、近くにあるキャンプ場へ向かった。
    木々の間から山が見える絶好のロケーション。
    もちろん近くにお店はないので持ち運んでいる食料での夕食。
    ご飯をたいて、おかずはツナ缶とインスタントラーメン。
    貧乏学生みたいな食事だが、まぁキャンプが続くから仕方ない。
    それでもビールは欠かさなかった。

     

     

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    2018年6月5日(火) 179日目(カナダ ハネムーンレイクキャンプ場)

    • 2018.06.05 Tuesday
    • 23:02

    日付:2018年6月5日(火) 天気:晴れ時々くもり

    移動距離:52km 総移動距離:9,231km

    本日の移動:Jasper→Honeymoon Lake Campground

     

    ジャスパーから約230km先のレイクルイーズに続くアイスフィールズハイウェイ。
    ジャスパーナショナルパークとバンフナショナルパークを縦断するコースで
    その景色はスペクタクルだと多くのカナダ人が話してくれた。
    何を隠そうぼくもここを走るのが目当てでバンクーバーから北へ走ってきているわけである。
    約300km先のバンフまで町らしい町はないとのこと。
    坂道が多いのがやや気になるが、
    とにかく大量に買い込んだ食料とビールをかばんに詰め込んだ。
    パニアははち切れそうだ。でも「まだいけるな。」と思う自分もいる。
     
    走り出してすぐに振り返る。
    もうカナディアンロッキーの中へと入りこんでいることを実感する。
     
    きれいな水が悠々と流れている。この辺りの川幅はまだ広めだ。
    昨日目にしていた山も近づいてきた。
    ここからはこんな迫力のある山々が続いていくのだろうか。嫌でも期待は膨らんでいく。
     
    カーブを曲がる度、坂道を上る度、少しずつ違った景色が広がっていく。
    景色を堪能するためゆっくりと進んでいく。
    5km、10kmと進んでいくたび「もうこんなに走っちゃったの?」とちょっと残念な気持ちにさえなる。
    自転車を入れてみたり、
    タイマーを設定して試行錯誤してみたり。

    とにかく、次から次へと「これでもか!」というくらいに美しい景色が続いていく。
     
     
     
    Athabasca Fallsという滝に立ち寄った。
    昨日見た渓谷もそうだったが、長い年月をかけて水が岩を削り作り上げた光景なんだと実感する。
     
     
     
     
     
     
     
    この先もまだまだ絶景は続く。
    止まっては写真を撮り、振り返ってまた写真を撮る。
    右も左も前も後ろも、全方向に素晴らしい景色がもったいないくらいに続く。
     
     
      
     
     
    今日は約50km走り、湖の近くにあるキャンプ場にて終了。
    この道はのんびり走りたいので1日の走行は約50kmくらいにしておくつもりだ。
    あまりに景色が美しすぎるのでそれを見て感動している容量が
    オーバーしてしまいそうなのだ。
    17時頃に走り終え、テントを張り夕食。
    いつまでも明るいからといって走りすぎるのはよくない。
    やっぱりこれくらいがちょうどいい。

     

     

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    2018年6月4日(月) 178日目(カナダ ジャスパー)

    • 2018.06.04 Monday
    • 23:09

    日付:2018年6月4日(月) 天気:くもり時々雨

    移動距離:なし 総移動距離:9,179km

    本日の移動:Jasper周辺

      

    移動しようかとも思っていたけど久しぶりに連泊することにした。
    ジャスパーから走り出すとその先にしばらく町がない。
    食料もしっかり買い揃えておきたい。
    さらに、近くにも見どころとなる場所があるらしく
    今日は荷物を置いたままにしてそっちに向かうことにした。
      
    今いるキャンプ場はジャスパーの町から約2kmの場所にあるWhistlersというキャンプ場。
    このキャンプ場がとてつもなく広い。
    サイトの数は約800。しかもそれぞれがテーブルとイスがあって、
    隣との間隔もしっかりと確保されている。
    カナダは土地が広いからだろうか、
    キャンプ場の規模はこれまでのどこと比べても圧倒的だ。
     
    キャンプ場からハイウェイに出るとすぐにこの景色が広がる。

    この川沿いに約10km走ったところにあるMaligne Canyonへ向かった。
    自転車を停めて川沿いにのびるトレッキングコースを歩く。
    先日の自転車を押しながら山を上った疲れがまだ残っていて、
    至る所が筋肉痛。
    だからちょろっとその辺を見て終わりにしようかと思っていた。
    しかし、先に進むにつれて渓谷はどんどん深くなり、
    見ごたえがある。
     
     
    この先はどうなっているのかな〜なんて歩いていたら
    片道1時間の全行程を歩ききっていた。
    上流に向かって歩いていったのだが、
    最後の方は左右の隙間がほとんどないところを大量の水が爆音とともに流れ落ちていっていた。
     
     
     
    その後はジャスパーの町を少しだけ散策。
     
    オシャレな町並みだ。どれも景観を損なわないような建物ばかり。
    昨日、スーパーを探したのだが見つからなかった理由がよくわかった。

    こんな素敵な建物だった。目の前まで来ていたのに気がつかなかった。
    店内にはSUSHIも並んでいた。
    やはりこちらはサーモンが中心。

    これがインフォメーションセンター。おしゃれ。
    また、明日からぼくが進んでいく方向にある山も見ることができた。
    これなんかは、空に向かって突き進んでいそうな山。

    明日からの道が楽しみで仕方ない。
     
    天気が崩れて来たので急いでキャンプ場に戻り夕食。
    今日も昨日と同じメニュー。食材が余っていたので。
    でも、大して走っていない今日の方がやや多かったかも。
    これ、まじでうまい。

     

     

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    2018年6月3日(日) 177日目(カナダ ジャスパー)

    • 2018.06.03 Sunday
    • 23:58

    日付:2018年6月3日(日) 天気:くもり時々晴れ

    移動距離:95km 総移動距離:9,179km

    本日の移動:Mt.Robson→Jasper

     

    壮絶な思い出を作ってくれたマウントロブソンを背中に感じながら走り始めた。
    今日は約90km先のジャスパーを目指す。
     
    さっそくハイウェイ沿いに湖が広がり、
    その先には本格的なカナディアンロッキーを感じさせる山々が続いている。
     
    と、ちょっと期待に胸を躍らせていたら、
    前方の丘の上を動く黒い影を発見。
    間違いなく熊!でも、かなり距離があるので全く問題ない。
    カメラを取り出しアップにしてなんとか撮影。
    後ろ姿しか撮れなかった。
    けど、おしりをふりふり歩く姿はとてもかわいらしかった。
    距離が離れているから言えることだけどさ。
     
    昨日、おとといの疲れが出て、体はやや重たい。
    さらに色んな場所が筋肉痛である。
    上り坂はちょっときついが、遠くに見える山並みがそれを多少は和らげてくれている。
     
    この山は日焼けあとみたいな線がはっきりと入っている。

    岩の組成が違っているんだろう。
     
    反対側にはとげとげした山が姿を現した。
    これまたよく見ると表面が層になっている。

    ここも昔は海の底だったのだろうか。
     
    約70km走ったところで、
    バンクーバーからここまでずっと走ってきたBritish Columbia州と別れを告げ、
    Alberta州へ突入した。
    ここでタイムゾーンが変わる。
    日本との時差が16時間から15時間へと変わった。
    州の境界をまたいだ瞬間に1時間という時が過ぎ去るというわけだ。
     
    すぐにナショナルパークの入り口となる料金所。
    1日あたり9.8ドルを支払わなければならない。
    通り過ぎるのに何日かかるかさっぱりわからないから適当な日数を伝えるしかなかった。
    でも、やや短めの日数を宣言しておいたことは言わずもがな。
    もし期間が過ぎて何かあったら自転車だからと言って許してもらおう。
    その時、素直に支払いに応じればいい。
     
    ジャスパーに着いたのは18時頃。
    天気が崩れ出したのでスーパーを探し食材を購入。
    すぐにキャンプ場へと向かった。
     
    今日の夕食はずっとやろうと思っていた鍋。
    鶏肉、豚肉、白菜、ネギ、豆腐を日本から持参してきたあごだしの鍋でぐつぐつ。
    これまた日本から持参したしょうゆとポン酢で味を調整。
     
    たまらなくうまい!やっぱり出汁だよね〜。
    そして、〆はうとんで。これはこっちに売っていた。

    いや〜満足満足。

     

     

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    2018年6月2日(土) 176日目(カナダ マウントロブソン)

    • 2018.06.02 Saturday
    • 08:24

    日付:2018年6月2日(土) 天気:くもり時々雨

    移動距離:13km 総移動距離:9,074km

    本日の移動:Mt.Robson周辺

     

    昨夜、美しい景色と激しかった道、そして熊のことがちょっとだけ心配で
    さらに雨まで降ってきてテントを激しくたたいおり、
    なかなか眠りにつくことができなかった。
     
    そこで、かばんの奥の方にしまっていた一冊の本を取り出すことにした。
    石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるか」。
    日本人で自転車世界一周をやっている人はほとんどの人が読んでいるであろう一冊。
    ぼくが旅に出るきっかけとなったひとつでもある。
    何度も読み返しているし、世界一周に旅立つ決断をした後トークショー兼飲み会にも参加し、
    本にはしっかりとサインまでもらっている。
     
    その本の中にこんな内容の話がある。
    「ビジターセンターで話を聞き、大した距離じゃないからと走り出し、
    その道が山道となり悲惨な思いをする。」
     
    実は、昨日の夕方「うりゃー」と言いながら自転車を押している時、
    今の自分の状況があまりにも似ているため「まさか・・・」と思っていたのだ。
    読み込まれた本のページを開き確認してみると、
    予想通り、ぼくが今いるマウントロブソンでの出来事となっていた。
    本を読んでいる時には、「ぼくはそんな大変な道を進みたくないな。」と考えていた。
    しかし、何度も読んでいるのに場所までははっきり覚えておらず、
    結局、同じ道を進んでしまったらしい。やれやれ。
     
    でも、不思議な感じでもある。
    本を読んで世界には色んな場所があるな〜と感じていたその場所に、
    いつの間にか自分が来てしまっているのだから。
    今回は明らかに失敗だったが。
    「マウントロブソンのサイクリングロードはもはや登山道」と記憶しておくべきだった。
     
     
    浅い眠りを繰り返したのち、5時半には行動を開始した。
    まずはゆっくりとコーヒーを堪能する。
     
    日本から持ってきていたやつがなくなったので、
    昨日のうちに新たな豆を買っておいた。
    目の前の湖には龍のような雲がにょきにょきっと現れてきた。
    のんびり朝食をとって、その後はテントをそのままにして
    トレッキングコースをしばらく歩くことにした。
     
    見る角度が異なると湖の見え方もまた変わってくる。

    10分ほど歩くとこんな標識があった。

    ここまでが自転車で走行可能らしい。
    マウンテンバイクトレイルって言って欲しかった。
    荷物満載の自転車で来る場所ではない。
     
    その先は急な坂道も多くなった。
    近くで眺めるのもいいけど、遠くから見る湖も違った美しさがある。
     
     
     
    山のようすを見るのも面白い。
    近づくと山肌の細かい模様が見えて興味をそそる。
     
    1時間半ほど歩いたところで橋が出てきた。
     
    ここにもキャンプ場があり、屋根のある休憩ポイントがあった。
    この頃になるとけっこう雨が強くなってきていたので、
    それを避けるように一休み。
     
     
    もうちょい先まで行きたい気持ちもあるが、
    テントを置きっぱなしなので今回はここまでで折り返すことにした。
     
    久々のトレッキングだったが、なかなか気持ちよかった。
    スタンドとして活躍しているストックは今回は本来の役目を果たしてくれた。
     
     
    無事にテントの場所まで戻ってきたのが11時頃。
    荷造りをして、お昼すぎから昨日の道を引き返していく。
    距離や待ち構えている難関もわかっている。
    大変な道に変わりはないが、気持ちに余裕があるので写真を撮りながら進んだ。
      
    よくこの道をすすんできたな〜と思う場所だらけ。
    こんながたがた道や、
     
    平均台や、
     
    急勾配や、
    ガタガタ&超級勾配などなど。
     
    もはや自転車はただ邪魔なだけだった。
      
     
    でも、湖の色はとてつもなくきれいだ。
      
     
     
     
    とにかく昨日はあまり堪能する余裕がなかった。
     
    2時間かけてビジターセンターがあるハイウェイまで戻ってきた。
    今日はもうここから先に進むことはせず、
    おとなしく近くのキャンプ場に向かう。
     
    自転車もドロドロなのできれいに洗浄。
    洗濯物もすませ、のんびりとしたキャンプを楽しんだ。
     
     
     

     

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    2018年6月1日(金) 175日目(カナダ マウントロブソン)

    • 2018.06.01 Friday
    • 23:36

    日付:2018年6月1日(金) 天気:晴れ

    移動距離:54km 総移動距離:9,061km

    本日の移動:Valemount→Mt.Robson

     

    お世話になっているTomが自分で作っている家だというが、
    その家がオシャレすぎて思わず何度も声をあげて驚いてしまった。
    まずはこれがキッチン。

    手前にあるのは木の一枚板のテーブル。
    奥の黒い部分にはクッキングヒーターが埋め込まれている。
    他にも階段の手すりなんかが美しすぎる。
     
     
    ぼくが泊まらせてもらったのはこちらの離れみたいなところ。
    1階が物置みたいになっていて、その2階に寝た。
     
    昨夜は4時間くらい2人で話し続けた。
    言葉のこと、文化のこと、教育のこと、自転車旅のこと。
    特に彼との話で印象的だったのは「言葉」に関して。
    彼は英語を話している。それが母国語だ。
    もちろんぼくも彼とは英語を使って会話をする。
    そんな「英語」が今や世界の多くの国で使えるようになってきているという。
    日本でも英語の標識や、観光案内もかなり増えてきたんじゃないだろうか。
    それは今の時代ではもはや当たり前のように思える。
    だからこそ英語を話せるって便利だな〜と感じる。
    母国語が英語だったら海外の旅も楽なのにとうらやましくも思う。
    でも、彼からするとそれが残念らしい。
    言葉が違う国に行って、身振り手振りでコミュニケーションをとること、
    それが旅の醍醐味のひとつだと言うのだ。
    言葉はわからないんだけど、ジェスチャーで通じ合えるとか、
    笑顔で分かり合えるとか、そんなことが旅を面白くしていると。
    だから、アメリカとかイギリスとかオーストラリアじゃ、
    旅をした気にならないそうだ。
     
    ぼくの英語は少しずつ上達してきている。(と思っている。)
    それでもまだまだ自分が本当に言いたいことを言えない場面も多い。
    だからといって後ろめたさや恥ずかしさを感じても何にもならない。
    言葉が伝わらない。けど、それを伝えようとしてみること自体が、
    旅をもっともっと面白いものにしていくのかな。
    たった1日だけだったけど、いろいろと考えることができた。
    この先の旅がまた楽しくなりそうだ。ありがとうTom。
     
    いよいよ、今日からカナディアンロッキーの内部へと侵入していく。
    ジャスパーまで2日から3日かけて走っていくつもりだ。
    道中にお店はないというので、Valemountの町で食料とビールを買い込み
    準備を整えてから走り出した。
     
    北向きにしばらく走ってきたハイウェイから進路を一気に東へと変える。
    特徴的な青い色の川を横目に坂道を上っていく。
     
    途中に滝があったので立ち寄る。
    落差はそこまでないが、水量が多く勢いがある。
     
     
    ここなんかはラフティングで下っていくポイントらしい。
    スリル満点だろうな〜。
     
    そして、ひとつ峠を越えたところに見えてきたのがマウントロブソン!
    昨夜まで知らなかったのだが、これがカナディアンロッキーの最高峰の山らしい。
    残念ながら山頂付近に雲がかかっていて全容は見ることができないが、
    圧倒的な存在感と迫力がある。
     
    たまには自転車も入れて写真をパシャパシャパシャパシャ。
     
    構図を変えてパシャパシャ。
     
    そんなことをしているのも、実は今日の走行予定は比較的短めなのだ。
    坂道を下ったところにあるマウントロブソンのキャンプ場で終了予定。
    わずか40km弱だから写真を撮るのにもゆっくり時間をかけて問題ない。
    連日の長距離走行で足に疲れがたまってきているからちょうどいい。
     
    マウントロブソン観光の拠点となる場所にはビジターセンターとキャンプ場。
    さらにガソリンスタンドとそこに併設された小さなコンビニがあるのみ。
    町というよりただの交差点だ。
    とりあえずビジターセンターにて情報収集することに。
     
    さまざまな展示もあってけっこう面白い。
     
     
     
     
    これは本物。近くで発見した。
     
    ここがスタートとなっているトレッキングルートのこともTomから教えられていた。
    とにかく美しい湖があるらしい。
    ここんところ走りっぱなしだし明日はのんびり散策でもしようと考えていた。
    こりゃ、キャンプ場に連泊かな。
     
    ビジターセンターの向かいにあるキャンプ場へ向かった。
    キャンピングカー用のキャンプ場できれいに整備されている。
    区画が分けられ、互いの距離も適度にあり木々に遮られている。
    ゆっくりと自分たちだけのキャンプを楽しめるような感じ。
    だが、恐ろしく料金が高い。
    別にそこまで広いスペースがほしいわけじゃないし、
    リラックスしなくたっていい。寝られればいいのだ。 
    そういう場所だから仕方ないかと思う自分と、
    どうにかならないかと思う自分がしばし格闘する。
     
    再びビジターセンターへ戻りちょっと考える。
    すると、明日、ぼくが歩こうと思っている道の途中にキャンプ場があるではないか!
    料金を尋ねるとなんと近くのキャンプ場の半額以下!
    しかも!車の乗り入れは禁止だけど自転車だったら行けると言う。
    そういえばTomも途中まではフラットな道で自転車は通行可能だと言っていた。
    舗装されているの?と聞くと、途中から舗装されてないけど、まぁ問題ないとのこと。
    距離はたったの7km。やや疲れが残っているぼくでも余裕だ。
    ゆっくり走っても30分だろう。
    ただし、熊の心配があるから気をつけてと。
    今日もその道の途中数か所で目撃情報が入っているらしい。
    キャンプ場に着くまでは音を出したり歌ったりしながら走ること。
    そして、着いてからも食料の扱いには気をつけるようにと念を押された。
     
    ビジターセンターを後にしたのが16時過ぎ。
    両サイドは完全な森。ひょこっと熊が現れても全く不思議じゃない。
    車が通らない分、いつもよりかなり静か。
    大声で歌いながら走り続けた。すぐに舗装された道は終わりをつげる。
    「あら?もう終わり?」
    そこからトレッキングルートが始まった。
    あ〜自転車に負担がかかるな〜と序盤はそんなことを考える余裕があった。
    ところが、進めば進むほど石のサイズは大きくなっていく。
    さらに勾配も自転車で行ける道とは到底思えないレベルに変わっていった。
    「これがサイクリングロードか!?」
     
    ま、まずい。重たい自転車を引きずるようにして坂道を押して上っていく。
    そもそもぼくの自転車は車体だけでも約25kg。
    つけている荷物が60kgくらいになっているんじゃないだろうか。
    85kgの荷物を引きずって上がっていくのはかなりきつい。
     
    前から陽気なおっちゃんが歩いてきた。
    「頑張れ!自転車は乗らなきゃ意味ないぜ〜。」みたいなことを言っている。
    「キャンプ場まであとどのくらいですかね?」と尋ねると
    「まだまだあるな。湖まで1時間。キャンプ場は2時間かかるよ。」と。
    な、なぬ!?話が違う!!
    熊のことも気になるが、声を出して歌っている余裕は今のぼくにはない。
    本気で引き返そうかとも思ったが、ここから引き返すのもつらすぎるのでとにかく進み続けた。
    はぁ、はぁ。息を切らせながら自転車を持ち上げる。
    体中から吹き出してくる汗は、冷や汗なんだか、暑さによる汗なんだかよくわからない。
    横を流れている川の水はとってもきれいな色をしている。
    写真でも撮りたいが、立ち止まってしまうのは嫌だったのでとにかく必死に進み続けた。
     
    川を渡る橋を越えると湖が見えてきた。
    その湖の青さといったら尋常じゃない。
    そこだけ絵の具の色を間違えてしまったかのようだ。
    キャンプ場は湖の近くだ。ここらへんのような気がする。
    ちょっと余裕が出てきたので写真を撮ってみる。
     
    しかし、橋を越えるとまだまだ先に道が続いていく。
    渡された小さな地図を見ると湖にそってさらに先へと進む必要がありそうだ。
    ここで現れたのが凄まじい勾配の山道。
    もはやこれは自転車道ではなく、ただの登山道だ。
    人の頭くらいの大きさの石が階段状になっている。
    とにかく今は進み続けるしかない。
    写真は帰り道でたくさん撮ればいい。
    自転車を引っ張り上げる。自分の足もズリズリ滑り落ちる。
     
    難所は続く。
    次はこの平均台のような板。
     
    最初、バランスを取りながら自転車だけ板の上を進ませた。
    ところが途中で気がついた。
    自分が最後の大きな段差を越えられない。
    ゆっくりと自転車をバックさせる。
    次の瞬間、自転車は板から落下しぼくの方へと倒れこんできた。
    板を使うのは諦め、遠回りして段差が小さなところを選び自転車を持ち上げる。
     
    そして、走り始めて2時間半。やっとキャンプ場に到着した。

    他にもキャンパーがいると思っていたが、あたりには誰もいない。
    でも、しっかりとキャンプサイトがあったので、そこにテントを設営。
    湖の目の前で最高のロケーションだ。
     
    湖の水をボトルに入れてみるとこんなに透き通っていた。
     
    疲れた体をクールダウンさせ、
     
    のんびり食事をとる。
    食料はしっかりとボックスにて保管。
     
    湖の反対側にはマウントロブソンの山肌が見えている。

    日が暮れてからもしばらく外で景色を眺め続けた。
      
     
    なんて贅沢なキャンプ場だろう。
    次に来る機会があったら、その時は絶対に自転車では来ないけど。
     
     

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    2018年5月31日(木) 174日目(カナダ バレモント)

    • 2018.05.31 Thursday
    • 22:09

    日付:2018年5月31日(木) 天気:晴れ

    移動距離:92km 総移動距離:9,007km

    本日の移動:Blue River→Valemount

     

    けっこう冷えるな〜と思い目を覚ます。
    外に出てみるとテントの表面、テーブル、自転車の一部に霜がおりていた。
     
    やっぱり標高があがっただけ朝の冷え込みが厳しいのだろう。
    昨日の雨の中での走行で自転車がだいぶ汚れているので、
    きれいにしてから出発することにした。
     
     
    引き続き森の中を走っていく。
    しかし、昨日と違って今日は山が見えているし、
     
     
     
    少し離れたところには滝も見えたりしている。
     
    それなりに景色の変化を楽しみながら進むことができる。
    しかし、問題は向かい風。
    今日も坂道がある中で90kmくらいは走ろうと考えている。
    この向かい風はけっこうきつい。
     
    ちなみに今日の道は熊に遭遇する可能性がかなり高いエリア。
    あたりをきょろきょろしながら走る。
    ベアスプレーも取り出しやすい位置に移しかえている。
    おかげで今日のぼくは、カラスが飛び立つだけで
    「びくっ」としてしまうほど敏感になっているのだ。
     
    40kmほどで新たな標識が目に入った。ムース!またの名をヘラジカ!
    熊には遭遇したくないけど、こいつはぜひ見てみたい。
     
    そんなことを考えていたら前方に2つの影が。
    むむ・・・?動物にしてはカラフル。
     
    フランスから来ているサイクリストと遭遇した。
    彼らはバンクーバーを出発してジャスパー、バンフと走り、
    アメリカのロサンゼルスを目指すらしい。
    道のりがぼくとほぼ一緒なのでまた会うかもしれないな〜。
    15分ほど話をして、先に進ませてもらうことにした。
     
    そして、Valemountという町に近づくにつれて、
    大きな山々が近くに見えてきた。
     
    そして、この山が連なっているのがロッキー山脈だ。

    ぼくは西側を北上してきたことになる。
    そして、明日にはこのハイウェイを離れて山の方へグイっと侵入していき、
    山の間を南下していくことになる。
     
    もちろん北側にも山は続いている。
     
    世界地図を見た時に「ロッキー山脈」とどーんと書かれている
    あの山脈のすぐそばまでやってきている。
     
     
    Valemountでは宿泊をお願いしていたので、
    そのお宅を目指した。
    住所を頼りに家にたどり着くが人の気配がない。
    入口付近をよく見ていると、木の板にメッセージが書かれていた。
     
    いや〜素敵。
    今日お世話になるTomは木材を加工する仕事をしている。
    だから、ここの家も彼が作っているらしい。いま、改装中だとか。
    家からの眺めも最高だ。そして庭がとても広い。
     
    夜、食事の後にさまざまな話で盛り上がった。
    彼も自転車での旅を愛する一人。遅くまで話は尽きなかった。

     

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    2018年5月30日(水) 173日目(カナダ ブルーリバー)

    • 2018.05.30 Wednesday
    • 23:57

    日付:2018年5月30日(水) 天気:晴れ時々雨

    移動距離:110km 総移動距離:8,915km

    本日の移動:Clear Water→Blue River

     

    夜中、予想通りに雨が降った。テントに当たる雨音を聞くのは久しぶりだ。
    そんなに強い雨ではないからすぐにどうこうというわけじゃないが、
    朝までにやんでくれればいいな〜と思いながら浅い眠りを繰り返した。
    5時半頃には雨は上がっていた。もそもそと行動を開始する。
    雨のせいか、標高のせいか、肌寒さを感じる朝だ。
     
    昨日の残りのステーキ肉をじゅーじゅー焼き、
    朝からしっかりと腹を満たして出発準備。
     
    カナダからの旅で新たに追加した2つのアイテムがけっこう活躍しているので紹介。
    ひとつはストック。中古のものを格安で購入。
     
    サドルの下あたりにあててスタンドとして使っている。
    長さ調整ができて、先端はゴムの滑り止めもあるので使いやすい。
     
    もう一つはモンベルのどでかいバッグ。
    バイクツーリング用だが自転車長旅にも最適。
    防水でこんな風に後ろのパニアにのっけられる。こりゃ、まだまだ入りそうだ。
    ぼくみたいに荷物が多くなってしまう人には特におすすめ。
     
    そして、準備を整えるとこうなる。

    テントを張っていた痕跡だけ残し走り出すことになる。
     
     
    今日はひたすらに森、森、森・・・。
    左右に小高い山があり、多少のアップダウンを繰り返しながら、
    同じような景色がずっと続く。
     
    ロッキーの山並みとか、美しい渓谷とか、壮大な滝とか、
    そんなんはいっさいなく、次から次へと同じような森の連続。
    う〜む。これは飽きてきてしまう。
    アラスカから走っている人はこんな景色をずっと見ているのだろうか。
    なかなかハードな道のりだ。
     
    お昼を過ぎたころ、黒っぽい雲が迫ってきていた。
    奇跡的に今日の道のりで唯一あるガソリンスタンドの近くだったので、
    その軒先にてしばし待機。すると、けっこう大粒の雨が降り出した。
     
    いや〜なんて素晴らしいタイミング。
    約20分ほどで雨は弱まり、うっすら太陽の光も戻ってきた。
    しかし、また降り出しそうな雰囲気の空なのでレインウェアを着込んで走ることにした。
    結局、その後も雨は降ったりやんだりを繰り返し、
    自分も自転車もずぶ濡れになって走ることになってしまった。
     
    約100kmを走ったあたりで森の先に山が見えてきた。
    森が続いていただけにちょっとだけ新鮮な気分になる。
     
     
     
    Blue Riverという小さな町に入ったところで今日は走行終了。
    実はこのあたり熊がたくさん生息しているエリアだと言う。
    その証拠に町のガソリンスタンドにはこんなものが。
    冗談にならないサイズのモニュメント。
     
    さらに、野生の熊を見るための公園があったり。
     
    さらにさらに、ちょっと前にすれ違ったサイクリストは、
    JasperからBlue Riverの間で5回も熊を目撃したと言っていた。
    町の外れに大きめの公園があるのでそこでテントを張ろうと思ったが、
    どうしても熊のことが気になってしまう。
    ここでテント張って熊がひょっこり現れたらアウトだよな・・・。
    周辺には人も少ないし出てきてもおかしくない。
    熊のことを聞いていなければ間違いなく野宿できるポイント。
    悩んだ末にキャンプ場へ足を運んだ。
    カナダのキャンプ場の料金設定は驚くほど強気である。
    やれやれ。でも、仕方ないか。

     

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    2018年5月29日(火) 172日目(カナダ クリアウォーター)

    • 2018.05.29 Tuesday
    • 23:21

    日付:2018年5月29日(火) 天気:晴れ

    移動距離:67km 総移動距離:8,805km

    本日の移動:Barriere→Clear Water

     

    お世話になったガソリンスタンドのお店は早朝から営業をしていた。
    レジにオーナーがいたのでお礼を言ってから走り出した。
     
    このハイウェイはトラックが多く走っている。
    大量の木材を載せたトラックも目立ち、なかなか風圧を感じる場面が多い。
     
    今日もひたすらに川沿いの道を北上。
    緩やかな上り坂なのでそこまで苦にならない。
    ただ、昨日の夜から風向きが変わり、やや向かい風気味なのがつらい。
    変化のない道に飽きてきたので写真でも撮ってみる。
     
    50kmほど走ったところで前方に雪を被った山が見えてきた。
     
     
    いよいよ本格的な上りに入っていきそうだ。
     
     
    小さな町がぽつぽつある程度だったこのハイウェイ沿いだが、
    65km走ってたどり着いたClear Waterという町には大きなスーパーがあった。
    ここはWells Gray州立公園観光の拠点となっているらしく、
    (ぼくはそっちに行かないけど・・・)
    インフォメーションセンターやキャンプ場が目に付く。
    それにしても、Clear Waterってよっぽど水がきれいなのだろうか。
    それを町の名前にしちゃうのがすごい。
    と思ったが、日本にも「清水」ってところがある。
    考えることはどこでも同じなんだな。
     
    時間は15時すぎ。まだまだ走れるが、どうも雲行きが怪しい。
    カナダに来てからずっと晴れていたのに、
    今日はいつもと風向きも違うし、黒っぽい雲が近づいてきている。
    寝床を探すときに雨に降られるのは嫌なので町の近くのキャンプ場へ向かった。
    観光地が近いだけに料金が高い・・・。
     
    「小さいテントだから!」とお願いしたら少しだけ安くしてくれた。
    案外、言ってみるもんである。
    ・・
     
     
    夕食はスーパーにあったサッポロ一番で。
    ねぎと玉ねぎを大量に入れておいしくいただきました。

    もちろん、それだけじゃ足りないのでここ数日の栄養不足解消のため、

    ステーキ肉を購入してじゅーじゅー。

    贅沢な夕食になった。

     

     

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    2018年5月28日(月) 171日目(カナダ バリア)

    • 2018.05.28 Monday
    • 21:32

    日付:2018年5月28日(月) 天気:晴れ

    移動距離:72km 総移動距離:8,738km

    本日の移動:Kamloops→Barriere

      

    昨夜、PUBから帰ってきてそのままベッドへ倒れこんだ。
    そんなにたくさん飲んだわけじゃないけど、ちょっと酔っぱらったみたいだ。
    それでも今朝は早く起きて日記を書いたりもろもろのことをやっていた。
    お世話になっているMelindaたちも起きてきたみたいで何やらガタゴト音はしていた。
    ぼくだけ1階の部屋を使わせてもらっていたので、ある程度やりたいことが終わったら声をかけにいこうと考えていた。
    すると、いつの間にか家族全員出かけて行ってしまったようだ。
    確かに途中から静かになったような気もしていたが・・・。
    寝ていると思ったらしく気を使わせてしまったようだ。
     
    家に一人だけだと気づかなかったぼくにMelindaからメールが届いた。
    9時頃には戻るけどもし先に出発するなら気をつけて旅をしてね〜と。
    昨日会った素性もよくわからない外国人を家に残し、出発したければ好きな時に出発しな〜と言えるおおらかさ。
    決して押しつけじゃない優しさというか、人を信じてしまう心というか。
    この感覚は日本で普通に生活していたら良くも悪くも味わうことは出来ない気がする。
     
    そのまま会わずに出発してしまうのは嫌だったので(ガレージの開け方もよくわからないし)
    帰ってくるまで待つことにした。
    その旨を返信すると、じゃ朝食を買っていくわと。
    庭に椅子を並べて、サンドウィッチとコーヒーをゆっくりと楽しんだ。
    この家族とはもっと一緒にいたかったな〜。
     
     
    丘の上にある家からKamloopsの町の中心を通り抜けていく。
    町の中心はとにかく坂を下っていったところだとのこと。確かに見下ろしたところに町が続いている。
     
    大きめのショッピングモールもいくつか目に付くが、昨日のうちに買い物は済ませてあるので全てスルー。
    順調に町を抜けて川沿いのサイクリングロードへ入っていった。
    今日はこの川沿いをひたすら北へ向かっていく。
     
    家並みがなくなると同時にサイクリングロードも姿を消し、ハイウェイの路肩を走ることになった。
    それなりに路肩は確保されているものの、南北に走る大きな主要な道なのか、
    大きなトラックが頻繁に横を走り抜けていく。
     
    線路に目をやると貨物以外の列車を初めて目にした。(動いてなかったけど。)
    ロッキーって書いてあるので観光列車だろうか。いよいよ近づいてきたことを感じる。
    さらに道路常識にもJasperの文字が登場しだした。
     
    このJasperという町がカナディアンロッキーの北側の観光の拠点になっている。(ちなみに南側がバンフ。)
    川沿いの道だが、昨日までとは異なりほぼ平坦。
    牧場とその横にはずーっと線路。
      
    実際は上流に向かっているのでやや上っているし、細かいアップダウンもあるんだけど、
    ここ数日が凄まじかったのでとっても走りやすく感じる。
    それに今日は追い風がけっこう強め。すいすい進んでいく。
     
    途中、山肌に焦げた木々が目立つ一体があった。
    周辺では山火事が起こりやすいらしく(特に去年はひどかったらしい)、これもそれが原因なのだろう。
    カナダにもこんなに乾燥していて暑い場所があるのは本当に驚き。
     
     
    約70km走り16時頃にBarriereという町に入った。町といっても本当に小さな町。
    その入り口にガソリンスタンドがあり周辺が広々としている。
    休憩がてらお店で飲み物を購入。
    ついでといってはなんだが「外にテント張ってもいいですか?」と聞いてみた。
    すると、奥からオーナーらしきおじさんが険しい顔で出てくる。
    あら。こりゃダメかな〜と思ったら「OK。好きなとこに張りな。」と言ってくれた。
     
    太陽がかなり高いところにありすぐにテントを張ってしまうと熱気がこもるので日陰のベンチにて待機。
    日記書いたり、読書したりのんびり過ごす。
    すると、オーナーの(たぶん)弟さんが出てきてぼくがテントを張ろうとしていたあたりの芝刈りを始めた。
    日本じゃ考えられないが、ガソリンスタンドでありながら芝生のエリアはかなり広い。
    丁寧に芝刈りをしてくれてテントがとても張りやすくなった。
    (ちなみに芝刈りといっても、カートに乗ってやるやつ。日本だとあまり見ない。)
     
    オーナー家族はインドからこっちに移り住んだらしい。
    ここのガソリンスタンド兼ショップにはインド人の大家族が住んでいて、
    子どもも何人も出てきて芝生で遊んでいた。
    最初は怖そうに思えたオーナーだったが、
    口数は少ないもののちょっと話をすると「いい旅だな〜」と親指を立ててグッドのポーズをしてくれた。
    おじいちゃん、おばあちゃんも出てきて、ぼくと同じベンチに座りぽつぽつと話かけてくれる。
    だが、どうも英語がインドより(?)のためうまく聞き取れず、最終的にはお互いに笑顔で見つめ合った。
     

     

     

     

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